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大阪大会の歴代優勝高校は?本番の成績や野球人口も調査!【夏の甲子園】

2017/08/13

smoking-1553394_640大阪の高校野球は実力も高く西日本の中でも強豪がひしめいている府となっています。特に近畿地区は他府県でも古豪などの強豪も多く存在していますが、大阪はその中でも別格と言って良いかも知れません。

その印象を高校野球ファンにうえつけたのは何と言ってもPL学園です。プロ野球でも活躍した桑田選手、清原選手を擁して1983年65回大会から3年連続の夏の甲子園出場、春も合わせれば5期連続の出場をしました。結果も夏は2度の優勝と準優勝が1回で甲子園でのPL学園、大阪代表の強さを見せつけてくれました。

残念なことにPL学園は2016年の夏を最後に休部の状態となりましたが、高校野球ファンの記憶には十分に残っている学校です。今回は、そんな大阪大会の歴代優勝校、甲子園での成績や野球人口を調べてみました。高校野球ファンには面白い情報になると思います。

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大阪大会の歴代優勝高校を確認しよう!

早速ですが、大阪大会の歴代優勝高校を確認していきましょう。

年度 大会数 学校名 私立or公立
1916年 大正5年 2回 市岡中 公立
1917年 大正6年 3回 明星商 私立
1918年 大正7年 4回 市岡中 公立
1919年 大正8年 5回 市岡中 公立
1920年 大正9年 6回 明星商 私立
1921年 大正10年 7回 市岡中 公立
1922年 大正11年 8回 市岡中 公立
1923年 大正12年 9回 明星商 私立
1924年 大正13年 10回 市岡中 公立
1925年 大正14年 11回 市岡中 公立
1926年 大正15年 12回 浪華商 私立
1927年 昭和2年 13回 北野中 公立
1928年 昭和3年 14回 豊中中 公立
1929年 昭和4年 15回 市岡中 公立
1930年 昭和5年 16回 浪華商 私立
1931年 昭和6年 17回 八尾中 公立
1932年 昭和7年 18回 八尾中 公立
1933年 昭和8年 19回 浪華商 私立
1934年 昭和9年 20回 市岡中 公立
1935年 昭和10年 21回 日新商 公立
1936年 昭和11年 22回 京阪商 公立
1937年 昭和12年 23回 浪華商 私立
1938年 昭和13年 24回 京阪商 公立
1939年 昭和14年 25回 京阪商 公立
1940年 昭和15年 26回 市岡中 公立
1941年 昭和16年 27回 中止
1946年 昭和21年 28回 浪華商 私立
1947年 昭和22年 29回 浪華商 私立
1948年 昭和23年 30回 天王寺 公立
1949年 昭和24年 31回 高津 公立
1950年 昭和25年 32回 泉大津 公立
1951年 昭和26年 33回 都島工 公立
1952年 昭和27年 34回 八尾 公立
1953年 昭和28年 35回 浪華商 私立
1954年 昭和29年 36回 泉陽 公立
1955年 昭和30年 37回 浪華商 私立
1956年 昭和31年 38回 浪華商 私立
