つれづれベースボール。

野球にまつわる話題を楽しく気ままにお届けします

東京六大学野球

東京六大学野球の歴史はいつから?歴代優勝校やスター選手も紹介!

baseball-25771_640

センバツ高校野球が終わり、日々プロ野球の試合が行われ、いよいよ野球のシーズンの到来を感じますね。
高校野球やプロ野球の他に4月8日から開幕する春季フレッシュリーグの大学野球を楽しみにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、東京六大学野球の歴史を中心にみていこうと思います。
大学で活躍したスター選手も合わせて確認していきましょう。

スポンサーリンク

 

東京六大学野球はいつから始まった?

東京六大学野球は、1903年に行われた早稲田大学と慶應義塾大学の対抗戦である早慶戦を発祥としています。
1906年に応援の過熱などの理由で一旦中断されたものの、1914年に明治大学を加えた三大学でリーグ戦を開始しました。
1917年には法政大学を加えた四大学リーグ、1921年には立教大学を加えた五大学でリーグ戦を行うようになりました。
そして、1925年に現在の東京大学にあたる東京帝国大学を加え、六大学が東京六大学野球連盟として正式に発足しました。

始めから六大学だったわけではなく、徐々に1大学ずつ参加していった形ですね。

 

歴代優勝校について

発足してから今に至るまで、優勝校はどのような変遷を辿ってきたのでしょうか。
全て網羅していますので、みていきましょう。

1925年 秋 早稲田大
1926年 春 慶應義塾大
1926年 秋 早稲田大
1927年 春 慶應義塾大
1927年 秋 明治大
1928年 春 明治大
1928年 秋 慶應義塾大
1929年 春 慶應義塾大
1929年 秋 早稲田大
1930年 春 慶應義塾大
1930年 秋 法政大
1931年 春 慶應義塾大
1931年 秋 立教大
1932年 春 慶應義塾大
1932年 秋 法政大
1933年 1季 立教大
1934年 1季 法政大
1935年 春 法政大
1935年 秋 早稲田大
1936年 春 明治大
1936年 秋 早稲田大
1937年 春 明治大
1937年 秋 明治大
1938年 春 明治大
1938年 秋 明治大
1939年 春 早稲田大
1939年 秋 慶應義塾大
1940年 春 (慶大・明大・立大)
1940年 秋 明治大
1941年 春 法政大
1941年 秋 早稲田大
1942年 春 明治大
1942年 秋 早稲田大
1946年 春 慶應義塾大
1946年 秋 早稲田大
1947年 春 慶應義塾大
1947年 秋 慶應義塾大
1948年 春 早稲田大
1948年 秋 法政大
1949年 春 早稲田大
1949年 秋 慶應義塾大
1950年 春 早稲田大
1950年 秋 早稲田大
1951年 春 早稲田大
1951年 秋 慶應義塾大
1952年 春 慶應義塾大
1952年 秋 早稲田大
1953年 春 立教大
1953年 秋 明治大
1954年 春 明治大
1954年 秋 早稲田大
1955年 春 明治大
1955年 秋 早稲田大
1956年 春 早稲田大
1956年 秋 慶應義塾大
1957年 春 立教大
1957年 秋 立教大
1958年 春 立教大
1958年 秋 立教大
1959年 春 早稲田大
1959年 秋 立教大
1960年 春 法政大
1960年 秋 早稲田大
1961年 春 明治大
1961年 秋 法政大
1962年 春 法政大
1962年 秋 慶應義塾大
1963年 春 慶應義塾大
1963年 秋 法政大
1964年 春 早稲田大
1964年 秋 慶應義塾大
1965年 春 法政大
1965年 秋 早稲田大
1966年 春 立教大
1966年 秋 早稲田大
1967年 春 慶應義塾大
1967年 秋 法政大
1968年 春 法政大
1968年 秋 早稲田大
1969年 春 明治大
1969年 秋 法政大

