つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

日本ハム

北海道日本ハムファイターズの歴代外国人選手一覧まとめ!最強助っ人選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

東京から北海道に移転し、北の大地で躍動している北海道日本ハムファイターズ。

今回はこれまで北海道日本ハムファイターズに在籍した歴代外国人選手の成績や最高年俸などを調べ、北海道日本ハムファイターズ歴代最強の助っ人選手についてリサーチしました。

活躍を見せてきた助っ人選手たちの成績を振り返っていきましょう!!

スポンサーリンク

 

北海道日本ハムファイターズの歴代外国人(助っ人)選手一覧まとめ!

1950年以降、在籍した外国人選手を表にしてみました。50年代後半から所属する選手が現われ、以降は継続的に選手が入団してプレーしていました。

まずは野手から見てみましょう。

北海道日本ハムファイターズの歴代外国人(助っ人)選手(野手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 試合数 打率 本塁打 打点 国籍 タイトル
1957 スタンレー橋本 25 78 0.189 1 16 USA
1958 スタンレー橋本 25 111 0.291 5 46 USA ベストナイン
ラドラ 23 125 0.240 9 57 USA
1959 スタンレー橋本 25 116 0.281 4 36 USA
ラドラ 23 111 0.243 5 35 USA
1960 スタンレー橋本 25 77 0.213 1 9 USA
ラドラ 44 103 0.245 4 32 USA
エディ武井 6 117 0.164 0 22 USA
1961 ラドラ 44 109 0.270 4 44 USA
エディ武井 6 68 0.296 2 12 USA
1962 ラドラ 44 105 0.244 3 23 USA
1963 ラドラ 44 112 0.203 4 18 USA
白仁天 41 20 0.158 0 0 KOR
1964 ラドラ 44 115 0.250 8 36 USA
白仁天 41 92 0.252 6 23 KOR
1965 白仁天 41 116 0.267 14 44 KOR
ラーカー 4 103 0.280 8 46 USA
1966 白仁天 41 126 0.262 4 23 KOR
ラーカー 5 121 0.253 6 39 USA
ジマー 8 87 0.182 9 20 USA
1967 白仁天 7 128 0.280 10 51 KOR
1968 白仁天 7 117 0.296 15 51 KOR
1969 白仁天 7 109 0.291 12 46 KOR
1970 白仁天 7 127 0.276 18 64 KOR
モートン 25 48 0.173 3 5 USA
1971 白仁天 7 107 0.238 11 38 KOR
クリスチャン 8 125 0.274 16 59 USA
1972 白仁天 7 126 0.315 19 80 KOR
クリスチャン 8 107 0.244 11 31 USA
1973 白仁天 7 96 0.247 6 20 KOR
レドモン 8 73 0.243 5 24 USA
1974 白仁天 7 114 0.261 15 42 KOR
1975 ジェスター 3 130 0.242 9 45 USA
1976 ウィリアムス 13 122 0.285 23 57 USA
ミッチェル 39 107 0.244 23 66 USA
1977 ウィリアムス 13 117 0.269 21 65 USA
ミッチェル 39 128 0.243 32 75 USA
1978 ミッチェル 39 128 0.274 36 93 USA 本塁打王
ロックレア 30 108 0.240 8 38 USA
1979 ミッチェル 39 111 0.233 22 60 USA
ユーイング 32 119 0.286 15 65 USA
1980 ユーイング 32 0 0.000 0 0 USA
ソレイタ 39 125 0.290 45 95 USA
クルーズ 44 127 0.309 26 84 USA
1981 ソレイタ 39 128 0.300 44 108 USA 本塁打王、打点王
クルーズ 44 116 0.297 18 75 USA
1982 ソレイタ 39 130 0.281 30 84 USA ベストナイン
クルーズ 44 125 0.268 17 67 USA
1983 ソレイタ 39 127 0.252 36 84 USA
クルーズ 44 113 0.320 11 74 USA
1984 クルーズ 44 124 0.348 29 96 USA ベストナイン
ブラント 33 86 0.232 16 41 USA
1985 クルーズ 44 107 0.321 19 70 USA
ブラント 33 32 0.269 9 17 USA
パターソン 45 88 0.225 16 44 USA
1986 パットナム 6 128 0.286 25 78 USA
ブリューワ 44 130 0.321 20 68 USA
1987 パットナム 6 115 0.241 12 43 USA
ブリューワ 44 129 0.303 35 98 USA ベストナイン
1988 ブリューワ 44 0 0.000 0 0 USA
イースラー 6 97 0.304 19 58 USA
デイエット 9 35 0.243 4 13 USA
