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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

杜の都・仙台でチームを勝利に導いてきた東北楽天ゴールデンイーグルスの外野手たち。

今回は東北楽天ゴールデンイーグルスの外野を守った歴代選手の成績や最高年俸などを調査して東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強の外野手についてご紹介します。

ファンを魅了した名選手たちの成績をチェックしていきましょう!

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手一覧まとめ!

まずは球団創設1年目だった2005年以降、そのシーズンの主に外野を守った選手を一覧にしてみました。

それではライトから順にご紹介します。

東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手(ライト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
2005 礒部 公一 8 122 0.264 16 51
2006 礒部 公一 8 96 0.275 4 36
2007 礒部 公一 8 123 0.277 5 48
2008 中島 俊哉 64 81 0.315 5 25
2009 中村 真人 00 101 0.270 3 25
2010 鉄平 46 127 0.318 9 64
2011 鉄平 46 91 0.228 1 17
2012 牧田 明久 5 123 0.225 9 53
2013 岡島 豪郎 27 79 0.323 1 13
2014 岡島 豪郎 27 142 0.283 7 53
2015 松井稼頭央 7 126 0.256 10 48
2016 岡島 豪郎 27 127 0.252 6 35
2017 ペゲーロ 54 120 0.281 26 75
2018 ペゲーロ 54 88 0.233 17 44
2019 渡邊 佳明 48 77 0.225 1 26
2020 田中 和基 25 80 0.240 8 25
2021 岡島 豪郎 27 126 0.280 8 56
2022 島内 宏明 35 142 0.298 14 77 最多安打、ベストナイン
2023 小郷 裕哉 51 120 0.262 10 49
2024 小郷 裕哉 51 143 0.257 7 49
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2000年代

近鉄最後の選手会長を務めた礒部公一選手は新球団でも選手会長を務め、キャプテンも兼任、05年から07年までレギュラーを務めてチームを牽引しました。

08年は左ピッチャーに強い中島俊哉選手が起用されて規定打席未到達ながら打率.315を記録、09年は08年に育成枠から支配下登録されていた中村真人選手が101試合に出場しました。

2010年代

06年からセンターのレギュラーを務め、09年には首位打者とベストナインを受賞していた鉄平選手が10年にライトに回り、2年間守ってレフトに移りました。12年は強肩の牧田明久選手がチームトップの9本塁打を放ち打撃でもチームに貢献、13年はシーズン途中からキャッチャーとして入団していたプロ2年目の岡島豪郎選手がライトで出場するようになり、規定打席には達しませんでしたが打率.323を記録してチームの初優勝の立役者の1人でした。

14年も岡島選手が起用されましたが、15年は不振と怪我で出場機会が減り、ショート・サードでチームを支えていた松井稼頭央選手がライトにポジションを移しました。

16年は再び岡島選手がレギュラーを務め127試合に出場、17年にレフトにポジションを移すと16年シーズン途中に加入していたカルロス・ペゲーロ選手がシーズン当初は2番、秋以降はクリーンアップの一角で起用され、26本塁打を記録しました。

2年間起用されたペゲーロ選手の後は、ライトのレギュラーがなかなか定まらず、19年は渡邊佳明選手、20年は前年センターを守り新人王を獲得した田中和基選手、21年は三度岡島選手が守り、22年はレフトを守り21年に打点王を獲得した島内宏明選手が起用され、最多安打とベストナインのタイトルを獲得しました。

23年にプロ5年目だった小郷裕哉選手がポジションを掴むと120試合に出場、24年は全試合出場を果たし、ペゲーロ選手以来となる2年以上レギュラーを務めた選手となりました。

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手(センター)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
2005 関川 浩一 23 101 0.287 0 12
2006 鉄平 46 103 0.303 2 29
2007 鉄平 46 135 0.254 10 48
2008 鉄平 46 124 0.270 5 56
2009 鉄平 46 132 0.327 12 76 首位打者、ベストナイン
2010 聖澤 諒 23 135 0.290 6 43
2011 聖澤 諒 23 144 0.288 2 42
2012 聖澤 諒 23 138 0.270 4 45 盗塁王
2013 聖澤 諒 23 120 0.284 2 40
2014 島内 宏明 35 66 0.242 2 18
2015 聖澤 諒 23 86 0.252 0 12
2016 島内 宏明 35 114 0.287 9 41
2017 島内 宏明 35 143 0.265 14 47
2018 田中 和基 25 105 0.265 18 45 新人王
2019 辰己 涼介 7 124 0.229 4 25
2020 辰己 涼介 8 104 0.223 8 28
2021 辰己 涼介 8 130 0.225 10 32 ゴールデングラブ賞
2022 辰己 涼介 8 120 0.271 11 35 ゴールデングラブ賞
2023 辰己 涼介 8 133 0.263 9 43 ゴールデングラブ賞
2024 辰己 涼介 8 143 0.294 7 58 最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
 
