つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

高校野球

【センバツ2017】履正社高校野球部メンバーと監督は?注目選手は安田尚憲選手!

2017/03/18

softball-1385213_640
2017年もいよいよセンバツ高校野球大会の開幕が迫ってきました。
2017年センバツは強豪ひしめく大阪府から2校選出されています。履正社高校と大阪桐蔭高校です。両校とも、大阪のみならず全国的に名が知れ渡っている野球の名門校です。センバツなので上手くいけば、聖地甲子園で同じ大阪府同士の戦いが見られるかもしれませんね。
また、最近ではあのトリプルスリー男で話題になっている山田哲人(ヤクルト)選手の出身校でもあります。

履正社高校は毎年投手と打撃のバランスがよくバランスがとれているチームに仕上がっている印象があります。2016年夏はサウスポーから力強い投球で注目を浴びた寺島成輝投手や2017年は打者で西のスラッガーとして期待されている安田尚憲選手です。2017年は全国的に野手で素晴らしい選手がおり、とても楽しみな大会になります。特に安田尚憲選手は清宮幸太郎選手(早稲田実業)をかなり意識しているでしょうから、甲子園での対決があれば楽しみですね。また直接対決はなくても打撃成績の結果がどうなるかも見所の一つになりますね。そんな安田尚憲選手の所属する履正社高校野球部メンバー、監督、安田選手についてまとめてみました!
2017年センバツの履正社の戦いの見方も変わるかも知れませんよ。

スポンサーリンク

 

履正社高校について

大阪の名門高校なので全国から野球のエリート選手を集めているのかなと思っている方も多くいるかもしれませんが、実はほとんどが大阪の選手です。ちなみに2016年秋季大会のメンバーをみると大阪府内のメンバーが14人、兵庫県、5名、京都府1名となっています。そのメンバーで秋季大会では勝ち進み、秋の全国大会である明治神宮大会で優勝しました。
履正社は大阪の有望な中学生を積極的に獲得しているのでしょう。またこれだけの名門ですので、関西圏で野球に自信のある中学生は門をたたいてくるのかもしれませんね。

 

履正社高校野球部メンバーは?

昨秋の試合のメンバーをみても大体1年生が2~3人がスターティングメンバーで出場しています。昨秋公式戦の最後の試合明治神宮大会の決勝戦では1年生が3人スターティングメンバーに名を連ねていました。打順では2、5、6番を任されていました。打順でいうと繋ぎとチームの信頼している打者を置く打順を任されているので中心選手たちといっても良いでしょう。

昨年秋の明治神宮大会は打ち勝つ野球で東の強豪清宮幸太郎選手ひきいる早稲田実業高校に勝利し優勝しました。持ち味である打線が爆発し11点をとりました。勢いに乗ると手をつけられない、まるで「いてまえ打線」を思い出させるような打線です。2017年も履正社高校の野球から目が離せませんね。

今回はそんな履正社高校野球部でも特徴ある選手を3名紹介します。

竹田祐選手

1人目は竹田祐選手です。大阪府大東市出身です。1年の秋から遊撃手としてレギュラーをつかみました。2年生の春からは2016年エースで活躍した寺島成輝投手の控えとなりました。

そして秋の新チームからエースナンバーを背負っています。身長182ch、体重83kgと恵まれた体格から最速145kmのストレートを投げ込みます。スライダー、フォークを交え制球、テンポの良さが特徴の投手です。また粘り強いピッチングも持ち味の一つです。2017年春・夏の活躍によってはドラフトで選ばれる可能性の高い投手なので気になる投手の1人です。

若林将平選手

2人目は若林将平選手です。若林選手は大阪市出身です。中学時代は大淀ボーイズに所属していました。1年生の秋から力のある打撃をかわれ背番号7とレギュラーをつかみました。

その後はケガもあり甲子園デビューの時は背番号13でした。昨秋は4番を打ち、3番の安田とYW砲と言われています。ケガなどもあり高校通算ホームラン数は18本となっていますが、持ち前の長打力は目を見張るものがあります。左の安田選手、右の若林選手と続く打線は相手投手からしたら脅威になるでしょう。

田中雷大選手

3人目は田中雷大選手です。田中選手は兵庫県川西市出身です。中学時代はヤングリーグ・兵庫川西でプレーしていました。身長177cm、体重81kgと身長は高い方ではないが、がっちりとした体格の投手です。控え投手ではありますが、魅力ある投手として、将来性を感じたので記載します。