1989 ブリューワ 44 130 0.306 27 73 USA
デイエット 9 84 0.278 14 41 USA
1990 デイエット 9 15 0.208 3 11 USA
ウインタース 10 127 0.278 35 97 USA
1991 デイエット 9 11 0.333 0 1 USA
ウインタース 10 130 0.269 33 84 USA
ベイス 8 116 0.248 16 41 USA
1992 ウインタース 10 120 0.282 35 79 USA
ベイス 8 40 0.191 0 11 USA
マーシャル 9 67 0.246 9 26 USA
1993 ウインタース 10 130 0.248 35 87 USA
シュー 9 128 0.270 24 79 USA
1994 ウインタース 10 130 0.260 22 81 USA
シュー 9 129 0.244 14 45 USA
1995 マッキントッシュ 9 56 0.220 3 15 USA
デューシー 20 117 0.249 25 61 USA
ブリトー 42 56 0.313 21 50 DOM
1996 デューシー 20 120 0.246 26 59 USA
ブリトー 42 126 0.253 29 83 DOM
1997 ムニョス 68 0 0.000 0 0 USA
ブルックス 9 134 0.277 16 63 USA
ウィルソン 15 134 0.274 37 94 CAN 本塁打王
1998 ブルックス 9 129 0.244 25 73 USA
ウィルソン 15 133 0.255 33 124 CAN 本塁打王、打点王、ベストナイン
1999 ウィルソン 15 6 0.136 0 2 CAN
フランクリン 10 131 0.238 30 80 USA
オバンドー 64 94 0.306 20 62 PAN
2000 ウィルソン 15 120 0.294 37 89 CAN ベストナイン
フランクリン 10 5 0.200 0 0 USA
オバンドー 64 107 0.332 30 101 PAN ベストナイン
2001 ウィルソン 15 34 0.225 6 14 CAN
オバンドー 64 52 0.259 15 51 PAN
2002 オバンドー 23 118 0.263 26 68 PAN
DTクローマー 15 131 0.245 20 54 USA
2003 DTクローマー 15 50 0.201 7 25 USA
エチェバリア 43 110 0.275 31 84 USA
2004 オバンドー 67 42 0.338 8 25 PAN
エチェバリア 43 94 0.258 16 54 USA
セギノール 5 125 0.305 44 108 PAN 本塁打王、ベストナイン
2005 オバンドー 67 24 0.218 3 7 PAN
セギノール 5 133 0.288 31 86 PAN
アルモンテ 43 34 0.193 3 8 DOM
2006 セギノール 5 132 0.295 26 77 PAN ベストナイン
マシーアス 9 73 0.229 3 21 PAN
2007 セギノール 5 134 0.249 21 68 PAN
グリーン 4 18 0.197 0 3 USA
ジョーンズ 15 30 0.160 1 7 USA
2008 ジョーンズ 15 8 0.111 0 0 USA
ボッツ 39 55 0.254 5 16 USA
スレッジ 10 113 0.289 16 69 USA
2009 ボッツ 39 11 0.238 1 6 USA
スレッジ 10 117 0.266 27 88 USA
2011 ホフパワー 9 122 0.222 12 36 USA
2012 スレッジ 10 47 0.232 5 23 USA
ホフパワー 9 109 0.247 14 37 USA
2013 ホフパワー 9 69 0.186 5 15 USA
アブレイユ 42 138 0.284 31 95 CRI 本塁打王、ベストナイン
2014 アブレイユ 42 6 0.211 1 1 CRI
ミランダ 46 116 0.227 14 57 DOM
2015 レアード 5 143 0.231 34 97 USA
ハーミッダ 7 50 0.211 1 18 USA
2016 レアード 5 143 0.263 39 97 USA 本塁打王、ベストナイン、日本シリーズMVP
2017 レアード 5 137 0.229 32 90 USA
ドレイク 52 35 0.232 1 3 CUB
2018 レアード 5 120 0.233 26 65 USA
2019 王柏融 99 88 0.255 3 35 TPE
2020 王柏融 3 52 0.207 2 9 TPE
ビアヌエバ 44 54 0.220 4 19 MEX
2021 王柏融 3 95 0.063 9 48 TPE
ロドリゲス 53 50 0.197 6 12 DOM
2022 王柏融 3 15 0.238 0 0 TPE
ヌニエス 5 63 0.174 4 13 VEN
アルカンタラ 6 97 0.209 14 28 DOM
2023 王柏融 199、99 20 0.280 1 5 TPE
アルカンタラ 6 41 0.204 4 10 DOM
マルティネス 2 119 0.246 15 66 CUB
ハンソン 94 39 0.144 4 9 DOM
2024 マルティネス 2 126 0.234 13 57 CUB
スティーブンソン 6 24 0.161 0 0 USA
レイエス 99 103 0.290 25 65 DOM

