埼玉西武ライオンズの歴代ショート(遊撃手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!
2023/03/15
黄金時代を築き、パリーグの雄として君臨してきた埼玉西武ライオンズ。
今回はそんな埼玉西武ライオンズのショートを守った歴代選手の成績や年俸などをリサーチしました。
それでは一緒に埼玉西武ライオンズ歴代最強のショート(遊撃手)を一緒に確認していきましょう。
目次
埼玉西武ライオンズ歴代ショート(遊撃手)一覧まとめ!
まずは1950年以降、そのシーズンの主にショートを守った選手を確認してみましょう。
年 | 選手名 | 背番号 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | タイトル |
1950 | 長谷川善三 | 5 | 111 | 0.207 | 3 | 27 | |
1951 | 長谷川善三 | 9 | 87 | 0.190 | 0 | 17 | |
1952 | ワイヤット | 8 | 68 | 0.261 | 5 | 26 | |
1953 | 豊田 泰光 | 7 | 115 | 0.281 | 27 | 59 | 新人王 |
1954 | 豊田 泰光 | 7 | 134 | 0.241 | 18 | 63 | |
1955 | 豊田 泰光 | 7 | 144 | 0.275 | 23 | 76 | |
1956 | 豊田 泰光 | 7 | 148 | 0.325 | 12 | 70 | 首位打者、ベストナイン、日本シリーズMVP |
1957 | 豊田 泰光 | 7 | 128 | 0.287 | 18 | 59 | ベストナイン |
1958 | 豊田 泰光 | 7 | 111 | 0.258 | 13 | 43 | |
1959 | 豊田 泰光 | 7 | 133 | 0.300 | 17 | 81 | ベストナイン |
1960 | 豊田 泰光 | 7 | 127 | 0.287 | 23 | 87 | ベストナイン |
1961 | 豊田 泰光 | 7 | 120 | 0.297 | 16 | 60 | ベストナイン |
1962 | 豊田 泰光 | 7 | 130 | 0.274 | 23 | 67 | ベストナイン |
1963 | ロイ | 4 | 145 | 0.250 | 21 | 81 | |
1964 | ロイ | 4 | 112 | 0.240 | 17 | 66 | |
1965 | ロイ | 4 | 136 | 0.292 | 22 | 77 | |
1966 | 船田 和英 | 28 | 135 | 0.222 | 14 | 43 | |
1967 | 浜村 健史 | 16 | 75 | 0.218 | 5 | 16 | |
1968 | 菊川昭二郎 | 33 | 95 | 0.247 | 6 | 27 | |
1969 | 浜村 健史 | 7 | 85 | 0.213 | 4 | 20 | |
1970 | 菊川昭二郎 | 33 | 94 | 0.243 | 2 | 12 | |
1971 | 船田 和英 | 8 | 78 | 0.179 | 5 | 17 | |
1972 | 菊川昭二郎 | 33 | 116 | 0.276 | 6 | 27 | |
1973 | 梅田 邦三 | 23 | 118 | 0.247 | 2 | 18 | |
1974 | 梅田 邦三 | 23 | 121 | 0.218 | 1 | 21 | |
1975 | 梅田 邦三 | 23 | 110 | 0.167 | 0 | 8 | |
1976 | 広瀬 宰 | 7 | 93 | 0.212 | 2 | 9 | |
1977 | 広瀬 宰 | 7 | 103 | 0.273 | 4 | 30 | |
1978 | 真弓 明信 | 42 | 118 | 0.280 | 8 | 38 | ベストナイン |
1979 | 行沢 久隆 | 8 | 68 | 0.218 | 5 | 12 | |
1980 | 行沢 久隆 | 8 | 81 | 0.271 | 3 | 12 | |
1981 | 石毛 宏典 | 7 | 121 | 0.311 | 21 | 55 | 新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1982 | 石毛 宏典 | 7 | 124 | 0.259 | 15 | 54 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1983 | 石毛 宏典 | 7 | 128 | 0.303 | 16 | 64 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1984 | 石毛 宏典 | 7 | 124 | 0.259 | 26 | 71 | |
1985 | 石毛 宏典 | 7 | 130 | 0.280 | 27 | 76 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1986 | 石毛 宏典 | 7 | 129 | 0.329 | 27 | 89 | MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1987 | 田辺 徳雄 | 6 | 78 | 0.224 | 7 | 15 | |
