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北海道日本ハムファイターズの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!最強選手や最高年俸ランキングも合わせてチェック!

今回は北海道を盛り上げている北海道日本ハムファイターズの歴代キャプテンと選手会長の成績や最高年俸などを調べてみました。

主力としてチームを牽引した選手が役職に就き、活躍していました。

それでは北海道日本ハムファイターズの歴代のキャプテンと選手会長を早速チェックしていきましょう!!

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北海道日本ハムファイターズの歴代キャプテン&選手会長一覧まとめ!

まずはキャプテンから見ていきましょう。

数回の球団名変更や東京から北海道への移転を経て活動している北海道日本ハムファイターズですが、今回は北海道に移転した04年以降のキャプテンを紹介します。

北海道日本ハムファイターズのキャプテン一覧まとめ!

選手名 背番号 試合 打率 本塁打 打点 タイトル
2004 小笠原道大 2 101 0.345 18 70 ベストナイン
2005 小笠原道大 2 133 0.282 37 92
2006 田中 幸雄 6 58 0.174 0 4
2007 金子 誠 8 132 0.243 4 53
2008 金子 誠 8 96 0.216 2 29
2009 稲葉 篤紀 41 135 0.287 17 85 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2010 稲葉 篤紀 41 137 0.261 16 79
2011 稲葉 篤紀 41 127 0.290 10 61
2012 田中 賢介 3 114 0.300 3 32 ベストナイン
2014 大引 啓次 7 132 0.245 5 47
2015 宮西 尚生 25 50 2.70 3 28
2016 大野 奨太 27 109 0.245 5 35 ゴールデングラブ賞
2017 大野 奨太 27 83 0.221 3 13
2018 中田 翔 6 140 0.265 25 106 ゴールデングラブ賞
2019 中田 翔 6 124 0.242 24 80
2020 西川 遥輝 7 115 0.306 5 39 ゴールデングラブ賞
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04年からの2年は打線の中軸を担い「ガッツ」の愛称でファンの人気が高かった小笠原道大選手が務め、04年は打率.345を残してベストナインを受賞、05年は打率が下がったものの37本塁打を放ちました。

06年はベテラン・田中幸雄選手が務め、その田中選手からバトンを受けたのは長年セカンドとショートでレギュラーとして出場していた金子誠選手でした。金子選手はキャプテン1年目の07年は132試合に出場し、2年間務めて09年からは稲葉篤紀選手が任命され、キャプテンを任された3年間で安定した成績を残して、09年にはベストナインとゴールデングラブに選出されました。

12年は田中賢介選手が就任し、ベストナインを受賞しましたが同年オフにメジャーリーグを目指して退団、13年はキャプテンを置かずに戦いましたが、14年にショートの大引啓次選手、15年は中継ぎエースの宮西尚生投手が務め、16年からの2年はキャッチャーの大野奨太選手が選ばれ、16年にゴールデングラブ賞を受賞しました。

17年シーズン終了後に大野選手がFAで中日に移籍、後を任されたのは主砲として打線を牽引していた中田翔選手で、18年から2年間は連続で20本塁打以上を記録し、守備でもチームを牽引して18年にゴールデングラブ賞を受賞しました。

20年にゴールデングラブ賞を受賞した西川遥輝選手を最後にキャプテン制はとっておらず、新庄剛志監督の下、全員野球でペナントレースを戦っています。

北海道日本ハムファイターズの歴代選手会長一覧まとめ!

ここではキャプテンと同じく北海道に移転した04年以降の選手会長をチェックしていきましょう。キャプテンを務めた選手たちが選手会長も務めていることがわかりました。

選手名 背番号 試合 打率 本塁打 打点 タイトル
2004 小笠原道大 2 101 0.345 18 70 ベストナイン
2005 小笠原道大 2 133 0.282 37 92
2006 金子 誠 8 126 0.254 6 40
2007 金子 誠 8 132 0.243 4 53
2008 金子 誠 8 96 0.216 2 29
2009 田中 賢介 3 144 0.283 3 49 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2010 田中 賢介 3 143 0.335 5 54 ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2011 田中 賢介 3 49 0.290 1 10
2012 鶴岡 慎也 22 116 0.266 0 25 ベストナイン
2013 鶴岡 慎也 22 114 0.295 2 26
2014 大野 奨太 2 105 0.174 6 19
2015 大野 奨太 2 74 0.194 0 10
2016 大野 奨太 27 109 0.245 5 35 ゴールデングラブ賞
2017 大野 奨太 27 83 0.221 3 13
2018 中島 卓也 9 132 0.261 1 23
2019 中島 卓也 9 120 0.220 0 16
2020 中島 卓也 9 88 0.201 0 8
2021 近藤 健介 8 133 0.298 11 69 ベストナイン
2022 近藤 健介 8 99 0.302 8 41
2023 松本 剛 7 134 0.276 3 30
2024 松本 剛 7 127 0.236 1 19
 
