甲子園2017の優勝予想!注目選手のデータや見どころを押さえよう!【高校野球】
2017/08/05
さて、2017年も高校野球の夏がやってまいりました!甲子園常連校や、春夏通じて初めて出場する高校が甲子園大会出場を決めています。
そこで今回は優勝候補の高校注目選手をご紹介すると共に、大胆に優勝予想もしてみました。
2017年は一体どのような凄い選手や、強豪校が名を連ねているのでしょうか?一緒に確認していきましょう。今から楽しみですね!
甲子園大会2017の優勝候補高校から見どころをチェック!
それではまず、2017年夏の甲子園大会の優勝候補の高校をチェックしましょう。高校の注目選手などの情報も記しておりますので、同時に確認してみましょう。
優勝候補1 作新学院 2016年夏の甲子園大会の覇者!
まず最初に注目したい優勝候補は前年度覇者、作新学院です。7年連続13回目の出場で、甲子園常連校でも有名ですね。
リードオフマンの【鈴木萌斗】選手、強打者の【中島淳】選手を起点とした持ち味の先制攻撃で主導権を握り、左のエース【大関秀太郎】選手と、急成長を遂げた右の【篠原聖弥】選手の安定した投球で予選の6試合平均が1.7失点と少なく、とても安定した強さを誇る高校です。
2年連続夏の甲子園大会優勝を成し遂げる可能性も、十分有り得るといえますね。
優勝候補2 秀岳館 プロ注目のサウスポー率いる強豪校
2校目は、熊本の秀岳館です。こちらは【田浦文丸】選手と【川端健斗】選手のどちらもMAX148kmの直球と、キレの鋭い変化球が武器の左のダブルエースが存在し、勝ち進むにつれ、連戦の続く甲子園大会では、エースが2人いるのはとても有利に戦いが進められると考えられます。
他にもプロ注目の飛距離140mの打球を飛ばす主将【廣部就平】選手や、ホームから2塁への送球が1.8秒台を記録している強肩捕手の【幸地竜弥】選手などが存在し、こちらも侮れない強豪校となっています。
優勝候補3 前橋育英 140km超えの投手が4人!圧倒的な投手力!
最後に紹介するのは群馬の強豪校、前橋育英です。140kmを超える直球を投げる投手が、秀岳館よりも更に多い4人も存在し、その中でもエースの【皆川喬涼】選手はノビのあるMAX149kmの直球にスライダー、チェンジアップ、フォークなどの変化球を持ち、今大会注目の選手の一人にも数えられます。
投手力を見れば、全国でもトップクラスで、秀岳館と同じように勝ち進むにつれて、投手の疲労、調子を考慮しながらの起用が可能で、投手面で試合を優位に進めれることは間違いないでしょう。あとは、打撃面でどれだけ点が取れるかがカギになると考えられます。
優勝候補4 大阪桐蔭 2017年春のセンバツの覇者!
最後に紹介するのが、高校野球ファンなら誰もが知っている強豪校、大阪桐蔭です。予選の準決勝では、もう一つの大阪の強豪校、履正社を倒し勝ち上がっており、実力は今夏も健在です。
投手でエースの【徳山壮磨】選手をはじめ、MAX140kmを超える投手がこちらも6人おり、しかも半分以上が2年生です。これは、甲子園常連校の層の厚さを証明していますね。
しかしながら、予選では失点が目立っており、甲子園大会ではいかに最少失点で抑え、打撃がカバーできるかがカギになってくると考えられます。
注目選手のご紹介
それでは続いて、プロ野球のスカウトにも注目されている選手たちを紹介していきたいと思います。既にメディアで注目を浴びており、聞いたことのある選手もいるかもしれませんが、確認の意味も込めて見ていきましょう。
※注目選手1と2に挙げさせて頂いた「早稲田実業」と「履正社」は惜しくも地方大会で敗れてしまいましたが、今後も注目される選手なので、甲子園に出場はしませんが合わせてチェックしてみてくださいね。
注目選手1 清宮幸太郎選手 早稲田実業のプロ注目スラッガー!
