2017年の高校野球は近年では一番の注目を集めていると言っても過言ではありません。

東西のスラッガー早稲田実業の清宮幸太郎選手、履正社の安田尚憲選手などプロ注目の選手が沢山いるんですよね。

特に清宮幸太郎選手は高校通算歴代本塁打数に注目を集めていますね。夏の大会がはじまる前までは103号の本塁打を放っておりました。夏の大会がはじまっても３本の本塁打を放ち106号まで記録を伸ばしています。今後どこまで早稲田実業が勝ち進んでいくのかにより記録更新も掛かってきます。

そんな高校通算歴代本塁打数のランキングで1位の107本塁打を放った山本大貴さんも注目を集めています。清宮幸太郎選手が話題に上がれば上がるほど山本大貴さんの名前がでてきます。

今回はそんな、山本大貴さんの成績や経歴のご紹介です。特に高校野球ファンの方には面白い情報になると思いますのでチェックしてみて下さいね。

山本大貴選手の記録や経歴を確認！

山本大貴さんは高校通算歴代本塁打数の記録の持ち主です。なんと清宮幸太郎選手が現れるまでは100本以上本塁打を打った選手は山本大貴さんしかいませんでした。

実質的には高校野球の期間は2年半くらいの期間になるのでその間で100本以上ですから、本当に素晴らしい成績です。プロと違い練習試合などは主に土日のみになるわけですから、試合数も限られます。

山本大貴さんは兵庫県淡路島市の出身です。中学も地元の中学、高校も兵庫県の高校に進学しています。高校卒業後はプロには進まず社会人野球の名門JR西日本に進みました。それぞれの野球生活の時代においての成績や活躍について下記にて詳しく記載していきます。

中学時代の活躍について

山本大貴さんほどの実力の持ち主であれば小さなころから注目を集めている選手だと思いきや、実は中学校の軟式野球の出身です。地元の兵庫県淡路市立東浦中学の出身で2年の夏に県大会のベスト8が最高成績です。

ちなみに小学校時代は草野球をやっており本格的に野球をはじめたのは中学校からです。小学校の時のエピソードでは元々左投げでしたが、投げすぎて肩を壊し右投げに転向しました。

打撃面で右打ちを左打ちに変えることはよくありますが、投げる利き腕をかえるということはあまり聞かないですよね・・・。それだけ細かい動きに対しての器用さが山本大貴さんの強みの部分なのかも知れませんね。

高校時代の活躍について

高校時代は山本大貴さんが大きく飛躍した時期でした。高校通算歴代本塁打数が107本でランキング1位の記録も残しています。ここまでの選手でありながら甲子園には1度も出場はしていません。

ちなみに高校野球のホームランランキングは以下でもまとめていますので、確認してみて下さいね。

↓

高校野球の歴代通算ホームラン記録ランキング！最多本数は誰で何本？

甲子園には１度も出場できませんでしたが、野球の名門神港学園で1年の夏から背番号12をつけレギュラーとして出場しており、県大会ベスト4の成績を残しました。1年秋からは4番を任されていました。2年の秋大会でも県でベスト4に進出しています。3年春の練習試合では推定160m弾も放っておりパワーの桁違いが伺えます。

そして注目すべきはスイングスピード！高校生で158kmということで本塁打数の記録と共に注目を集めていました。ですが、甲子園に出場していないことから全国クラスの投手との対戦があまりなく、プロでやっていけるかどうか悩んでいたそうです。

社会人での活躍について

高校野球での成績から社会人野球でも非常に期待されていた訳ですが、3年間で4本塁打と伸び悩んでしまいます。

やはり、スイングスピードが速くても本人が感じていた140km以上の投手の球に対しての対応ができず、社会人は思うように活躍することができませんでした。そのことから2016年で社会人野球を若くして引退しました。

引退後は社会人のJR西日本にそのまま勤務し、今は駅職員として日々新たな道を進んで働いているようです。

まとめ

・高校通算歴代本塁打数の持ち主である山本大貴さんは野球エリートの道を進んできたかと思いきや小学校・中学校時代は普通の学校で、中学校時代は県でベスト8が最高の成績でした。

・高校は野球の名門神港学園に進学。高校通算歴代の本塁打数の記録を作るも全国大会には出場していません。

・社会人時代では思うような活躍ができず若くして引退の道を選びました。現在はJR西日本職員として勤務しています。

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