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甲子園の選手宣誓の決め方は?面白い・印象に残った言葉もご紹介!

高校野球は今では日本の風物詩となっていますよね。学生野球の限られた期間の中で甲子園を目指しプレーしている姿は本当に心から熱くなります。

2018年も野球シーズンがはじまり、プロ野球開幕より一足先に選抜高校野球が開幕しました。高校野球の大会がはじまる初日には必ず開会式が行なわれます。

その開会式の見せ場と言えばやはり選手宣誓ではないでしょうか!?あの甲子園球場で注目を一人集めて球場が静まり返り自分の声だけが響き渡るのは何とも言えない気持ちになるのではないかと思います。

今回はそんな甲子園の選手宣誓の決め方や印象に残った宣誓などをまとめてみました。高校野球を見る上でも参考にして頂ければと思います!!

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甲子園の選手宣誓の決め方は?春夏で違いはある?

高校野球が好きな方でも甲子園での選手宣誓の決め方についてはあまり知らない人も多いのではないかと思います。甲子園での全国大会は春と夏に行なわれます。

まず春の選抜大会の決め方はどのようになっているかというと、なんと高野連の方で決定されているようです。

組み合わせを決める際の抽選時などで決められていると思う方もいると思いますが、選抜大会というだけで選ばれて選出されているということもあるのか、高野連で決めているということになっています。

また、夏の大会では選手宣誓を行ないたい各学校の主将が立候補し、それから抽選をして選手宣誓を決める方式となっているようです。毎年平均して20名前後の主将が立候補しているようです。

 

歴代の面白い・印象に残った選手宣誓について

ここでは歴代の面白い・印象に残った選手宣誓について3選手まとめてみました。

2012年 春 石巻工業高校 阿部翔人主将

2011年3月に東日本大震災がありました。その翌年に選抜大会に出場した石巻工業高校の阿部主将の宣誓は感動的でした。

その内容としては絆という言葉や、苦難を乗り越えればその先に大きな幸せがまっていると信じているなど素晴らしい宣誓の言葉と日本中を感動させてくれました。

この宣誓の内容も白板に言葉をたくさん書き出しそれをつなぎ合わせて作った宣誓で、本当に思いがつまっていました。

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2011年 春 創志学園 野山慎介主将

まさに、東日本大震災が起きた年の選抜大会の選手宣誓でした。宣誓のはじめに「私たちは16年前阪神淡路大震災に生まれました。」からはじまり、東日本大震災につていてももちろんふれ、悲しみでいっぱいであることを伝えていました。

最後に「がんばろう日本」と心を込めて熱く言った言葉が凄く印象的でした。本当に人の心の中に入ってくる宣誓の一つであったと思います。

 

2013年 夏 帯広大谷高校 杉浦大斗主将

少し緊張していたのが分かるくらいの雰囲気も良かった選手宣誓です。杉浦主将の宣誓では最後の方に「今生きていること、すべての命に生かされている重みをしっかりと受け止め、高校生らしく爽やかに、すがすがしいプレーをすることを誓います。」との言葉がありました。

自分があるのは周りに生かされているという内容は本当に考えさせられました。人は自分勝手になりがちですが、高校生がこのような言葉を発すると本当に考えさせられますよね。ありがとうと言いたい宣誓の一つでした!!

 

選手宣誓に関する豆知識エピソード

選手宣誓と言えば昔はよくあるようなことしか言われていなかったようです。

その内容としては「我々選手一同は日頃の練習の成果を発揮し、正々堂々とプレーすることを誓います。」というようなものは誰でも聞いたことがあると思います。

ですが、甲子園での宣誓はこのようなものは今ではありませんよね。

ですが、この宣誓を変えたのは1984年夏の大会の選手宣誓をした福井商業の坪井主将と言われています。その内容としては「若人の夢を炎と燃やし力強く逞しく、甲子園から大いなる未来に向かって正々堂々と戦い抜くことを誓います。」というような宣誓をしました。

満員の甲子園球場から大きな拍手を浴びたようです。この辺りから選手宣誓が変化していったと言われています。

 

まとめ

・甲子園の春の選抜の宣誓は高野連が決定しています。夏の大会は出場校の主将が立候補してその中から抽選で選ばれるようになっています。

・東日本大震災があった頃からその内容を取り入れ日本中に勇気を与えてくれる宣誓内容が多くなっています。日本中に勇気と感動を与えてくれることに感謝したいですね!!

・選手宣誓が変化していったのは1984年の福井商業坪井主将の宣誓からと言われています。今までの固定概念をなくした素晴らしい選手宣誓でした!!

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