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大谷翔平の凄さが分かる名言や座右の銘は? 天才の努力論に迫る!

2024/01/08


長い歴史において、これまでに数多くのスタープレーヤーが誕生してきた日本プロ野球界。

国民的スーパースターといえば、長嶋茂雄氏や王貞治氏の名を挙げるオールドファンが多いと思いますし、若いファン層の間ではイチロー選手や松井秀喜氏を特別な存在と推す人が少なくないでしょう。

そんな中、近年で名実ともに突出したプレーヤーとして、大谷翔平選手の名前を挙げなくてはなりません。前例がないといっても過言ではない、投手と打者の“二刀流”で驚異的な活躍。両方で確かな実績を残し、このたび、北海道日本ハムファイターズからロサンゼルス・エンゼルスへと旅立ちました。

日本球界での在籍はわずか5年でしたから、今後国内で雄姿を見られなくなることには一抹の寂しさも感じますが、類稀な才能を持ち、まだまだ伸びしろの大きい逸材が米国でさらに飛躍することを考えると、私たち野球ファンの夢も広がる一方ですね。

今回は、そんな大谷翔平選手がこれまでに残してきた数多くの名言の中から3つをクローズアップ。天才の努力論に迫ってみたいと思います。

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大谷翔平選手について

それでは、まず、大谷選手の経歴についておさらいします。

1994年(平成6年)7月5日生まれ、岩手県奥州市出身。花巻東高時代から“みちのくのダルビッシュ”として称されて大きな注目を集め、春夏の甲子園で大器の片鱗を見せつけました。

2012年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズが1巡目で単独指名し、交渉権を獲得。大谷選手本人の意向はメジャーリーグ挑戦だったため、交渉は難航しましたが、球団側の熱意と懇切丁寧な説明(説得)、そして“二刀流”育成プランの提示などが決め手となり、入団会見に至りました。

その後、ルーキーイヤーからの活躍は周知の通り。身長193cmの恵まれた体格をフルに生かして投げ込む最速165kmの豪速球、そして高速フォーク、ブレーキの鋭いスライダーやカーブなどで相手打者を翻弄し、ルーキーイヤーから5年間で通算42勝、防御率2.52。2015年には最多勝(15勝)、最優秀防御率(2.24)、最高勝率(.750)のタイトルを手にしています。

また、打者としては持ち前の長打力で魅了し、同5年間で通算48本塁打、166打点、打率.286。プロ入り当初から賛否両論のあった“二刀流”ですが、投手としても打者としても、高い評価を得られるキャリアを残したといえるでしょう。

 

特選!私が選ぶ「大谷翔平選手の三大名言」

「質の高い真っすぐで押せている日はコースは関係ない。ど真ん中にいってもファウルを取れる」

投手としての大谷選手の最大の武器は、なんといってもスピード抜群で力強いストレート。それが軸にあってこそ、レベルの高い様々な変化球がより効果的に生かされているのだと思います。

投手というポジションは非常に繊細なもので、登板当日のちょっとした体調の違いがパフォーマンスの差違に現れるとも聞きます。どんなに素晴らしい実績を残してきた大エースであっても、思うようにボールを操れず、不本意なマウンドになってしまうことも少なくありません。

大谷選手の場合は、この名言で表現されているように、絶対的に自信がある真っすぐの質が高ければ、たとえ変化球の調子が良くなくても、不安なく試合を作れることができたわけですね。野球を始めた頃から「他の子よりも速いという自覚はあった」と言うストレート。不断の努力鍛錬の礎も、ストレートの質を高めることにあったのではないでしょうか。

私たちも仕事や学業で、これだけは誰にも負けないと絶対的な自信を持てる何かを見つけたいもの。一朝一夕にはいきませんが、それを体得するために努力する姿勢は見習いたいものです。

 

「オフに入るにあたり、改めてやらなければならないと強く思った。手を抜いているヒマも遊んでいるヒマもないと」

日米野球に出場して得た収穫は何か?…と質問されたときの答えですが、これもまた質の高い名言と感じられます。

結果だけに一喜一憂せず、次に何をすべきかしっかり考えている証ですし、誰もが認める天才プレーヤーでありながら、さらなる高みを目指して、自分に足りないものを追求していく。かねてからメジャー指向の強かった大谷選手だけに、この名言には深い実感がこもっていると感じます。

天賦の才能の上に、さらなる努力を上書きしていく姿勢は、見事というしかありませんし、こういった思考法は、多くの人にとって参考になるはず。大谷選手のような真摯な姿勢で、何事にも全身全霊で取り組んでいきたいものですね。

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「誰もやったことがないからやっている。自分しかやっていないところに魅力がある」

これは、ずばり…大谷翔平という野球人の代名詞ともいえる“二刀流”に関しての自らの率直な考え方です。

投手と打者、どちらかに専念しても、それぞれに突出したキャリアを今後も積み重ねていけそうな大谷選手。が、しかし、あえて誰もが踏み入れていない領域に身を置き、これからまだまだ大きく広がっていく可能性を信じて邁進していく姿には、決して大袈裟ではなく、身震いするような壮大な夢が感じられてなりません。

果たして、メジャーリーグではどのような道を歩んでいくのでしょうか。起用する首脳陣の考え方は避けて通れない部分ではありますが、海の向こうでも“二刀流”として名を馳せていく大谷選手の雄姿を想像するだけで、私たち野球ファンの胸は自然と高鳴ります。

「自分しかやっていない」という大谷選手の誇り高き自負を信じて、これからの歩みを見守っていきたいですね。

 

「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう」

「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」

「さあ、行こう!」

WBC2023のアメリカとの決勝戦の前の円陣でのスピーチです。

このスピーチに痺れた方は野球ファンだけではないはず。

9回には自らマウンドに立ち、同僚のマイクトラウトを三振に抑えて見事優勝。文句なしのMVPを獲得しました。球史に残る伝説として今後も語り継がれていくのでしょうね。

本当に漫画より漫画の主人公でした。

 

大谷翔平選手の愛読書とも言われる名著は以下から↓

 

名言からの学び

・これだけは誰にも負けないと絶対的な自信を持てる何かを見つけたい。

・才能の上に努力を上書きしていく真摯な姿勢も見習いたい。

・大きく広がっていく可能性を信じて邁進していく姿に、壮大な夢が感じられる。

 

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