1988 | 田辺 徳雄 | 6 | 74 | 0.258 | 7 | 23 | |
1989 | 田辺 徳雄 | 6 | 114 | 0.316 | 8 | 68 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1990 | 田辺 徳雄 | 6 | 113 | 0.239 | 6 | 34 | |
1991 | 田辺 徳雄 | 6 | 124 | 0.267 | 11 | 54 | |
1992 | 田辺 徳雄 | 6 | 126 | 0.302 | 13 | 63 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1993 | 田辺 徳雄 | 6 | 104 | 0.246 | 6 | 32 | |
1994 | 田辺 徳雄 | 6 | 104 | 0.338 | 8 | 41 | |
1995 | 松井稼頭央 | 32 | 69 | 0.221 | 2 | 15 | |
1996 | 松井稼頭央 | 32 | 130 | 0.283 | 1 | 29 | |
1997 | 松井稼頭央 | 7 | 135 | 0.309 | 7 | 63 | 盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1998 | 松井稼頭央 | 7 | 135 | 0.311 | 9 | 58 | 盗塁王、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
1999 | 松井稼頭央 | 7 | 135 | 0.330 | 15 | 67 | 盗塁王、最多安打、ベストナイン |
2000 | 松井稼頭央 | 7 | 135 | 0.322 | 23 | 90 | ベストナイン |
2001 | 松井稼頭央 | 7 | 140 | 0.308 | 24 | 76 | ベストナイン |
2002 | 松井稼頭央 | 7 | 140 | 0.332 | 36 | 87 | 最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2003 | 松井稼頭央 | 7 | 140 | 0.305 | 33 | 84 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2004 | 中島 裕之 | 3 | 133 | 0.287 | 27 | 90 | |
2005 | 中島 裕之 | 3 | 118 | 0.274 | 11 | 60 | |
2006 | 中島 裕之 | 3 | 105 | 0.306 | 16 | 63 | |
2007 | 中島 裕之 | 3 | 143 | 0.300 | 12 | 74 | |
2008 | 中島 裕之 | 3 | 124 | 0.331 | 21 | 81 | 最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2009 | 中島 裕之 | 3 | 144 | 0.309 | 22 | 92 | 最高出塁率、最多安打、ベストナイン |
2010 | 中島 裕之 | 3 | 130 | 0.314 | 20 | 93 | |
2011 | 中島 裕之 | 3 | 144 | 0.297 | 16 | 100 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2012 | 中島 裕之 | 3 | 136 | 0.311 | 13 | 74 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2013 | 鬼崎 裕司 | 56 | 105 | 0.266 | 2 | 24 | |
2014 | 金子 侑司 | 2 | 91 | 0.247 | 2 | 16 | |
2015 | 金子 侑司 | 2 | 57 | 0.224 | 1 | 6 | |
2016 | 鬼崎 裕司 | 5 | 79 | 0.253 | 1 | 17 | |
2017 | 源田 壮亮 | 6 | 143 | 0.270 | 3 | 57 | 新人王 |
2018 | 源田 壮亮 | 6 | 143 | 0.278 | 4 | 57 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2019 | 源田 壮亮 | 6 | 135 | 0.274 | 2 | 41 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2020 | 源田 壮亮 | 6 | 120 | 0.270 | 1 | 21 | ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2021 | 源田 壮亮 | 6 | 119 | 0.272 | 2 | 29 | 盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
2022 | 源田 壮亮 | 6 | 108 | 0.266 | 2 | 17 | ゴールデングラブ賞 |