※USA=アメリカ、KOR=韓国、DOM=ドミニカ共和国、CAN=カナダ、PAN=パナマ、CRI=コスタリカ、CUB=キューバ、TPE=台湾、MEX=メキシコ、VEN=ベネズエラ

スポンサーリンク

 

ハワイ出身のスタンレー橋本選手が58年にベストナインを受賞し、同時期に入団したジャック・ラドラ選手は内外野でレギュラーを務め、7年間の在籍で毎年100試合以上に出場、通算で780試合に出場しました。

キャッチャーとして入団した韓国出身の白仁天選手は63年から74年まで在籍し、途中外野手に転向しながら安定した成績を残し、二桁本塁打を7シーズンで記録、72年には打率.315をマークしました。

長打力を期待されて76年に来日したボビー・ミッチェル選手は来日1年目に23本塁打を記録し、3年目には36本塁打を放ち本塁打王を獲得ウォルター・ウイリアムス選手との3・4番コンビで打線を牽引しました。

80年代は80年に加入したトニー・ソレイタ選手トミー・クルーズ選手はクリーンアップの一角を担い、ソレイタ選手は来日1年目に45本塁打を記録、翌年は44本塁打108打点で本塁打王と打点王の二冠に輝き、4年間で155本塁打を放ちました。

クルーズ選手も6年間で打率3割以上を4回記録し、特に84年は打率.348のハイアベレージを残してベストナインを受賞しました。80年代後半はトニー・ブリューワ選手の活躍が光り、87年に打率.303、35本塁打、98打点を記録してベストナインに選出されました。

90年に来日したマット・ウインタース選手は在籍した5シーズンで4番を務め、4年連続で30本塁打以上を記録、カナダ出身のナイジェル・ウィルソン選手は阪急の伝説的助っ人だったブーマー・ウェルズさんの紹介で97年に入団していきなり本塁打王を獲得し、翌年は本塁打王と打点王に輝き、ベストナインも受賞しました。

ウィルソン選手は00年にもベストナインを受賞しますが、同年にベストナインを受賞した外国人選手がもう1人いました。99年に来日して2年目を迎えていたシャーマン・オバンドー選手はレフトのレギュラーとして出場し、打率.332、30本塁打、101打点と三部門で好成績を収め、ウィルソン選手とともに栄誉を手にしました。

00年代と10年代は長打力を武器に本塁打王のタイトル獲得者が現われました。両打席から本塁打を量産して04年に44本塁打を記録して本塁打王に輝いたフェルナンド・セギノール選手、キューバからコスタリカに亡命して13年のキャンプ中にテスト合格を果たして入団し、来日1年目で本塁打王を獲得したミチェル・アブレイユ選手、本塁打を放つと寿司を握るパフォーマンスを披露したブランドン・レアード選手は16年にタイトルを獲得しており、打線の中心として実力を発揮しました。

スポンサーリンク

 

北海道日本ハムファイターズの歴代外国人(助っ人)選手(投手編)一覧まとめ!

