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金本知憲監督の凄さが分かる名言・語録集!伝説エピソードや努力論にも迫る!


今回は虎の頼れる兄貴こと金本知憲監督の名言・語録集についてまとめてみました。あっ!と驚く伝説的なエピソードや金本監督の人間味あふれる性格や凄さが伝わる言葉もまとめていますので確認してみましょう!

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【特選】私が選ぶ金本知憲監督の三大名言

それではまず、私が選んだ金本知憲監督の有名な名言についてまとめてみました。

頭部にデッドボールを当ててしまった木佐貫選手への一言「気にするな、また思いっきり投げてこい!」

2008年の東京ドームでの巨人戦、金本監督が現役選手だった頃、相手投手木佐貫投手の140kmを超えるボールが金本選手の後頭部に直撃し、金本選手はベンチに運ばれ、木佐貫選手は危険球退場という場面がありました。

しかし、金本選手は病院でMRI検査を受けたあとすぐに、木佐貫選手のメンタルを気遣い、マスコミへ「木佐貫が投げた球は、故意でも威嚇でもない。俺は大丈夫。なんともないから。このコメントを必ず新聞に載せてほしい」と伝えていたのです!

そして翌日、木佐貫選手が謝罪にいった際に木佐貫選手を気遣い「気にするな、また思いっきり投げてこい!」という金本選手の人柄を表すような暖かい言葉を残しているのです。
この言葉を残すだけでも凄いのですが、頭部死球を受けたあとも金本選手は打席に立ち、次の打席で何とライトスタンドへホームランを放っています!

金本選手が「鉄人」と呼ばれるのも頷けるエピソードですね!

 

「何事も自分で無理だと、やる前に結論を出してしまえばそれまで。それ以上の成長はない」

次は、金本選手が連続フルイニング出場の世界記録を更新した際に残した言葉です。2006年の4月9日の横浜戦で、金本選手はカル・リプケンJr選手のフルイニング出場の記録を抜く904試合連続フルイニング出場の世界記録を達成しました。日々の努力の賜物ですね。

連続試合出場記録の歴代ランキング!ちなみにメジャーや世界記録は?【プロ野球】

 

その記録を更新した際に残した言葉ですが、不調や手首の骨折がありながらも連続フルイニング出場を続けた金本選手だからこそ残せる言葉ですね。

強靭な肉体だけではなく、何があっても折れない心、強いハートの持ち主でもあった選手だということが伺えます。

 

「選手より監督が目立っているようではダメ!」

最後に選んだのが金本選手が引退試合の時のスピーチで、対戦相手だった横浜に向けて言った言葉です。

当時の横浜DeNAベイスターズの監督は中畑清監督で、中畑監督の発言がバラエティに溢れ監督自身はとても目立っていましたが、肝心の成績が振るわないままシーズンを終えようとしていました。

金本選手の言葉もあり、今や横浜DeNAベイスターズはラミレス監督以上に活躍によって目立つ選手たちが揃い、強いチームへと成長しました。結果を出してナンボの勝負の世界、金本選手の発した言葉は理にかなっていると言えますね。

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名言からの学び

金本監督の名言から伝わってくることは、自分のことよりも相手の心配をすること、常にチームの勝利のために何が必要なのか、ファンを喜ばせるにはどうしたらよいのか、というのを第一に考えていることが伝わりますね。

そしてこの思いは、選手から監督になっても変わらずに、現在の阪神の選手たちにそうなってほしいと伝え続けているのです。

相手の気持ちを察してあげたり、物事を成功させるには何が必要なのかを考える、ということは生きていくために必要なことですよね。金本監督の言葉を今の自分に置き換えて考えてみると、自分自身が抱えている問題のヒントになってくれるかもしれませんね!

 

名言の生みの親である関西の父

金本監督が発してきた数々の名言、実はこの名言の生みの親が存在することをご存知でしょうか?

2003年、金本選手を阪神に連れてきた当時の監督である星野仙一監督です。
闘将として厳しいことで知られている星野監督ですが、その反面選手たちを気遣う優しい部分も持ち合わせていた星野監督、その背中を金本選手は見続けて阪神を引っ張ってきました。

大勢の阪神ファンを喜ばせたい、甲子園にあれだけたくさんのファンが入ってくれているのに情けない試合はできない、と絶えず言い続けてきた星野監督、いわゆる星野イズムを金本監督は継承しているのです。

関西の父親として慕っていた星野監督ですが、とても残念なことに2018年の始め、膵臓がんのため亡くなられました。金本監督だけではなく、阪神ファンにも18年ぶりのリーグ優勝という快挙を見せてくれただけにファンは悲しみに満ち溢れていました。

生前、星野監督は阪神対楽天が甲子園で日本シリーズをやるところを見たい!という言葉を残しています。その言葉が現実になるよう、星野監督の意志を継承している金本監督には是非リーグ優勝を成し遂げてほしいですね!

 

まとめ

・金本監督が現役時代、頭部死球を受けながらも「気にするな、また思いっきり投げてこい!」と相手投手を気遣う暖かいコメントを残している。

・金本監督の引退試合のスピーチで、相手チームのために「選手より監督が目立っているようではダメ!」という厳しい激励メッセージを残している。

・金本監督が残したメッセージは、選手から監督に変わった今でも、阪神の選手たちにそうなってほしいと伝え続けている。

・金本監督の言葉の生みの親には、金本監督が関西の父親と慕っていた星野仙一監督の存在がある。

 

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