1950年代
50年代は球界を代表するショートが活躍しました。50年と51年は戦前に南海でプレーし、戦後は大阪タイガースでプレーしていた長谷川善三選手が務め、52年は西鉄ライオンズが初めて契約した外国人選手のビリー・ワイヤット選手が68試合に出場しました。
53年にレギュラーに抜擢されたのは水戸商業高校から入団した豊田泰光選手でした。1年目から115試合に出場して27本塁打を放ち新人王を獲得、56年には首位打者とベストナインを受賞し、巨人との日本シリーズでも24打数11安打を記録して日本シリーズMVPを受賞しました。
57年と59年にもベストナインを受賞し、59年は打率3割、17本塁打、81打点の好成績を残しました。
1960年代
豊田選手は62年までレギュラーを務め59年に受賞していたベストナインを62年まで受賞し続けました。球界を代表するショートまで上り詰めましたが、フロントとの確執から62年オフに国鉄へトレードとなりました。
63年からの3年はメジャーリーグ出場経験のあったトニー・ロイ選手が務め、4番を打ってチームを牽引しました。ロイ選手がサードに回った66年は船田和英選手、67年は浜村健史選手、68年はロイ選手を含めた複数トレードで近鉄からやってきた菊川昭二郎選手が務め、なかなかレギュラーが定まりませんでした。
1970年代
72年まで船田選手と菊川選手が交互に務め、73年から3年間守ったのは71年に巨人から移籍してきた梅田邦三選手で、高い守備力を誇りました。梅田選手が75年オフに中日に移籍することになり、そのトレード相手だった広瀬宰選手は77年に103試合に出場、その広瀬選手からポジションを奪ったのは外野から移った真弓明信選手でした。
真弓選手は78年にトップバッターを務めてベストナインを受賞しましたが、同年オフに阪神へトレードとなり、79年はシーズン途中に日本ハムからトレードで加入した行沢久隆選手がメインで起用されました。
1980年代
80年は行沢選手が守り、81年から起用されたのはルーキーの石毛宏典選手でした。プリンスホテルからドラフト1位で入団し、1年目から121試合に出場して打率.311の好成績を収めて新人王に輝きました。86年までショートのレギュラーとして活躍し、毎年120試合以上に出場、ベストナインとゴールデングラブ賞を5回ずつ、86年はMVPも受賞しました。
石毛選手は膝の故障もあり87年からはサードにポジションを移し、代わって高卒3年目の田辺徳雄選手が起用されました。田辺選手は89年に打率.316、8本塁打、68打点を記録してベストナインを受賞、守りでも堅実な守備を見せてゴールデングラブ賞を受賞しました。
1990年代
94年まで田辺選手はショートを守り、94年は規定打席未到達ながら打率.338をマークしました。同年オフに石毛選手がチームを去り、田辺選手がサードに回り、95年に出場試合数を増やしたのはPL学園から入団して2年目の松井稼頭央選手でした。
95年は俊足を活かして21盗塁を記録、翌96年はリーグ2位となる50盗塁を決めました。レギュラー3年目の97年は打率が初めて3割を超え、盗塁は62を記録して盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞しました。
俊足に加えて打撃が向上し、高校時代はエースを務めていたこともあり強肩で守備範囲も広く、走攻守三拍子揃ったトップバッターとしてチームを牽引、98年はリーグ優勝に貢献してMVPを獲得しました。99年には3年連続となる盗塁王、ベストナインを受賞しました。
2000年代
引き続き松井選手がショートに君臨し、打率3割超えの安定感に加えて02年は36本塁打を放つなど長打力も増していきました。03年オフにメジャーリーグ挑戦を表明して退団しますが、97年に初受賞したベストナインは03年まで7年連続で受賞、ゴールデングラブ賞は00年代では02年と03年に受賞しました。
松井選手の後にショートを務めたのは高卒4年目の大型内野手・中島裕之選手で、右にも左にも大きな打球を打てるバットコントロールを武器にレギュラー1年目から打率.287、27本塁打を記録しました。守備に難はありましたが、それ以上に打撃でチームに貢献し、07年に初めて打率3割以上を記録、優勝した08年は打率.331、21本塁打、81打点を記録して初のベストナインを受賞、守備でも送球難を克服してゴールデングラブ賞を受賞しました。
09年は最多安打のタイトルを獲得し、球界を代表するショートに成長しました。
2010年代
中島選手は12年までレギュラーを務めた後、メジャーリーグに挑戦するために退団、13年は11年シーズン途中にヤクルトからトレードで入団していた鬼崎裕司選手が自己最多の105試合に出場、翌14年からの2年は俊足が武器の金子侑司選手が務めますが16年からは外野に回り、再び鬼崎選手が起用されました。
17年にレギュラーに抜擢されたのはルーキーの源田壮亮選手。しぶとい打撃と広い守備範囲と素早い送球で1年目からフル出場を果たして新人王を獲得、18年から4年連続でベストナインを受賞、ゴールデングラブ賞は22年まで5年連続で受賞しており、23年に行われるWBCではショートのレギュラーとして活躍が期待されています。
埼玉西武ライオンズ歴代ショート年俸ランキング!歴代最高年俸は松井稼頭央選手の3億5000万円!