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04年からの2年はキャプテンと同じく小笠原道大選手が務め、06年に金子誠選手が就任しましたが、その金子選手も翌07年からはキャプテンを務め、08年シーズン終了後にキャプテン、選手会長ともに後任にバトンを渡しました。

09年から3年務めた田中賢介選手は不動のセカンドとしてチームを牽引、09年から2年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、特に10年は打率.335のハイアベレージを記録して中心選手として活躍しました。

11年はキャンプ中とシーズン中の骨折で出場試合数が少なかった田中選手は12年にキャプテンに就任し、選手会長の座はキャッチャーの鶴岡慎也選手に譲り、鶴岡選手は就任1年目の12年にベストナインに選出されました。

鶴岡選手は13年オフにFAでソフトバンクに移籍し、鶴岡選手と同じくキャッチャーの大野奨太選手が引継ぎ、北海道移転後最長となる4年間選手会長を務め、キャプテン就任1年目でもあった16年にゴールデングラブ賞を受賞しました。

17年オフにFAで中日に移籍した大野選手の後は、ショートの中島卓也選手が3年間務め、21年からは打線の中軸を担っていた近藤健介選手が選手会長としてプレーして就任1年目にベストナインを受賞、近藤選手が22年オフにFAでソフトバンクに移籍すると22年に首位打者を獲得する等、中心選手に成長した松本剛選手が就任し、24年は選手会長2年目のシーズンでした。

 

【北海道日本ハムファイターズ】歴代キャプテン&選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は小笠原道大選手の4億3000万円!

ここでは北海道日本ハムファイターズ歴代キャプテンと選手会長を年俸で順位付けしてみました。在任期中の最高年俸を記載しています。まずはキャプテンから見てみましょう。

【北海道日本ハムファイターズ】歴代キャプテンの年俸ランキング!歴代最高年俸は小笠原道大選手の4億3000万円!

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2005 小笠原 道大 4億3000万円 0.282 133
2 2019 中田 翔 2億8000万円 0.242 124
3 2012 田中 賢介 2億7000万円 0.300 114
4 2009 稲葉 篤紀 2億5000万円 0.287 135
5 2020 西川 遥輝 2億0000万円 0.306 115

キャプテンの1位は小笠原道大選手でした。04年と05年にキャプテンを務め、04年は打率.345を記録してベストナインを受賞、年俸4億3000万円でプレーした05年は、打率が前年より下がり3割を下回りましたが、本塁打は18本から大きく伸ばして37本放ち、打点も92を記録しました。

2位は2億8000万円でプレーした19年の中田翔選手。4番として打線を牽引し、キャプテン就任1年目の18年は25本塁打を記録、守りでもゴールデングラブ賞を受賞しました。19年も24本塁打を放ち、長打力を見せつけました。

3位にランクインしたのは12年の田中賢介選手で、メジャーリーグ挑戦前最後のシーズンとなったこの年の年俸は2億7000万円でした。11年は二度の骨折で戦列を離れ、出場試合数は減少しましたが、キャプテンに就任した12年は復活を果たし、打率3割を記録してベストナインを受賞しました。

4位は稲葉篤紀選手でした。ヤクルトからFAで加入した06年からライトのレギュラーを務め、09年からはキャプテンとしてリーダーシップを発揮、2億5000万円でプレーしたキャプテン1年目は135試合に出場してベストナインとゴールデングラブ賞に選出されました。

5位の西川遥輝選手は10年代半ばから内外野でレギュラーとしてプレーし、複数回盗塁王を獲得する等、中心選手として活躍を続けていました。キャプテンに就任した20年は2億円でプレーし、打率.306を記録して、守備ではゴールデングラブ賞に輝きました。

【北海道日本ハムファイターズ】歴代選手会長の年俸ランキング!歴代最高年俸は小笠原道大選手の4億3000万円!

続いて選手会長です。

順位 年度 選手名 年俸 打率 試合
1 2005 小笠原 道大 4億3000万円 0.282 133
2 2022 近藤 健介 2億5500万円 0.302 99
3 2012 田中 賢介 2億5000万円 0.290 49
4 2024 松本 剛 1億1000万円 0.236 127
5 2019 中島 卓也 1億0000万円 0.220 120
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野手が代々選手会長を務めており、最も年俸が高かったのはキャプテンと同じく小笠原道大選手で、05年の4億3000万円でした。キャプテンと二足の草鞋を履き、成績の面でもチームを牽引しました。

2位は近藤健介選手。抜群のバットコントロールと選球眼で高い出塁率を誇り、10年代半ばからレギュラーとして活躍しました。選手会長2年目だった22年は年俸2億5500万円でプレーし、故障により99試合の出場にとどまりましたが、打率.302を記録しました。