選手名 背番号 登板 防御率 勝利 セーブ 投球回 国籍 タイトル
1957 ホセ中村 18 0 0.00 0 0 0 CUB
1958 西田 亨 53 48 2.30 16 0 288.2 USA
1959 ビル西田 19 0 0.00 0 0 0 USA
1961 バウアー 66 21 3.36 6 0 90.2 USA
1974 レイ 3 13 3.35 3 0 43.1 USA
スノー 18 0 0.00 0 0 0 USA
ケキッチ 18 18 4.13 5 0 122.1 USA
1975 レイ 17 11 4.75 2 0 55.1 USA
カルバー 18 9 6.50 1 0 36 USA
1994 カンポス 42 0 0.00 0 0 0 VEN
グロス 60 25 4.29 6 0 149 USA
1995 グロス 60 31 3.04 16 0 231 USA 最多勝利
1996 グロス 60 28 3.62 17 0 193.2 USA 最多勝利
1997 グロス 60 33 3.63 13 0 233.1 USA
1998 グロス 60 7 3.96 3 0 36.1 USA
シュールストロム 23 38 3.00 7 8 45 USA
オレラーノ 49 14 7.50 1 0 30 USA
1999 シュールストロム 23 14 1.69 2 7 16 USA
オレラーノ 49 21 4.99 1 0 39.2 USA
ウィッテム 42 17 5.76 6 0 86 USA
2000 オレラーノ 49 1 27.00 0 0 0.1 USA
ウィッテム 42 0 0.00 0 0 0 USA
ミラバル 00 48 3.65 1 19 49.1 USA
オーミー 27 12 4.98 2 0 47 USA
2001 ミラバル 00 51 3.44 2 18 55 USA
オーミー 27 3 14.85 0 0 6.2 USA
サンダース 32 24 4.36 3 0 86.2 USA
2002 ミラバル 00 18 3.37 9 0 125.2 USA
シールバック 32 22 3.60 8 0 140 USA
フリューリー 49 10 3.46 0 0 13 USA
2003 ミラバル 00 31 4.65 16 0 193.2 USA
シールバック 32 16 5.61 2 0 78.2 USA
2004 ミラバル 00 29 4.82 11 0 160.2 USA
ループ 50 6 6.67 1 0 29.2 USA
2005 ミラバル 00 3 7.71 0 0 16.1 USA
ナイト 24 8 11.12 0 0 11.1 USA
リー 67 9 3.42 3 0 55.1 USA
B.トーマス 70 38 4.66 1 1 48.1 AUS
2006 リー 67 11 3.43 5 0 63 USA
B.トーマス 17 40 3.74 4 1 45.2 AUS
ディアス 66 8 4.91 3 0 44 DOM
2007 グリン 14 24 2.21 9 0 155 USA
スウィーニー 42 21 3.70 6 0 109.1 USA
2008 グリン 14 26 3.64 7 0 163 USA
スウィーニー 42 28 3.48 12 0 163 USA
2009 スウィーニー 42 21 5.32 5 0 118.1 USA
ウィング 49 0 0.00 0 0 0 USA
2010 ウルフ 10 42 3.03 4 3 62.1 USA
カーライル 12 7 4.88 0 0 27.2 USA
ケッペル 31 25 3.35 12 0 158.2 USA
2011 ウルフ 10 26 3.60 12 0 150 USA
ケッペル 31 26 3.22 14 0 162 USA
オビスポ 12 2 54.00 0 0 1 DOM
2012 ウルフ 17 26 2.66 10 0 149 USA
ケッペル 31 2 9.00 0 0 6 USA
モルケン 62 23 3.27 2 0 22 CAN
2013 ウルフ 17 22 3.05 9 0 130 USA
ケッペル 31 8 6.14 2 0 36.2 USA
モルケン 62 5 3.68 0 0 7.1 CAN
J.トーマス 70 3 8.71 0 0 10.1 USA
2014 メンドーサ 15 26 3.89 7 0 162 MEX
クロッタ 20 61 2.62 4 6 58.1 USA
アンソニー・カーター 70 48 3.97 0 1 45.1 USA
2015 メンドーサ 15 26 3.51 10 0 148.2 MEX
クロッタ 20 30 6.59 2 0 28.2 USA
ガラテ 42 13 1.71 3 0 26.1 VEN
ライブリー 55 16 5.30 0 0 18.2 USA
2016 メンドーサ 15 23 3.88 7 0 132.1 MEX
バース 52 37 3.65 8 0 103.2 USA
マーティン 55 52 1.07 2 0 50.2 USA
2017 メンドーサ 15 20 3.97 3 0 99.2 MEX
マーティン 55 40 1.19 0 2 37.2 USA
2018 トンキン 19 53 3.71 4 12 51 USA
マルティネス 27 25 3.51 10 0 161.2 USA
ロドリゲス 41 9 5.26 3 0 37.2 DOM
2019 マルティネス 27 0 0.00 0 0 0 USA
ロドリゲス 41 34 3.25 6 1 91.1 DOM
ハンコック 28 8 9.00 0 0 7 USA
ハーベイト 33 15 5.63 2 0 32 USA
2020 マルティネス 27 17 4.62 2 1 76 USA
ロドリゲス 41 7 2.25 0 0 8 DOM
バーヘイゲン 36 18 3.22 8 0 111.2 USA
2021 ロドリゲス 41 47 2.74 2 3 46 DOM
バーヘイゲン 36 20 3.84 5 0 96 USA
アーリン 44 11 3.32 2 0 38 USA
2022 ロドリゲス 41 22 2.20 3 0 16.1 DOM
ガント 42 0 0.00 0 0 0 USA
ポンセ 45 14 3.35 3 0 83.1 USA
メネズ 70 15 1.08 1 0 25.2 USA
2023 ロドリゲス 41 37 5.09 1 0 35.1 DOM
ガント 42 0 0.00 0 0 0 USA
ポンセ 45 10 3.66 4 0 51.2 USA
メネズ 70 12 3.16 0 0 43.1 USA
マーベル 31 8 2.49 2 0 21.2 USA
2024 ロドリゲス 41 10 2.08 1 0 8.2 DOM
マーフィー 31 40 3.26 1 0 38.2 USA
ザバラ 42 16 1.20 0 1 15 DOM
バーヘイゲン 45 9 3.12 2 0 49 USA