ここでは埼玉西武ライオンズの歴代ショートを年俸で順位付けしてみました。なお、年俸と成績はショートのレギュラーとして出場したシーズンの数字を記載しています。
順位 | 年度 | 選手名 | 年俸 | 打率 | 試合数 |
1 | 2003 | 松井 稼頭央 | 3億5000万円 | 0.305 | 140 |
2 | 2011 | 中島 裕之 | 2億8000万円 | 0.297 | 144 |
3 | 2022 | 源田 壮亮 | 1億9000万円 | 0.266 | 108 |
4 | 1994 | 田辺 徳雄 | 7750万円 | 0.338 | 104 |
5 | 1986 | 石毛 宏典 | 5300万円 | 0.329 | 129 |
数々の名選手が守りについた埼玉西武ライオンズのショートですが、1位はプロ入り2年目の95年にレギュラーを掴み、03年までプレーして数々のタイトルを獲得した松井稼頭央選手で、03年の3億5000万円が歴代最高年俸となりました。メジャーリーグ挑戦前最後のシーズンとなったこの年は140試合に出場して打率.305、33本塁打、84打点を記録する活躍を見せました。
2位は2億8000万円の中島裕之選手で、レギュラー8年目となった11年の年俸がランクインしました。09年のWBCでもレギュラーとして活躍し、日本を代表するショートまで上り詰めた大型内野手は、最高年俸となった11年も100打点を記録して勝負強さを発揮しました。
3位は22年の源田壮亮選手の1億9000万円です。ルーキーだった17年からレギュラーとしてプレーし、22年まででベストナイン4回、ゴールデングラブ賞は5回受賞しています。攻守でチームを牽引し、23年からは複数年契約を結び年俸も3億円にアップしており、今後の活躍が期待されます。
4位は94年の田辺徳雄選手。堅実な守備を武器に石毛宏典選手がサードに回った後にレギュラーを掴み、87年から94年までショートのレギュラーとしてプレーしました。ショートのレギュラー最終年となった94年の7750万円で4位にランクインしました。
5位にランクインしたのは86年の石毛宏典選手の5300万円でした。ルーキーだった81年からレギュラーとして出場し、打率.311、21本塁打、55打点で新人王とベストナインを受賞しました。その後も打線を牽引し、サードにコンバートされる前の最後のシーズンとなった86年は打率.329、27本塁打、89打点を記録してMVPを獲得しました。
私が思う歴代最強の埼玉西武ライオンズのショート(遊撃手)は松井稼頭央選手!
走攻守三拍子揃った選手が多かった埼玉西武ライオンズのショートですが、その中でも歴代最強のショートは95年から03年までレギュラーを務めた松井稼頭央選手だと考えます。
ここで、松井稼頭央選手のプロフィールを確認していきましょう。
職業:プロ野球選手・プロ野球指導者
生年月日:1975年10月23日
身長:177cm
出身:大阪府
最終学歴:PL学園高校
血液型:O型
1975年(昭和50年)10月23日生まれ、大阪府東大阪市出身。名門・PL学園高校から1993年のドラフト会議で西武ライオンズから3位指名を受け入団しました。
プロ1年目は二軍で実戦を多く経験し、スイッチヒッターに挑戦する等努力を重ね、プロ2年目の95年に一軍デビューを果たしてそのままレギュラーに定着、メジャーリーグ挑戦前最後のシーズンとなった03年までレギュラーを務めました。
11年に日本球界に復帰し、楽天に入団しましたが、18年に古巣・ライオンズに復帰し、同年限りで現役を引退しました。ライオンズでは計10年プレーして、1159試合に出場、打率273、150本塁打、571打点を記録し、97年から3年連続で盗塁王に輝く等、盗塁数は307を数えます。
96年から03年までフル出場を続け、98年はMVP、99年と02年に最多安打、ベストナインは97年から7年連続、ゴールデングラブ賞は計4回獲得しており、走攻守三拍子揃ったスイッチヒッターのショートとしてチームを牽引しました。
レギュラー定着当初は1番打者として、その後は3番打者を務め、02年は36本塁打、03年は33本塁打を放ち、確実性に長打力が加わり、相手バッテリーにプレッシャーを与えました。守りでは広大な守備範囲を誇り、高校時代にピッチャーを務めていたことから、三遊間の深い位置から矢のような送球を見せ、観客をわかせました。
打って良し、守って良し、走って良しの三拍子が揃い、数々のタイトルを獲得した松井稼頭央選手が埼玉西武ライオンズ歴代最強のショートで間違いありません。
埼玉西武ライオンズ歴代ショート(遊撃手)に関する豆知識
西鉄ライオンズ時代の50年代前半から60年代前半にかけてショートを守った豊田泰光選手は、ルーキーだった53年からレギュラーとして起用され新人王を獲得しました。
新人王の他にもこの53年は球史に名を残す成績を残しており、放った27本塁打は当時の新人最多本塁打記録であり、現在でも新人本塁打記録としては史上4位、高卒では清原和博選手に次ぐ2位にランクインしています。
現代野球では、小技を駆使して「つなぐ」役割が求められることが多い2番に長打力のある打者を起用することが主流になりつつありますが、当時の西鉄ライオンズでは2番打者に毎年20本塁打前後を記録する豊田選手を起用しており、いち早く「強打の2番」を採用し、豊田選手も期待に応えチームを牽引していました。
まとめ
・埼玉西武ライオンズのショートは豊田泰光選手や松井稼頭央選手が長くレギュラーを務めた。
・豊田選手は首位打者を獲得してベストナインを複数回受賞し、松井選手は3年連続で盗塁王を獲得してベストナインを複数回受賞している。
・歴代で一番年俸が高かったのは、松井選手の3億5000万円。
・松井選手は9年レギュラーを務め、盗塁王3回、ベストナインを7回、ゴールデングラブ賞を4回受賞し、98年にはMVPを獲得してリーグ優勝に貢献した埼玉西武ライオンズ歴代最強のショートである。
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