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2000年代

99年にリードオフマンとして活躍し、中日の優勝に貢献した関川浩一選手が無償トレードで入団して、球団創設1年目の05年は101試合に出場、通算1000安打を達成しました。

翌年は怪我による離脱もあり関川選手はレフトへ、05年オフに中日からトレードで加入した鉄平選手がセンターで起用され、卓越したバットコントロールで安打を量産し、レギュラー4年目の09年は打率.327をマークして首位打者とベストナインを獲得しました。

2010年代

10年に鉄平選手がライトに回ると俊足が武器の聖澤諒選手がプロ3年目で初めて開幕スタメンを掴み、規定打席に到達してチームトップの24盗塁を記録、11年は52盗塁と大きく数字を伸ばし、12年には54盗塁をマークして初の盗塁王を獲得しました。聖澤選手は13年に外野手としてのパリーグ記録となる守備機会連続記録を樹立し、14年にはプロ野球新記録を達成しましたが、この年は体調不良により出場機会が減少、代わって島内宏明選手が主に起用されました。

15年は再び聖澤選手が務めましたが、16年はスタメンを譲ることが増え、島内選手が一気に出場試合数を増やし、17年は全試合に出場して14本塁打を記録しました。島内選手が負傷により離脱、復帰後はレフトに回った18年はプロ2年目の田中和基選手が抜擢され、18本塁打を放ち球団野手として初の新人王に輝き、田中選手が19年シーズン序盤に骨折して戦列を離れるとルーキーの辰己涼介選手が穴を埋める活躍を見せ、不動のレギュラーへの階段を上り始めました。

俊足強肩とパンチ力のある打撃で走攻守三拍子揃った選手としてイーグルスの外野陣を牽引し、21年から4年連続でゴールデングラブ賞に選出され、24年は打率.294、9本塁打、58打点を記録して初の最多安打とベストナインも受賞しました。

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手(レフト)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 タイトル
2005 鷹野 史寿 9 90 0.217 7 31
2006 関川 浩一 23 81 0.286 1 9
2007 リック 55 115 0.330 4 53
2008 リック 55 134 0.332 12 71 首位打者、ベストナイン
2009 リンデン 3 73 0.292 12 37
2010 草野 大輔 12 111 0.257 5 48
2011 中村 真人 00 91 0.281 1 24
2012 鉄平 46 121 0.251 1 33
2013 枡田 慎太郎 32 86 0.272 8 47
2014 ボウカー 15 65 0.248 7 22
2015 牧田 明久 5 82 0.311 1 14
2016 ペゲーロ 71 51 0.279 10 26
2017 岡島 豪郎 4 111 0.260 3 32
2018 島内 宏明 35 103 0.292 11 53
2019 島内 宏明 35 133 0.287 10 57
2020 島内 宏明 35 114 0.281 8 53
2021 島内 宏明 35 141 0.257 21 96 打点王
2022 西川 遥輝 6 108 0.218 7 37
2023 岡島 豪郎 27 114 0.266 6 43
2024 阿部 寿樹 4 78 0.227 9 32
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2000年代

パンチ力のある鷹野史寿選手、センターから回った関川浩一選手に続き、ユーティリティプレーヤーのリック・ショート選手が07年からの2年間守り、08年には打率.332のハイアベレージを記録して首位打者とベストナインを受賞しました。

09年はシーズン途中に加入したトッド・リンデン選手が73試合で12本塁打を放ちました。

2010年代

10年から17年までは毎年レギュラーが代わり、10年は07年から09年まで3年連続でサードのレギュラーを務めていた草野大輔選手がレフトに回り、翌年はライトでのレギュラー経験のあった中村真人選手、12年は首位打者獲得経験者の鉄平選手がレフトで起用され、13年は前年サードを守っていた桝田慎太郎選手と続き、レフト以外でレギュラーとして出場したことのある選手の起用が続きました。

12年と13年に巨人でプレーしていたジョン・ボウカー選手は外国人選手に怪我人が相次いだ14年シーズン途中に加入しましたが、同年シーズン限りで退団し、15年は牧田明久選手が規定打席には到達しませんでしたが、打率.311の好記録を残しました。

左打ちで長打力が期待されたカルロス・ペゲーロ選手は16年シーズン途中にチームに加わり51試合で10本塁打を記録、翌年はライトの岡島豪郎選手とポジションが入れ替わる形となりました。

16年から2年間センターを務めていた島内宏明選手は18年からレフトに回り、勝負強い打撃で打点を挙げることが多く、21年には96打点を記録して打点王に輝きました。

長年日本ハムで主力として活躍していた西川遥輝選手が、21年シーズン終了後にまさかの自由契約となり、22年はイーグルスでプレー、108試合に出場しましたが低打率に苦しみ、23年は再び岡島選手、24年は本職が内野の阿部寿樹選手が起用されました。

 

【東北楽天ゴールデンイーグルス】歴代外野手の年俸ランキング!歴代最高年俸はカルロス・ペゲーロ選手の2億円!

