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福良淳一監督の成績や年俸は?采配評価や家族情報もリサーチ

2017/07/14

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オリックス・バファローズの近年はBクラスが続いていて、2016年はリーグ最下位でした。しかし2017年のオリックスは若手の芽が出たことに加えてメジャー帰りの中島選手の調子が復活したことで、復調の兆しが見えてきました!そんなオリックスを2016年から率いているのが福良淳一監督です。

今回はオリックス監督である福良淳一監督の現役時代の成績や年俸、そして監督としての采配評価やご家族の情報について調べてみました。

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福良淳一監督の現役時代の成績や現在の年俸は?

まずは、簡単にプロフィールを確認していきましょう。

福良淳一監督のプロフィール

生年月日:1960年6月28日
ポジション:二塁手、三塁手
出身学校:宮崎県立延岡工業高等学校
出身チーム:阪急ブレーブス-オリックス・ブルーウェーブ
監督経歴:オリックス・バファローズ

福良監督は中学生の頃から野球を始め、高校時代も野球部に所属しますが甲子園への出場は出来ませんでした。

卒業後は大分鉄道管理局で社会人野球選手としてプレーします。この時は一番バッターで二塁手でした。ここで6年間地道に努力を傘ね、1984年ドラフト6位で阪急ブレーブスに入団されています。

続いて成績と年俸を見ていきましょう。

成績及び年俸

年度 打率 本塁打 打点 年俸(万円)
1985 250 0 1 400
1986 309 12 44 440
1987 263 8 40 960
1988 320 7 33 1340
1989 259 8 47 3000
1990 211 1 11 2970
1991 273 2 26 2500
1992 284 3 37 3600
1993 267 2 30 5000
1994 301 3 50 6800
1995 278 4 19 1億200
1996 284 0 26 1億200
1997 215 0 8 9700

成績を見てみると大体どの年も打率3割前後を記録していて、コンスタントに活躍していたバッターだったことがわかりますね。

また本塁打に関してもプロ2年目で12本も打っており、二年目からはレギュラーとして定着した理由がわかります。福良監督はオリックス一筋13年で、自身最高打率はベストナインにも輝いた1988年で.320でした。

1995年には右膝の靭帯を痛めながらも日本シリーズに先発出場、翌年は三塁手や代打として日本シリーズに出場しオリックスの日本一に貢献します。そして1997年のシーズンオフに現役引退しました。

福良監督の現役時代は他チームの監督とは違い、華々しいスター選手ではありませんでしたが、自身の役割をきちんと果たし長くレギュラーとして活躍した選手です。年俸は400万円スタートで徐々に上げて行き、1995年には大台の1億に乗せています。

続いて獲得タイトルを見ていきましょう。

獲得タイトル

●ベストナイン:2回 (1988年、1994年)

●月間MVP:1回(1988年7月)

1988年は福良監督にとって充実の年になりました。ベストナイン、月間MVPに加え、初のオールスターゲームにも選出されます。

 

福良淳一監督の采配に対する評価は?

引退後、コーチ経験を経て2016年よりオリックスの監督に就任した福良監督。監督としてはまだ経験が浅いですがヘッドコーチとしての評価は高かったようです。

一方で、一軍監督としての采配の評価はというと賛否両論あるようですね。どのような采配が評価されていて、何が良くないと言われているのかについてお伝えしています。

1.若手を積極的に起用

福良監督は若手を積極的に起用します。連敗中であってもです。

糸井選手という主力が抜けた今、チームにとって若手育成は大きな課題です。本当はベテランを使いたいような場面でも我慢して若手を使い、その気持ちに選手が応えてくれるようになれば大きな戦力になることは間違いないでしょう。

2016年チームが最下位であっても福良監督は概ね好評価で監督続投となりました。その理由はこの若手を積極的に活用するスタイルが大きかったように思います。

2.選手に対しての厳しさ。鬼の福良監督!

選手からの人望も厚い福良監督ですが、球団から鬼グッズが出てしまうほどの厳しい司令を出すことも。

例えば前回と同じく初回から打たれまくった山崎投手を練習不足だと激怒し、試合途中にマリンスタジアムのある千葉から本拠地の大阪まで強制送還したり、プロ一軍キャンプ初参加となった園部選手の体重が増えすぎ(自己管理不足)ということで春キャンプ初日に二軍降格にしたり、と非常に厳しい処分を下しています。これにはベンチ入りしている他のメンバーも凍りつきました。

そしてこれは福良監督の評価にも大きく影響しています。練習不足や自己管理不足の選手を厳しく叱り、プロとしての自覚を持たせることは大切だという意見がある一方で、強制送還はやりすぎでチームの雰囲気も悪くなるのではないか、また叱った上で一緒に過ごさせる方が本人の為になるだろう、という声も挙がっています。

まだ就任して年数が浅いので福良監督のこのやり方が選手、そして試合にどう影響してくるのかの答えは出ていませんが、個人的な意見としては叱るのも大切ですが、あまりに厳しすぎると選手たちが萎縮して思うようなプレーができないのでは、と少し心配になりますね。

3.代打の切り札

福良監督は投手の起用や代打の起用が冴えています。

特に2017年の交流戦では代打西野選手、ロメロ選手の活躍が勝利を呼び込み、代打起用の素晴らしさが光っています。

監督自身が代打の切り札として現役時代活躍していたので、代打で出ることの大変さや、どう起用すれば代打選手が打ちやすいのか考えることができるのではないかと思います。

 

賛否両論ありますが、まだまだ就任した2年目の監督です。これから試行錯誤していくことで更に素晴らしい監督となっていくことを期待したいです。

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気になる家族情報について

福良監督のご家族情報ですがあまり情報がありません。

ご結婚はされていますが奥様については情報が全くといっていいほどありませんし、お子さんについても1988年に第一子が誕生したという情報以外は何もないので何人お子さんがいるのかも不明です。

真面目な人柄だという福良監督は、きっとご家庭でもいいお父さんなのではないかと推測できますね。

 

豆知識エピソード

イチロー選手からも慕われる人望の厚さ

イチロー選手がオリックスに在籍していた当時は「1番イチロー」「2番福良」とコンビで活躍をしていました。

二人はチーム内でとても仲が良かったそうで、先輩である福良監督をイチロー選手はとても慕っていたようです。どんな試合にも起用され、結果を残す福良監督のような選手になりたいと思っていたそうですよ。

 

まとめ

・現役時代は二塁手として攻守ともにコンスタントな活躍をした選手。

・現役時代の最高年俸は1億200万円、最高打率は.320である。

・福良監督は若手を積極的に起用したり代打起用が上手く好評価な一方で、鬼司令を出して選手を試合から退場させるなどの厳しい一面については批判的な意見もある。

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