プロ野球の記録では年間を通じて様々な記録が発表されます。

打者であれば打率・本塁打・打点・安打数などが代表的で、投手であれば最多勝利・最優秀防御率・セーブ・奪三振などがありますね。

しかし、打者の方では一日で記録に残るものがあります。それが「サイクルヒット」です。野球を知っている人であればその意味が分かると思いますが、最近野球を見始めた人などはあまり聞きなれない言葉かも知れません。

今回はそんな野球の「サイクルヒット」について調べてみました。野球好きな方にはもちろんですが、特に最近野球に関心を持ちはじめた方は是非チェックしてみて下さいね。

サイクルヒットって何？意味と内容を確認しよう

サイクルヒットとはヒットの種類や打ち方ではありません。1試合で全ての安打の種類を打つことがサイクルヒットと言われています。もう少し分かりやすく言うと安打・二塁打・三塁打・本塁打を1試合で打つとサイクルヒットの達成者となります。

通常打者は1試合で3安打放てば猛打賞となり、素晴らしい成績を残していると言われます。一方でサイクルヒットは最低でも4安打以上が条件で、安打の種類もそれぞれ打たなければいけません。

特に三塁打は打ちにくいと言われています。しかも4安打以上打たなければいけないので、どれだけ達成が困難なのかが分かると思います。

歴代達成者一覧まとめ

ここでは歴代のサイクルヒットの達成者を一覧で年代順で一覧にしてみました。

日本の長いプロ野球の歴史でも64人で延べ69回しか達成されていません。

一覧で見てみると2008年から2014年の長期間達成されていない期間があることを考えると、2003年7月1日は稲葉選手（ヤクルト）、村松選手（ダイエー）の両選手が1日で達成しているのは本当に貴重なことだと感じさせます。

この一覧には入っていないですが、長い間常勝ヤクルトの捕手であった古田敦也さんは1992年のオールスターゲームで史上初のサイクルヒットを達成しています。

サイクルヒット最多達成者は3回でローズ選手(横浜)

サイクルヒットの最多達成者は横浜の助っ人のローズ選手です。なんと一人で３回も達成しています！

ローズ選手は1993年から2000年まで横浜でプレーしていました。1998年の横浜のリーグ優勝、日本一の時に言われていた「マシンガン打線」の中軸の打者で攻撃の中心選手でした。中距離砲の打者で二塁打も多く放っていました。

日本でプレーしていたのは8年間なのでこの期間で3回も達成しているということは実力はもちろんで言うまでもないですが、運も兼ねそれていた選手と言っても良いと思います。

本当に素晴らしい助っ人選手でしたよね・・・!!

まとめ

・サイクルヒットとは1試合で安打・二塁打・三塁打・本塁打を全てを打った人が与えられる称号です。3安打の猛打賞でも素晴らしいのに、4安打以上で全ての種類の安打を打つのは本当に気持ち良いでしょうね・・・(^^)/

・長いプロ野球の歴史の中で達成した人数は64人で延べ69回となっています。元ヤクルトの古田敦也さんは1992年のオールスターで達成しています。

・サイクルヒットの最多達成者は横浜で活躍していた助っ人のローズ選手で3回。8年間日本でプレーして3回も獲得している実力と運を兼ね揃えた名プレーヤー!!

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