1957年 昭和32年 39回 寝屋川 公立
1958年 昭和33年 40回 浪華商 私立
1959年 昭和34年 41回 八尾 公立
1960年 昭和35年 42回 浪商 私立
1961年 昭和36年 43回 浪商 私立
1962年 昭和37年 44回 PL学園 私立
1963年 昭和38年 45回 明星 私立
1964年 昭和39年 46回 明星 私立
1965年 昭和40年 47回 大鉄 私立
1966年 昭和41年 48回 北陽 私立
1967年 昭和42年 49回 明星 私立
1968年 昭和43年 50回 興国 私立
1969年 昭和44年 51回 明星 私立
1970年 昭和45年 52回 PL学園 私立
1971年 昭和46年 53回 PL学園 私立
1972年 昭和47年 54回 明星 私立
1973年 昭和48年 55回 北陽 私立
1974年 昭和49年 56回 PL学園 私立
1975年 昭和50年 57回 興国 私立
1976年 昭和51年 58回 PL学園 私立
1977年 昭和52年 59回 大鉄 私立
1978年 昭和53年 60回 PL学園 私立
1979年 昭和54年 61回 浪商 私立
1980年 昭和55年 62回 北陽 私立
1981年 昭和56年 63回 北陽 私立
1982年 昭和57年 64回 春日丘 公立
1983年 昭和58年 65回 PL学園 私立
1984年 昭和59年 66回 PL学園 私立
1985年 昭和60年 67回 PL学園 私立
1986年 昭和61年 68回 泉州 私立
1987年 昭和62年 69回 PL学園 私立
1988年 昭和63年 70回 近大付 私立
1989年 平成元年 71回 上宮 私立
1990年 平成2年 72回 渋谷 公立
1991年 平成3年 73回 大阪桐蔭 私立
1992年 平成4年 74回 近大付 私立
1993年 平成5年 75回 近大付 私立
1994年 平成6年 76回 北陽 私立
1995年 平成7年 77回 PL学園 私立
1996年 平成8年 78回 PL学園 私立
1997年 平成9年 79回 履正社 私立
1998年 平成10年 80回 関第一 (北大阪) 私立
1998年 平成10年 80回 PL学園 (南大阪) 私立
1999年 平成11年 81回 北陽 私立
2000年 平成12年 82回 PL学園 私立
2001年 平成13年 83回 上宮太子 私立
2002年 平成14年 84回 大阪桐蔭 私立
2003年 平成15年 85回 PL学園 私立
2004年 平成16年 86回 PL学園 私立
2005年 平成17年 87回 大阪桐蔭 私立
2006年 平成18年 88回 大阪桐蔭 私立
2007年 平成19年 89回 金光大阪 私立
2008年 平成20年 90回 大阪桐蔭 (北大阪) 私立
2008年 平成20年 90回 近大付 (南大阪) 私立
2009年 平成21年 91回 PL学園 私立
2010年 平成22年 92回 履正社 私立
2011年 平成23年 93回 東大阪大柏原 私立
2012年 平成24年 94回 大阪桐蔭 私立
2013年 平成25年 95回 大阪桐蔭 私立
2014年 平成26年 96回 大阪桐蔭 私立
2015年 平成27年 97回 大阪偕星 私立
2016年 平成28年 98回 履正社 私立