※CUB=キューバ、USA=アメリカ、VEN=ベネズエラ、AUS=オーストラリア、DOM=ドミニカ共和国、CAN=カナダ、MEX=メキシコ、

スポンサーリンク

 

巨人でもプレーしていたハワイ出身の西田亨(ビル西田)投手は58年に16勝を挙げる活躍を見せましたが、翌年は登板なしに終わりました。

その後は在籍したピッチャーが少なく、目立った活躍を見せた選手はいませんでしたが、94年に来日したキップ・グロス投手は95年に16勝、96年に17勝を記録して2年連続で最多勝利に輝き、97年まで3年連続で二桁勝利をマークしました。

00年から2年連続で二桁セーブを記録したカルロス・ミラバル投手は02年に先発に転向、03年に16勝を挙げ翌年は開幕投手を務め、04年まで3年連続で二桁勝利を達成しました。

00年代後半以降も二桁勝利を記録した助っ人外国人が現われましたが、好記録を連続して残すピッチャーはおらず、10年から2年連続で二桁勝利をマークしたボビー・ケッペル投手、11年から同じく二桁勝利を挙げたブライアン・ウルフ投手の2人を最後に連続で二桁勝利を挙げたピッチャーはいませんでした。

 

【北海道日本ハムファイターズ】歴代外国人(助っ人)選手の年俸ランキング!歴代最高年俸はドリュー・バーヘイゲン投手の3億5000万円!

ここでは北海道日本ハムファイターズの歴代外国人選手を年俸で順位付けしてみました。野手が2人、投手が3人ランクインという結果になりました。

順位 年度 選手名 年俸 打率/防御率 試合/登板
1 2024 D.バーヘイゲン 3億5000万円 3.12 9
2 2017 B.レアード 3億0000万円 0.229 137
3 2007 F.セギノール 2億6400万円 0.249 137
4 2019 N.マルティネス 2億5000万円 0.00 0
5 2022 J.ガント 2億4000万円 0.00 0

 

1位はドリュー・バーヘイゲン投手。20年から2年在籍し、メジャーリーグ復帰を経て21年以来となる加入だった24年に年俸3億5000万円でプレー、開幕から調子が上がらず9試合の登板で2勝に終わりました。

2位は17年のブランドン・レアード選手3億円でした。15年に来日していきなり34本塁打を記録すると、翌年は39本塁打を放ち本塁打王とベストナインに加えて日本シリーズでも好成績を残して日本シリーズMVPに輝き、年俸がアップしました。