まず一人目は、早稲田実業の【清宮幸太郎】選手です。既にスポーツニュースなどでクローズアップされていますが、やはり今年の高校野球を語るには彼の存在は欠かせませんよね。
2017年7月28日に高校通算本塁打の史上最多タイの107本の本塁打を放ち、プロに注目されている選手でもあります。
身長が185cm、体重が105kgと恵まれた体格の持ち主で、高校生離れした力強いスイングでレフトライト関係なくスタンドに運ぶ力を持っています。打席に入る姿は、とても威圧感を感じるほどのオーラを持ち合わせており、まさに【スラッガー】と呼ぶに相応しい選手です。
清宮選手については以下でも詳しく取り上げていますので、合わせてチェックしてみて下さいね。
↓
清宮幸太郎の身長体重!ホームラン量産の恵まれた体は父親から?
注目選手2 安田尚憲選手 履正社の主砲、左の長距離砲内野手!
2人目は履正社が誇る左の長距離砲、【安田尚憲】選手です。清宮選手の陰に隠れがちですが、安田選手も188cm、92kgと恵まれた体格から、高校通算で7月28日現在62本の本塁打を放っており、プロ注目の選手です。
現在、プロ野球界に長打を打てる三塁手が枯渇しているということもあり、三塁を主に守る安田選手を獲得したいプロ野球の球団が存在することは確実でしょう。
安田選手についても以下で詳しく取り上げているので、是非チェックしてみて下さいね。
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安田尚憲の成績や記録は?中学時代からその凄さを振り返る!【高校野球】
注目選手3 川端健斗選手 秀岳館のエース、左の本格派投手!
3人目は投手で、上記でも紹介した秀岳館の【川端健斗】選手です。サウスポーでMAX148kmのキレのある直球が武器の本格派投手です。直球の他にもスライダー、カーブ、チェンジアップといった変化球も持っており、先発から中継ぎもこなす万能な選手でもあります。
2017年春の選抜では21回の投球回数で33三振を積み上げ、プロのスカウトをうならせた実績も持っており、夏の甲子園ではどれだけ相手バッターをねじ伏せる姿を見せてくれるのかがとても楽しみでもあります。
注目選手4 徳山壮磨選手 大阪桐蔭の大黒柱、センバツで5勝を挙げた右のエース
最後はこちらも投手で、上記にも紹介しました大阪桐蔭のエース【徳山壮磨】選手です。MAX147kmの直球、スライダー、カーブ、フォークを武器に、打者のアウトローにきっちり決めるコントロール精度を持っています。
身長183cm、体重73kgと野球選手にしては少し細身であり、予選決勝では打ち込まれる場面も見られましたが、才能は天下一品で将来が楽しみな選手の一人でもあります。
それでは最後に、筆者が予想する優勝候補の高校を挙げてみたいと思います。投手力、打撃力、守備力を考慮して選んでみましたので、確認してみましょう。
優勝予想は秀岳館!
筆者が一番優勝に近いと予想するのは、エース級のピッチャーが2人存在する秀岳館です。
理由は、エースピッチャーが一人だけで大会を投げ続けると、暑い甲子園のマウンドで戦うにつれ徐々に疲れが溜まり、球威が落ちて打ち込まれてしまうというリスクがありますが、信頼できるエースが2人いることで、疲労を考慮した布陣が組めることにより、大会を優位に進めることができると考えたからです。
また総合的な投手力ならば、上記にも記した前橋育英、大阪桐蔭が勝っているとも思えますが、エース級のピッチャーが2名いるという点と、投打のバランスを加味して、秀岳館を選びました。
もちろん野球ですので何が起こるかわからないですし、【甲子園の魔物】と呼ばれる普段起こらないようなプレーが起こることでも有名です。
今年は一体どの高校が全校の頂点に立っているのでしょうか?注目する選手や、高校を頭に入れながら観戦すると、更に高校野球を楽しめるかもしれませんね!
まとめ
・2017年夏の甲子園大会は、前年度の覇者作新学院や、サウスポーエースが2人いる秀岳館など様々な優勝候補の高校が存在する。
・注目選手は、既にスポーツニュースに取り上げられている清宮選手や、履正社のプロ注目の長距離砲安田選手など、楽しみな逸材が存在する。
・筆者の優勝予想は秀岳館で、エースピッチャーが2人いることで、勝ち進んでも疲労を考慮して投手を使い分け、大会を優位に進めることができると考えられるからである。
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