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【甲子園】決勝戦が延長・順延や雨天中止となった場合はどうなる?歴代過去の試合も!

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今回は甲子園大会決勝戦での延長・順延、そして雨天中止となった場合について確認していきましょう。

高校野球の全国大会が行なわれる球場は甲子園球場です。皆さんご存知の通り甲子園は屋外球場で、高校野球ならではとも言える土のグラウンドで日中の暑い中、夏の大会が行なわれます。天候状況などにより様々ですが、天候不良が続くことで試合が中止になることもあり、順延することもしばしばですね。

様々なドラマがうまれる甲子園ですので延長・順延、雨天中止などがその後に大きく影響することもあります。高校野球ファンには面白い情報になると思うので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

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決勝戦の延長は何回まで?

まずは甲子園大会決勝戦での延長について確認します。

高校野球甲子園大会での決勝戦の延長戦は15回までとなっています。一昔前までは延長は18回まで行なわれていましたが、選手の体調面などを考慮し延長戦が18回から15回に変更されました。

ちなみに、その変更された原因となった試合が1998年夏の大会の順々決勝横浜高校対PL学園の試合です。あの松坂大輔投手(現ソフトバンク)を擁した横浜高校が春夏連覇を成し遂げた年です。この試合が延長17回まで行なわれ、その後物議を醸しました。

その結果、延長戦の回数も変更されています。

ちなみに甲子園では決勝や1回戦などに関わらず、また地方大会でも同様に、延長戦は15回までとなっています。

 

順延や雨天中止となった場合は?

基本的には延長戦で決着がつかず同点で引き分けのままや雨天中止になった場合は、翌日に順延されることになっています。

ですから、基本的には決着がつくまで試合は行なわれると思って頂いてよいと思います。他のスポーツなどでは同時優勝なんて言うこともありますが、野球では必ず勝ち負けをはっきりつけています。

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過去に決勝戦が順延・雨天中止となったケースはある?

過去に甲子園での決勝戦が延長引き分けで順延になった試合が2試合あります。

まず一つ目は1969年の第51回大会です。松山商(愛媛)対三沢(青森)の試合でこの時はまだ延長戦の規定が18回でした。なんと0対0でで決着がつかない試合となりました。この試合で引き分け再試合となり翌日に試合が順延されました。結果として松山商業が4対2で三沢を破り優勝しています。

二つ目はまだ記憶にも新しい年で、2006年の第88回大会です。早稲田実業の斎藤佑樹投手(日本ハム)と駒大苫小牧の田中将大投手(ヤンキース)の投げ合いでした。まずは1対1で延長15回を試合し引き分けとなり、再試合が行なわれ翌日に早稲田実業が駒大苫小牧の3連覇を阻み、全国優勝しました。

本当に熱い戦いでしたよね・・・(^^)/

 

まとめ

・高校野球甲子園での決勝戦の延長戦も高校野球の規定と同じで15回までとされています。決着がつかなければ再試合という形になります。

・順延や雨天中止の場合は基本的に翌日に伸ばします。決勝戦は決着がつくまで行なわれます。

・記憶にも新しい2006年第88回大会では早稲田実業対駒大苫小牧の試合が引き分けとなり翌日の再試合で早稲田実業が駒大苫小牧の3連覇を阻みました。当時はハンカチ王子で話題を独り占めした斎藤佑樹投手(日本ハム)が優勝投手になりました。

 

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