ここでは東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手を年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績は外野手のレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2018 C.ペゲーロ 2億0000万円 0.233 88
2 2015 松井 稼頭央 1億6000万円 0.256 126
3 2005 礒部 公一 1億3000万円 0.264 122
3 2011 鉄平 1億3000万円 0.228 91
5 2021 島内 宏明 1億2000万円 0.257 141

主力としてチームを牽引した選手が多くいる東北楽天ゴールデンイーグルスの外野手ですが、1位はカルロス・ペゲーロ選手でした。16年途中にチームに加わり、10本塁打を放つと翌年はライトのレギュラーとして120試合に出場して26本塁打を記録、18年の年俸は2億円に到達しました。

2位は15年の松井稼頭央選手1億6000万円です。メジャーリーグから日本球界に復帰した11年からイーグルスでプレーし、最初の3シーズンはショート、14年はサードを守り、15年はライトにポジションを移しましたが、プロ入り後初となる外野でのレギュラーもそつなくこなしました。

3位は05年の礒部公一選手でした。近鉄最後の選手会長を務めて分配ドラフトでイーグルスに入り、新球団1年目は選手会長とキャプテンを兼任し、1億3000万円でプレーしました。

同じ金額で並んだ鉄平選手は05年オフに中日からトレードで加入、天才的なバットコントロールで安打を量産し、09年には打率.327で首位打者とベストナインに輝き、長い期間レギュラーとして活躍しました。

5位は21年の島内宏明選手でした。勝負強い打撃を武器に16年から本格的にレギュラーとして起用され、21年シーズンに自己最高額となる1億2000万円に到達しました。この年は中軸を担い、96打点を挙げて打点王のタイトルを獲得しました。

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私が思う最強の東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手は鉄平選手!

多くの選手が守りについた東北楽天ゴールデンイーグルスの外野手ですが、歴代最強は安打を量産してタイトルを獲得した鉄平選手ではないでしょうか。

ここで、鉄平選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・野球解説者
生年月日:1982年12月27日
身長:178cm
出身:大分県
最終学歴:津久見高校
血液型:AB型

1982年(昭和57年)12月27日生まれ、大分県大分市出身。津久見高校から00年のドラフト会議で5位指名を受け、中日ドラゴンズに入団05年オフに金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに加入しました。

中日時代は二軍で結果を残し、プロ4年目の04年に一軍初出場・初安打を記録しましたが、当時の中日は実力者が多く、なかなか出場機会に恵まれませんでした。活躍するチャンスが他球団であるのではないかという当時の落合博満監督の配慮により、球団発足2年目のイーグルスに加わると06年はいきなり開幕スタメンを掴み、打率.303を記録しました。

07年に初の二桁本塁打を放ちレギュラーの座を確保し、09年は3番打者として打率.327、12本塁打、76打点を記録、自身初のタイトルとなる首位打者とベストナインを獲得して、翌年も打率.318のハイアベレージを記録しました。

ライト、センター、レフトと外野の全ポジションでレギュラーを務め、06年から12年までレギュラーとして活躍し、13年オフにトレードでオリックスに移籍するまでチームに在籍、11年にはキャプテン、13年には選手会長も務めたヒットメーカー・鉄平選手が東北楽天ゴールデンイーグルス史上歴代最強の外野手ではないでしょうか。

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東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代外野手に関する豆知識

19年から現在に至るまでセンターのレギュラーとして出場を続けている辰己涼介選手。日本代表経験もあり、走攻守三拍子揃った選手として活躍していますが、24年に「守」で大記録を達成しました。

24年は全試合に出場し、打率.294を記録して初のベストナインに輝きましたが、4年連続となるゴールデングラブ賞も受賞しました。

広い守備範囲を誇り、397刺殺を記録しましたが、1948年の青田昇選手が記録した外野手の最多刺殺391を76年ぶりに更新する大記録でした。

 


まとめ

・東北楽天ゴールデンイーグルスの外野は同じ選手が複数の外野のポジションでレギュラーを務めている。

・ライトでは岡島豪郎選手、センターでは聖澤諒選手や辰己涼介選手、レフトでは島内宏明選手が長くレギュラーを務めた。

・歴代で一番年俸が高かったのは、18年のカルロス・ペゲーロ選手の2億円。

・鉄平選手は球団創設2年目に加入してレギュラーを掴み、安打を量産して首位打者のタイトルを獲得した経験を持つ東北楽天ゴールデンイーグルス歴代最強の外野手である。

 

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