3位は11年の田中賢介選手2億5000万円でした。選手会長3年目だったこの年は二度の骨折で一軍を離れ、49試合の出場にとどまりました。

4位にランクインしたのは選手会長2年目のシーズンだった24年の松本剛選手でした。22年に首位打者を獲得した好打者は1億1000万円で迎えた24年シーズンでは苦しみ、127試合の出場で打率.236でした。

5位は中島卓也選手1億円。俊足と好守を武器に活躍、ショートのレギュラーとして出場した15年は盗塁王を獲得しました。選手会長は18年から3年間務め、2年目だった19年の年俸でランクインしました。

 

私が思う最強の北海道日本ハムファイターズのキャプテンは稲葉篤紀選手!

レギュラークラスが務めてきた北海道日本ハムファイターズのキャプテンですが、歴代最強のキャプテンは最長となる3年間務めてキャプテンシーを発揮した稲葉篤紀選手だと考えます。

ここで、稲葉篤紀選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・プロ野球指導者
生年月日:1972年8月3日
身長:185cm
出身:愛知県
最終学歴:法政大学
血液型:O型

1972年(昭和47年)8月3日生まれ、愛知県北名古屋市出身。中京高校から法政大学に進み、1994年のドラフト会議で3位指名を受けてヤクルトスワローズに入団、04年オフにFA権を行使して北海道日本ハムファイターズに移籍しました。

移籍1年目の05年からライトのレギュラーとして毎年安定した成績を残し、移籍2年目の05年にベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、07年には首位打者を獲得する等、打線の中心として活躍を続けました。

こうした活躍が認められ、09年に移籍選手でありながらキャプテンに就任すると1年目の09年は打撃三部門で安定した成績を残して4年連続となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、チームもリーグ優勝を果たしました。

キャプテンとして好成績を残し、リーグ優勝にも貢献した稲葉篤紀選手が、北海道日本ハムファイターズ史上最強のキャプテンだと考えます。

 

私が思う最強の北海道日本ハムファイターズの選手会長は田中賢介選手!

野手の主力が多く務めた選手会長ですが、歴代最強の選手会長は09年から3年間務めた田中賢介選手だと考えます。

まずは、田中賢介選手のプロフィールを確認していきましょう。

職業:元プロ野球選手・野球解説者
生年月日:1981年5月20日
身長:176cm
出身:福岡県
最終学歴:東福岡高校
血液型:O型

1981年(昭和56年)5月20日生まれ、福岡県筑紫野市出身。1999年のドラフト会議で3球団から2位指名を受け、抽選の結果、日本ハムファイターズが交渉権を得て入団しました。

プロ7年目の06年に初めて規定打席に到達して打率.301をマークすると怪我で離脱した11年以外の年でレギュラーを務め、07年からの3年間は全試合出場を果たしました。

全試合出場の3年目のあたる09年に選手会長に就任し、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞してリーグ優勝に貢献、翌10年は打率.335のハイアベレージを記録して、守備では磨き上げた技術でチームを助け、ゴールデングラブ賞は10年まで5年連続で受賞しました。

選手会長3年目は2度の骨折で出場試合数は少なかったものの打率.290を記録しており、攻守にわたりチームを牽引した田中賢介選手が史上最強の選手会長ではないでしょうか。

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北海道日本ハムファイターズの歴代キャプテン&選手会長に関する豆知識

北海道に移転してからのキャプテンと選手会長は主力が務めることが多く、どちらも経験した選手が多くいました。

04年からの2年間は小笠原道大選手が兼任し、07年と08年は金子誠選手が同じく兼任しました。また、09年から3年間選手会長を務めた田中賢介選手は選手会長退任後にキャプテンに就任、15年に選手会長を任された大野奨太選手は翌年から2年間キャプテンを兼任しました。

主力がリーダーシップを発揮しながら、自らも成績を残してきた北海道日本ハムファイターズのキャプテンと選手会長を務めた選手たち。21年シーズンからはキャプテンを置かずに全員がリーダーの気持ちを持ってシーズンを戦っています。

 


まとめ

・北海道日本ハムファイターズでは北海道に移転した04年以降10人がキャプテンを務め、稲葉篤紀選手が最も長い3年間務めた。

・選手会長は大野奨太選手が最長の4年務め、それ以外は2年または3年務める選手が多くいた。

・歴代で一番年俸が高かったのは、キャプテン、選手会長ともに小笠原道大選手の4億3000万円。

・稲葉選手はキャプテンを務めた3年間で安定した成績を残してチームを牽引し、田中賢介選手は攻守にわたってチームの勝利に貢献した選手会長である。

 

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