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王柏融(ワンボーロン)選手の契約金・年俸や成績は?身長・体重や出身校などプロフィールも!

2017/10/09

baseball-ball-1481809_6402017年2月28日に行われたWBC日本代表壮行試合でバックスクリーンに特大の2ランを含む3安打を放ち、日本の野球ファンの注目の的となった王柏融(ワンボーロン)選手。この試合で活躍、注目されたことにより阪神などの球団が戦力として獲得調査に乗り出ていることが各スポーツ紙に掲載されています。そんな気になる王柏融選手の契約金・年俸や成績推移に加え、身長・体重や出身大学などのプロフィールをまとめました。王柏融選手の愛称の由来なども記していますので、合わせて確認してみましょう。

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王柏融選手の契約金・年俸の推移、成績の推移や獲得タイトルについて

それでは早速ですが、契約金、年俸と成績の推移について見ていきます。

契約金・年俸推移

2015年6月29日に行われた台湾のドラフト会議にてラミゴモンキーズに契約金・500万元(日本円で約1800万円)、出来高100万元(日本円で約370万円)、月給10万元(日本円で約37万円)、1年半契約で入団、背番号は9。

年俸(推定) チーム 背番号
2017 2400万円 ラミゴモンキーズ 9

まず入団時、契約金が日本円で推定1800万円、出来高が推定370万円、月給が推定37万円で1年半の契約で入団しています。日本のプロ野球と比較すると、少し安いなと思ってしまいますが、契約金は台湾野手の史上最高額タイの金額となっており入団前から期待されていた選手だということが伺えますね。

そしてもう一つ面白いところが日本のドラフトと違い、台湾ではシーズン中にドラフトが行われるところです。そのため翌年のシーズン終わりまでの1年半という形で契約が行われています。これは日本ではあまり見たことのない契約内容でとても新鮮ですね。

この1年半の契約が終了した際、5年総額推定1.2億円と入団時と比べて破格の金額で再契約を結んでいます。2017年は契約の1年目で年俸が推定2400万円ということですね。しかしながらここまで年俸が増加するということは、シーズン中に物凄い活躍があったのでしょうか。

成績推移(2015年~2017年)

年度 試合数 安打 本塁打 打率
2015 29 36 9 .324
2016 116 200 29 .414
2017 39 65 8 .425

2016年台湾リーグ(CPBL)シーズン打率:.414、シーズン安打:200、シーズン得点:130、シーズン長打数:72、シーズン塁打数:333、ともに1位。
2015年9月2日に台湾リーグでプロデビューを果たし、数字をみてすぐわかるように毎年好成績を残していますね。特に2016年シーズンは台湾史上初のシーズン200安打、史上最高打率4割1分4厘、更には最優秀選手、新人王、打撃王、安打王、ゴールドグラブ賞(外野手)、ベストテン(外野手)と数々の賞を総ナメにするほどのとてつもない記録を残しています。

台湾リーグの投手は日本のプロ野球の投手に比べて少し劣ると言われていますがそれを加味しても打率が4割を越えているのは十分驚異的な成績と言えます。この2016年の成績が実績として認められ破格の長期契約を勝ち取ったわけですね。

しかしながら、台湾でこれだけの成績が残せるならば日本のプロ野球で更に高い年俸で契約、活躍が見込めるのでは?と日本の野球ファンから続々と声が出ています。

王柏融選手本人も日本のプロ野球やMLBに興味を抱いており、長期契約を結んでいるラミゴモンキーズ側も移籍等の話になれば、本人の意思を尊重するという意向を示しています。数年もしないうちに日本のどこかの球団でプレーしている可能性は十分に有り得ますね!

阪神に加え、巨人も獲得に動き出しているという噂もありますから要注目です。

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身長・体重や出身校について

続いて王柏融選手のプロフィールも確認します。

生年月日:1993年9月9日
出身地:台湾(屏東県万丹郷出身)
身長:181cm
体重:90kg
投球/打席:右投左打
出身大学:中国文化大学

身長が181cmで体重が90kgになります。

身長は日本の野球選手の平均身長とほぼ同じ大きさになっています。体重は90kgとガッチリした体格であることが伺えますね。台湾、韓国の野球選手は日本の野球選手に比べ少しガッチリした傾向にあるので、まさに傾向通りの体型と言えます。王柏融選手はバットスイング自体はコンパクトなのですが、それでも球を遠くまで飛ばしますのでホームランバッターとしての才能・高い身体能力を共に持ち合わせているとみて間違いないでしょう。

続いて出身大学ですが、中国文化大学となります。在学中にサードから現在守っている外野手にコンバートしています。

2014年に行われた第1回21U野球ワールドカップのチャイニーズタイペイ代表としても出場していて、この時からポテンシャルを秘めていたとみていいでしょう。ちなみに大学のOBには元阪神タイガースの鄭凱文(ジェン・カイウン)選手、元ソフトバンクホークスの陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)選手をはじめ、台湾の政治・芸能の著名人も数多く在学していたとのことです。

 

豆知識エピソード

そんな王柏融選手ですが、柏融大王(ボーロンダーワン)という愛称で台湾の野球ファンから親しまれています。実はこの愛称はファンが名付けたのではなく、きちんと名付け親がいるのです。

それはラミゴモンキーズのアシスタントGM浦韋青(プ・ウェイチン)副代表です。「どの面でも王になって欲しいということと名字の王をかけて、世界の王になれるように」という思いから名付けられました。

その名前通り台湾リーグに王様の如く君臨し、偉大な功績を残し続けている王柏融選手。近い将来「世界の大王」と呼ばれる日が来るかもしれませんね。

 

まとめ

・王柏融選手は台湾リーグ野手最高金額タイの契約金でラミゴモンキーズに入団、ドラフトがシーズン中に行われるため、1年半の契約となっている。

・デビューからルーキー離れした成績を残し、2016年に台湾史上初のシーズン200安打、史上最高打率4割1分4厘という大記録を残している。

・身長は181cm、体重は90kgとがっちりした体格で、出身大学は数々の台湾の著名人が在学していた中国文化大学。

・柏融大王(ボーロンダーワン)という愛称で親しまれ、「世界の王となれるように」というアシスタントGM浦韋青(プ・ウェイチン)副代表の願いのもと名付けられた。

 

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