胴上げの意味や起源は?いつから始まった?
胴上げシーンは本当に喜ばしいシーンですよね。応援しているチームがその光景を行なっていればなおさら良いのですが、そうでなくても「おめでとう」と心から言ってあげたいと感じるシーンではないかと思います。
それと同時に、野球が好きな方は野球シーズンの終わりが近くなるので少し寂しい気持ちを持つ野球ファンも多いのではないでしょうか・・・(^^♪
今回はそんな胴上げについてまとめてみました。
胴上げは今では当たり前に行なわれていますが、その意味や起源についてはあまり知らない人も多いのではないかと思います。
是非、野球を見るうえで胴上げの情報についても知っておくとさらに面白く胴上げシーンも見れるのではないかと思います。
胴上げってそもそも何でやるの?
胴上げは偉業を達成した者、祝福されるようなことがあったものに対して祝うために行なわれることを指します。
プロ野球で言えば長いペナントレースを戦い抜きそこでリーグ優勝、そしてその先の日本シリーズで勝ち抜いた時には日本一の偉業となります。
ですから、それを祝い胴上げを行なうということになります。基本的には監督が一番に胴上げをされますが、他にもMVP級の活躍をした選手なども胴上げをされることがあります。このように胴上げは偉業を達成したことを喜び合うことと考えて良いと思います。
胴上げはいつから始まった?
胴上げ自体の動作は歴史が古くあり、その発祥は長野県の有名なお寺善光寺という説があるようです。
善光寺には毎年年越し行事の一つで「堂童子(どうどうじ)」というものがあります。この行事の仕切り役を胴上げする習慣がありました。しかもこの行事は江戸初期から行なわれている記録があるため胴上げの起源と言えるかも知れません。
プロ野球の胴上げは1950年セ・リーグ優勝を果たした松竹ロビンスの小西得郎監督がはじめて胴上げをされた記録が残っています。
胴上げに関する豆知識エピソード
胴上げは基本的に勝者が行なう場合がほとんどですが、2009年10月24日のパ・リーグクライマックスシリーズ最終戦で対戦した日本ハム対楽天ではその年の引退が決まっていた楽天野村克也監督はその試合に敗退して退任となりました。
その時に野村監督の功績を称えヤクルト時代の教え子であった敵チーム(日本ハム)の稲葉篤紀が発案して日本ハムの選手も加わった野村監督の胴上げが行なわれました。
敵、味方なく野球に多大な影響を与えてくれた野村監督への感謝の気持ちというのが現れた光景ではなかったかと思います。この様な光景は本当に素晴らしいですよね。
まとめ
・胴上げの起源は様々ありますが、一つとして江戸初期から行なわれていた長野県善光寺の年越し行事の一つからでてきたものと考えられています。
・プロ野球での初めての胴上げは1950年セ・リーグ優勝の松竹ロビンス小西得郎監督が記録されたのが残っています。
・2009年のパ・リーグクライマックスシリーズ最終戦の後には日本ハムと楽天の選手が混ざり合い楽天野村監督の退任を祝しました。
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