スポンサーリンク

1970年 春 法政大
1970年 秋 法政大
1971年 春 法政大
1971年 秋 慶應義塾大
1972年 春 慶應義塾大
1972年 秋 慶應義塾大
1973年 春 早稲田大
1973年 秋 明治大
1974年 春 早稲田大
1974年 秋 法政大
1975年 春 明治大
1975年 秋 明治大
1976年 春 法政大
1976年 秋 法政大
1977年 春 法政大
1977年 秋 法政大
1978年 春 明治大
1978年 秋 早稲田大
1979年 春 早稲田大
1979年 秋 明治大
1980年 春 明治大
1980年 秋 法政大
1981年 春 明治大
1981年 秋 法政大
1982年 春 法政大
1982年 秋 早稲田大
1983年 春 明治大
1983年 秋 法政大
1984年 春 法政大
1984年 秋 明治大
1985年 春 法政大
1985年 秋 慶應義塾大
1986年 春 法政大
1986年 秋 明治大
1987年 春 慶應義塾大
1987年 秋 法政大
1988年 春 法政大
1988年 秋 法政大
1989年 春 法政大
1989年 秋 立教大
1990年 春 早稲田大
1990年 秋 立教大
1991年 春 慶應義塾大
1991年 秋 慶應義塾大
1992年 春 明治大
1992年 秋 慶應義塾大
1993年 春 明治大
1993年 秋 早稲田大
1994年 春 明治大
1994年 秋 法政大
1995年 春 法政大
1995年 秋 明治大
1996年 春 法政大
1996年 秋 明治大
1997年 春 慶應義塾大
1997年 秋 法政大
1998年 春 明治大
1998年 秋 法政大
1999年 春 早稲田大
1999年 秋 立教大
2000年 春 法政大
2000年 秋 慶應義塾大
2001年 春 法政大
2001年 秋 慶應義塾大
2002年 春 早稲田大
2002年 秋 早稲田大
2003年 春 早稲田大
2003年 秋 早稲田大
2004年 春 明治大
2004年 秋 慶應義塾大
2005年 春 早稲田大
2005年 秋 法政大
2006年 春 法政大
2006年 秋 早稲田大
2007年 春 早稲田大
2007年 秋 早稲田大
2008年 春 明治大
2008年 秋 早稲田大
2009年 春 法政大
2009年 秋 明治大
2010年 春 慶應義塾大
2010年 秋 早稲田大
2011年 春 慶應義塾大
2011年 秋 明治大
2012年 春 早稲田大
2012年 秋 法政大
2013年 春 明治大
2013年 秋 明治大
2014年 春 慶應義塾大
2014年 秋 明治大
2015年 春 早稲田大
2015年 秋 早稲田大
2016年 春 明治大
2016年 秋 明治大

 

スクロールお疲れさまでした笑
こうして並べてみると、凄い歴史のあるリーグであることが分かりますね。

以上の成績から、各大学の優勝回数は以下のようになっています。

早稲田大:45回
法政大:44回
明治大:39回
慶應義塾大:34回
立教大:12回
東京大:0回

各大学の優勝回数から、早稲田大・法政大・明治大・慶應義塾大が僅差で争っていることがわかりますね。
最も優勝回数の多い大学は早稲田大学という結果でした。
対して、東京大学は一度も優勝経験がないということで、ぜひともがんばってほしいですね。

スポンサーリンク

 

歴代のスター選手を確認しよう

六大学野球の長い歴史の中には、どのようなスター選手がいるのでしょうか。
一部ですが紹介していますので、みていきましょう。

長嶋茂雄

まずは、巨人軍終身名誉監督で巨人のV9に大きく貢献した、ミスタージャイアンツ長嶋茂雄選手です。
長嶋選手は立教大学に進学し、1956年の春季リーグ戦と1957年の秋季リーグ戦で首位打者を獲得する活躍を見せ、1955年秋季から5シーズン連続で三塁手のベストナインに選ばれました。
当時の大学野球で絶大な人気を誇っていた選手で、南海ホークスの杉浦忠選手と阪神の本屋敷錦選手と共に「立教三羽鳥」と呼ばれ、親しまれました。

江川卓

次に、高校時代甲子園で怪物の呼び名を欲しいままにした江川卓選手です。
江川選手は高校卒業の年のドラフト会議で阪急ブレーブスから受けた1位指名を拒否し、法政大学に進学しました。
1976年から1977年の法政大学の全て完全優勝の4連覇にエースとしてだけでなく時には5番打者として大きく貢献しました。
最多17度の完封勝利、連盟2位となるベストナイン6度受賞、ソフトバンクの和田選手に更新されるまで最多だった奪三振数443など、数々の偉大な記録を大学で残しました。

斎藤佑樹

最後に、「ハンカチ王子」「佑ちゃん」の愛称で親しまれた斎藤佑樹選手です。
甲子園で田中将大選手との投げ合いを制するなど、ハンカチフィーバーを巻き起こし、高校での人気をそのままに早稲田大学に進学しました。
斎藤選手が早稲田大学の野球部に入部したことで、日本テレビが放映権を獲得したり、チケットぴあで異例の入場券前売りの実施、プロ野球と遜色ない観客動員数など、あまりスポットライトの当たることのなかった六大学野球の人気を飛躍的に高めました。
春に1年生投手として史上初となるベストナインに選出され、続く秋の大会でもベストナインに選ばれたり、史上6人目となる30勝300奪三振など、成績も数々の記録を残しています。

他にもまだまだ語りきれないほどのスター選手が歴代の六大学野球で活躍しています。
高校野球で人気を集めた選手が六大学野球でも注目を集め、そのままプロ入り後の人気につながるケースがよくみられますね。

 

まとめ

・東京六大学野球は1903年の早慶戦から徐々に大学を増やし、1925年に六大学のリーグを形成し、正式に連盟を発足した。

・歴代で最も優勝回数の多い大学は早稲田大学で45回。

・六大学野球の歴代スター選手には、長嶋茂雄選手や江川卓選手、斎藤佑樹選手などがいる。

スポンサーリンク

-東京六大学野球

こんな記事も読まれています