3位は07年に2億6400万円でプレーしたフェルナンド・セギノール選手です。両打席から本塁打を量産する大砲は04年に44本塁打を記録して本塁打王を獲得、05年も31本塁打、06年も26本塁打を放つ等、長打力を毎年発揮しました。

4位にランクインしたのはニック・マルティネス投手。18年に来日して10勝を挙げ、年俸2億5000万円で契約した19年は開幕前に右前腕を負傷、復帰を目指していた夏場にも脇腹を痛めて同年は一軍登板ゼロでした。

5位は22年に2億4000万円で契約を結んだジョン・ガント投手で、メジャーリーグでの登板経験も豊富だったことから期待されて入団しましたが、右肘の不調でシーズン途中に一時帰国し、シーズン中の登板はありませんでした。

スポンサーリンク

 

私が思う最強の北海道日本ハムファイターズ歴代外国人(助っ人)はトニー・ソレイタ選手!

北海道日本ハムファイターズに在籍した歴代外国人選手の中で、歴代最強の外国人選手は80年から4年間在籍し、本塁打を量産したトニー・ソレイタ選手だと考えます。

ここで、トニー・ソレイタ選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・公務員
生年月日:1947年1月15日
身長:183cm
出身:アメリカ
最終学歴:ミラコスタ大学
血液型:不明

1947年(昭和22年)1月15日生まれ、アメリカ領サモア出身。65年にメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースと契約して68年にメジャーリーグ初出場を果たし、79年まで複数球団で通算50本塁打を記録、80年に当時の日本ハムファイターズに入団しました。

アメリカではファーストや外野を守っていましたが、ファイターズ入団後は主に指名打者を務め、打順は5番を任されました。来日1年目は打率こそ低かったものの自慢の長打力を発揮して45本塁打を放ち、4月と9月に4打数連続本塁打(4月の記録はパリーグ初)を記録する活躍を見せました。

ソレイタ選手と同時期にクリーンアップの一角を担い、6年間で通算打率.310を記録したトミー・クルーズ選手や90年代前半に在籍してファイターズ歴代外国人最多となる通算160本塁打を放ったマット・ウインタース選手も候補に挙がりますが、ウインタース選手と5本差の歴代2位の本塁打数を誇り、ウインタース選手が届かなかった本塁打王のタイトルを手にした経験を持つソレイタ選手を北海道日本ハムファイターズ史上最強外国人選手と考えます。

スポンサーリンク

北海道日本ハムファイターズの歴代外国人(助っ人)選手に関する豆知識

94年シーズン途中に来日し、95年から2年連続で最多勝を獲得したキップ・グロス投手。中4日を苦にせず、完投能力も兼ね備えたタフネス右腕は3年連続二桁勝利を記録して233.1イニングを投げた97年にタフさを象徴する出来事がありました。

エース格として登板を続けていた97年でしたが、夏場に酔っ払いに絡まれて右の肋骨を折り全治4週間程度と診断されましたが、首脳陣には隠して登板を続け、先発の柱としてチームを牽引しました。

パリーグの外国人投手として唯一となる2年連続最多勝獲得経験者は、チームの勝利のために怪我に負けずに腕を振る、強い投手でもありました。

 



まとめ

・北海道日本ハムファイターズでは60年代から野手の外国人選手が増え、アメリカ出身の選手が多くプレーしている。

・野手では白仁天選手やトニー・ソレイタ選手、投手ではキップ・グロス投手が長く活躍した。

・歴代で一番年俸が高かったのは、24年のドリュー・バーヘイゲン投手の3億5000万円。

・ソレイタ選手はパリーグ初の4打席連続本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得した経験を持つ北海道日本ハムファイターズ歴代最強の外国人選手である。

 

関連記事

北海道日本ハムファイターズの歴代キャッチャー(捕手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

北海道日本ハムファイターズの歴代サード(三塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

北海道日本ハムファイターズの歴代ファースト(一塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

北海道日本ハムファイターズの歴代セカンド(二塁手)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

北海道日本ハムファイターズの歴代投手(エース)一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

スポンサーリンク

-日本ハム

こんな記事も読まれています