2年の秋からベンチ入りし背番号11を付けました。昨秋の明治神宮大会2回戦で福井工大福井との試合で先発し6回3失点の粘りのある投球を見せてくれました。その試合は打者としてもホームランを放つなどが打撃面においても結果を出しました。ストレートの最速146kmと力のある球が魅力な投手なので、制球力、スタミナにさらに磨きがかかれば、高校卒業後も成長していける選手の1人です。2017年の春・夏、竹田投手とともに、マウンドで躍動する姿を見てみたいですね。

他にも素晴らしい選手はたくさん揃っていますが、上記3名を紹介させて頂きました。特にYW砲がどこまで爆発するかが楽しみですね。

スポンサーリンク

 

監督は岡田龍生さん

履正社高校野球部監督は岡田龍生さんです。1987年に監督に就任し、それから約30年間指揮をとっています。
高校は兵庫県の東洋大姫路高校出身で、大学は日本体育大学出身です。高校大学の経歴をみると野球のエリートの道を進んできているかのようにみえますが、なんと岡田監督は中学生時代までバレーボールに打ち込んでいて、野球を始めたのは高校生になってからだそうです。高校でもバレーボールをやろうとしたのですが、レベルの高い学校だったので身長が足りず、バレーボールをあきらめたようです。

そのようなことがあり高校から本格的に野球をはじめ、新チームになりキャプテンとなり1979年の春の選抜に出場しました。その年は準決勝まで勝ち進みました。しかし、高校から本格的に野球をはじめキャプテンとして、しかも甲子園まで出場するとは凄いですよね。努力と野球センスの高さがあったのでしょう。

岡田監督が履正社の監督になった当時は、専用グラウンドもなく監督不在など野球部としては厳しい状態でした。岡田監督は学生時代はやらされる練習しかしてこなかった為、苦労したことも多いいようです。岡田監督の指導方針としては自分で必要だと思えば、必要なことを練習すれば良いという考えがあり、選手に自主性を持たせるようにしています。その結果、選手がのびのびとプレーし進化し続けているのでしょう。

履正社を卒業したOBからはそのような指導方針がプロになっても役に立っていると話しているようです。

 

注目選手は安田尚憲選手!

なんと言っても履正社を代表する選手は西を代表するスラッガー安田尚憲選手です。恵まれた体格から現在プロ野球で活躍している筒香選手(横浜)を連想させます。そんな長距離砲の安田尚憲選手を紹介します。

大阪府吹田市出身で小学校6年時に阪神ジュニアチーム入りし、中学時代はレッドスターBCに所属していました。

同年代では早稲田実業の清宮幸太郎選手と同じ野手で左バッターということで何かと比較されます。清宮選手はラガーマンを父に持つことで有名ですが、安田選手も同じくアスリートの血を受けています。父が高校女子駅伝で有名な大阪薫英女学院の陸上部で監督をしています。母はやり投げで有名な選手で国体出場もあるそうです。素晴らしい肉体の血をひいていますね。

そんな安田選手は身長188cm、体重92kgと素晴らしい体格の持ち主です。
体型だけ見てもパワーがあるのが分かります。

1年生夏からベンチ入りし1年の秋から5番サードでレギュラーをつかみました。2016年の夏は好投手寺島成輝を擁し、甲子園初出場を果たしました。甲子園ではホームランを打つことはできませんでしたが、打率3割3分3厘と成績を残しました。ホームランがでなかったので、安田選手からしたら不本意な結果でした。
現在ホームランの数は高校通算45本となっています。清宮選手の78本と比べると差が開いてはいますが、実力の差は大きくないでしょう。2017年甲子園での特大アーチをみせてほしいところですね。

 

まとめ

・履正社高校野球部のはじまりは今とは考えられない環境下でのはじまり・・・。

・岡田監督の指導方針考えさせる練習が選手を飛躍的に成長させているのか!?

・どこまで飛ばす安田尚憲の打球・・・甲子園ライトスタンド最上段へ・・・!!
 

関連記事

■高校野球の豆知識

高校野球の歴代通算ホームラン記録ランキング!最多本数は誰で何本?

甲子園の気温はマウンドで何度になる?過去最高気温や歴代大熱戦もご紹介

甲子園の土はなぜ持って帰る?誰が最初でいつから始まったかリサーチ

【甲子園】野球部マネージャーの仕事内容や規定は?なぜグラウンドに出るのはダメだった?

【高校野球】監督の条件・資格や年齢制限は?歴代名将から求められる資質を検証!

スポンサーリンク

-高校野球

こんな記事も読まれています