動体視力のいいプロ野球選手は?バッティングや打撃への影響もチェック!
2017/08/09
プロ野球選手の技術レベルも年月を重ねるにつれ常に進化し続けています。投手・野手共にトレーニング方法の向上などもあり、見ていて楽しさをかきたててくれますよね。
投手であれば球速が一つの目安となり近年では日本プロ野球でも多くの選手が、150km以上を記録する投手もざらにいます。日本ハムの大谷翔平選手に至っては160km以上ですから本当に凄いですよね。そんな球速のボールを打ち返す打者もいるわけですから、今後も投手・野手共に切磋琢磨して技術向上を続けていくことでしょう。そんな投手と打者の勝負ですが、その距離は18.44mと短い距離です。
その距離で打者は即座に反応して打ち崩さなければいけません。その時に重要なるのが「動体視力」です。この「動体視力」が良くなければ短い距離から投げられる剛速球を打つことができません。
今回はそんな「動体視力」のいいプロ野球選手をご紹介します。「動体視力」という切り口でプロ野球選手を見てみると、また違った角度から野球を楽しめると思うので、是非チェックしてみて下さいね。
目次
動体視力ってどんな意味?打撃への影響は?
動体視力はの名の通り動いている物体を見分ける視力になります。
野球で言うと投手が投げた瞬間、回転がどうなのかストライクになるのかボールになるのかを瞬時に見分ける力といったところでしょうか。それが瞬時にできるならば打者にとってはとても強い武器になりますよね。
動体視力や一般的な鍛え方については、以下でも記事にしているので合わせてチェックしてみて下さいね。
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動体視力を鍛えるには?野球練習に効果的なスポーツメガネもご紹介!
動体視力がいいということは動くものがしっかり捉えられているということです。プロ野球の投手は様々な球種を投げ込んできます。しかも球速は早いですからそれを瞬時に判断しなくてはいけません。投手であれば追い込んだ後にはストライクからボールになる球で勝負してくるケースが多くなります。
そのような場合には瞬時に投球した回転を見極め変化を予測し打つのか見送るのかを決めなければいけません。ですからそれをできるだけ判断するために動体視力は必要になります。
昔の大打者、打撃の神様の川上哲治さんが言っていた言葉で「ボールが止まって見えた」なんていう言葉もありました。これはかなり動体視力がいいことの証だと思います。
動体視力がいい野球選手をご紹介!
そんな野球選手にとっても重要な動体視力ですが、この能力が高いと言われているプロ野球選手を紹介していきますね。
イチロー選手(フロリダ・マーリンズ)
イチロー選手は日本のみならず世界のヒットマンです。世界一の打者として今現在でも活躍し続けています。そんなイチロー選手、今更ですがバットの芯にあてる能力が突出していますよね。これはやはり突出した動体視力によるものと見ている専門家も多いようです。
イチロー選手は小学生のころから中学生のころまではほとんど毎日バッティングセンターに通い、高速マシンで打撃練習を行なっていました。小さい頃から早いボールを沢山見て打つことで、動体視力が自然と鍛えられたのでしょう。
また、普段から車の移動中などに外の景色にある文字などを読むトレーニングを意識して行っているそうです。そういった日々の積み重ねが、脅威の記録に繋がっているでしょうね。
山田哲人選手(ヤクルトスワローズ)
山田選手も球界を代表するスラッガーの1人です。以前スポーツ紙で山田選手の視力は左が0.4右が0.7とどちらかというと悪い部類に入ります。ですが、裸眼で野球をやっています。
視力が悪いのに、打てるというのは動体視力が高いということを物語っています。動くものを追いかける目の力が優れているということですね。ボールの軌道を予想できるといったところでしょうか。
ただ、もし視力が良ければさらに成績が上がりそうな気もしないでもありませんよね・・・(^^)/
松田宣浩選手(ソフトバンクホークス)
松田選手はソフトバンクの中でも主軸選手として長い間活躍している選手です。松田選手は裸眼での視力が良いにも関らずさらに視力をよくするためにコンタクトレンズを入れているようです。できるだけ視力をあげたいという思いがあるようです。
さらに動体視力を向上させるために、オフの期間には230kmのマシン打撃をするそうです。230kmってちょっと想像できないですよね。。。
できるだけ早い球に目を馴らし、速球に対応する動体視力を鍛えたいという考えからきているようです。やはり一流の選手は普段の練習メニューも一味違うなと感じさせられました。
上記3名の選手のような真似は出来ないにしても、普段の練習にあるメガネを装着することで効率的に動体視力を鍛えることが出来ると話題になっています。
「ビジョナップ」という商品で、普段の何気ない練習をそのメガネを装着して行うだけで、効果を実感できるということで、プロ野球選手も練習に取り入れているようですよ。
動体視力を鍛えるためだけに、新しくメニューを作る手間もないのでいいですよね。値段はレディース・ジュニア用で42,120円(税込)、アスリート用で45,360円(税込)と決して安くはありませんが、普段トレーニングされている方や、指導にあたっている方などは一度チェックしてみも面白いかもしれませんね。
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まとめ
・プロ野球選手にとって動体視力は大打者への必須な条件かも知れません。早い投球を見極める力が安打を量産する秘訣の一つです。
・イチロー選手の素晴らしい安打記録も幼いころからの早い投球をバッティングセンターで見ていたことから動体視力が向上していったことに繋がっています。
・「打撃の神様」川上哲治さんの動体視力はどれだけなものなのか気になりますよね。投手のボールが止まって見えるなんてどんな状況なのか気になります!!
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