佐々木主浩の凄さが分かる名言!球界レジェンドの人柄や人生哲学に迫る!
佐々木主浩さんは多くの抑え投手の中でも素晴しい記録を残している抑え投手です。近年のプロ野球は投手の分業制があたりまえになり先発投手、中継ぎ投手、セットアッパー、抑え投手(クローザー)とそれぞれの役割が明確になっています。
佐々木主浩さんの現役時代も投手の分業制はあたりまえになっていましたが、近年のプロ野球球界を見てみるとここまで安定した抑え投手は中々いないのではないかと思います。どの球団も9回で最小得点差の1点差で勝っていても最後までヒヤヒヤしてみているなんて行くのも良くみかけますよね。
このように、絶対的な抑えがいることによりチームの成績は安定してくるというのも感じ取れます。その結果、1998年の横浜ベイスターズはセ・リーグ制覇と日本一を成し遂げました。
今回は当時の日本一の立役者でもある佐々木主浩さんの名言についてまとめてみました。名言から人柄や哲学なども感じ取れるので佐々木主浩さんを知る上では多くの情報が詰まっていると思います。
佐々木主浩氏について
それでは佐々木主浩さんについておさらいしていきます。
佐々木主浩さんは宮城県の出身で東北高校、東北福祉大学で野球をしていました。高校時代は2年生の夏からエースとして活躍し、そこから3季連続の甲子園にも出場しています。
大学時代にも全日本大学野球選手権大会で2度の準優勝にも輝いています。そして、1989年のドラフトで横浜大洋ホエールズから1位指名を受けプロへ入団しました。
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そして2年目の1991年シーズン途中から抑えとして起用されるようになり、メキメキと頭角を表してきました。佐々木主浩さんの持ち味はストレートとストレートと同じ軌道で鋭く落ちるフォークボールで打者を打ち取っていきます。
その結果、日本人史上初の300セーブやメジャーと合わせて381セーブの素晴しい記録を残しています。
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このように抑え投手の話題では欠かすことのできない投手として語られています。
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ここでは佐々木主浩氏の名言を紹介していきます!!
「卑怯なことはするな。正々堂々とやれ」というのが父の口癖でした。
この言葉が佐々木主浩さんの根底にある考え方ではないかと思います。男の子であれば父の影響というのは生きていく上でとても大きな存在になります。人は成長していく上で様々な出来事が目の前に起こります。
ですから、自分の考えの軸がブレることもあります。そのブレがないのが理想ではないかと思います。
佐々木主浩さんはプロの投手の中では圧倒的にその球種は少ない投手でした。ストレートとフォークだけです。
この父からの言葉がこの球種の少なさでも正々堂々と戦うという姿勢をあらわしているのかも知れませんね。
「WBCに出場した選手がシーズンに入って不調だったとしても、プロなんだからそれを言い訳にしてはダメ」
佐々木主浩さんの現役時代はWBCなどの世界大会はまだありませんでした。
ですが、今では多くの世界大会がシーズンオフやシーズンがはじまる前の3月に開催されたりします。確かにプロ野球選手の調整の中でいつもと違う形になれば調整が難しいというのもあるとは思います。ですが、シーズンに入りそのことを取り上げて不調のせいにするなんて言うこともニュースになったりしています。
この名言には「プロなんだから」というのが強くメッセージとして印象に残ります。佐々木主浩さんは抑え投手という立場で失敗が許されない立場でした。
ですから、このような言葉を聞くとプロなのだから言い訳しないでコンディションが悪くてもそれを踏まえて最大のパフォーマンスをしろということが伝えたいのではないかと思います。抑え投手として成績を残したいたからこそ言える言葉なのではないかと思います。
「大谷のフォークボールには手を出してはいけない。時々投げるスライダーやカーブもあきらめて速球だけを狙わなければいけない。」
これは野球選手のOBとして発した言葉です。日本でも最高球速165kmを投げている大谷翔平選手です。現在はアメリカメジャーリーグでも2刀流として活躍しています。そんな大谷投手を打ち崩すためのアドバイスとして発していました。
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大谷投手の速球はスピードとキレが申し分ありません。ですが、それと同等に変化球も優れています。
しかも、球種も豊富なので的を絞らないと絶対に打ち崩すことができないということが分かります。
佐々木主浩さんも投手としてストレートとフォークボールでその地位を築いてきたからこそ言える言葉なのではないかと思います。
名言からの学び(まとめ)
・佐々木主浩さんの考えの根底にあるのは父から言われた「卑怯なことはするな。正々堂々やれ」という言葉です。その言葉が抑えとしてストレートとフォークだけで勝ち抜いてきたことというのが分かりますよね。
・プロ野球選手として試合に出てる以上言い訳をしてはいけないというのは大事なことです。言い訳をするぐらいなら練習して技術を磨き、負けない体力を作ることが大事です。抑え投手として失敗が許されない立場だから言える言葉ではないかと思います。
・大谷翔平選手を打つためのアドバイスも極端ですが、抑え投手として活躍した投手ならではの発言ではないかと思います。逆に大谷翔平選手もっとストレートに磨きをかけて絶対的な投手になって欲しいという思いも感じられる言葉だと思います。
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