大阪府の夏大会の優勝高校の一覧をみると戦前戦後までは公立高校の出場も多く見られました。

特に市岡は夏の甲子園10回の出場と大阪桐蔭よりも出場ランキングでは上をいっています。

そして、甲子園出場が圧倒的に多いのはやはりPL学園です。激戦区の大阪で17回もの甲子園出場をしています。全国優勝は4回、準優勝は3回と甲子園に出場しても素晴らしい結果を残してきました。このような学校が大会に出場しなくなるだけで少し寂しくなってしまいますよね。

近年では圧倒的に大阪桐蔭の印象が強くなりました。特に2012年からは3年連続で激戦区の大阪を制し甲子園に出場しています。

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甲子園での成績はどうだった?

続いて甲子園での成績がどうだったのか、確認していきます。

年度 大会数 学校名 甲子園での成績
1916年 大正5年 2回 市岡中 準優勝
1917年 大正6年 3回 明星商 ベスト8
1918年 大正7年 4回 市岡中 中止
1919年 大正8年 5回 市岡中 初戦敗退
1920年 大正9年 6回 明星商 ベスト8
1921年 大正10年 7回 市岡中 初戦敗退
1922年 大正11年 8回 市岡中 初戦敗退
1923年 大正12年 9回 明星商 初戦敗退
1924年 大正13年 10回 市岡中 ベスト8
1925年 大正14年 11回 市岡中 初戦敗退
1926年 大正15年 12回 浪華商 初戦敗退
1927年 昭和2年 13回 北野中 2回戦敗退
1928年 昭和3年 14回 豊中中 初戦敗退
1929年 昭和4年 15回 市岡中 ベスト8
1930年 昭和5年 16回 浪華商 初戦敗退
1931年 昭和6年 17回 八尾中 初戦敗退
1932年 昭和7年 18回 八尾中 ベスト8
1933年 昭和8年 19回 浪華商 2回戦敗退
1934年 昭和9年 20回 市岡中 ベスト4
1935年 昭和10年 21回 日新商 2回戦敗退
1936年 昭和11年 22回 京阪商 ベスト8
1937年 昭和12年 23回 浪華商 初戦敗退
1938年 昭和13年 24回 京阪商 ベスト8
1939年 昭和14年 25回 京阪商 初戦敗退
1940年 昭和15年 26回 市岡中 ベスト4
1941年 昭和16年 27回 中止 中止
1946年 昭和21年 28回 浪華商 優勝
1947年 昭和22年 29回 浪華商 初戦敗退
1948年 昭和23年 30回 天王寺 初戦敗退
1949年 昭和24年 31回 高津 初戦敗退
1950年 昭和25年 32回 泉大津 初戦敗退
1951年 昭和26年 33回 都島工 ベスト8
1952年 昭和27年 34回 八尾 準優勝
1953年 昭和28年 35回 浪華商 ベスト8
1954年 昭和29年 36回 泉陽 ベスト8
1955年 昭和30年 37回 浪華商 初戦敗退
1956年 昭和31年 38回 浪華商 ベスト8
1957年 昭和32年 39回 寝屋川 2回戦敗退
1958年 昭和33年 40回 浪華商 初戦敗退
1959年 昭和34年 41回 八尾 ベスト4
1960年 昭和35年 42回 浪商 2回戦敗退
1961年 昭和36年 43回 浪商 優勝
1962年 昭和37年 44回 PL学園 2回戦敗退
1963年 昭和38年 45回 明星 優勝
1964年 昭和39年 46回 明星 初戦敗退
1965年 昭和40年 47回 大鉄 初戦敗退
1966年 昭和41年 48回 北陽 2回戦敗退
1967年 昭和42年 49回 明星 初戦敗退
1968年 昭和43年 50回 興国 優勝
1969年 昭和44年 51回 明星 2回戦敗退
1970年 昭和45年 52回 PL学園 準優勝
1971年 昭和46年 53回 PL学園 初戦敗退
1972年 昭和47年 54回 明星 ベスト8
1973年 昭和48年 55回 北陽 ベスト8
1974年 昭和49年 56回 PL学園 初戦敗退
1975年 昭和50年 57回 興国 2回戦敗退
1976年 昭和51年 58回 PL学園 準優勝
1977年 昭和52年 59回 大鉄 ベスト4
1978年 昭和53年 60回 PL学園 優勝
1979年 昭和54年 61回 浪商 ベスト4
1980年 昭和55年 62回 北陽 初戦敗退
1981年 昭和56年 63回 北陽 3回戦敗退
1982年 昭和57年 64回 春日丘 2回戦敗退
1983年 昭和58年 65回 PL学園 優勝
1984年 昭和59年 66回 PL学園 準優勝
1985年 昭和60年 67回 PL学園 優勝
1986年 昭和61年 68回 泉州 初戦敗退
1987年 昭和62年 69回 PL学園 優勝
1988年 昭和63年 70回 近大付 初戦敗退
1989年 平成元年 71回 上宮 ベスト8
1990年 平成2年 72回 渋谷 初戦敗退
1991年 平成3年 73回 大阪桐蔭 優勝
1992年 平成4年 74回 近大付 2回戦敗退
1993年 平成5年 75回 近大付 2回戦敗退
1994年 平成6年 76回 北陽 3回戦敗退
1995年 平成7年 77回 PL学園 ベスト8
1996年 平成8年 78回 PL学園 3回戦敗退
1997年 平成9年 79回 履正社 初戦敗退
1998年 平成10年 80回 関第一 (北大阪) ベスト8
1998年 平成10年 80回 PL学園 (南大阪) ベスト8
1999年 平成11年 81回 北陽 初戦敗退
2000年 平成12年 82回 PL学園 3回戦敗退
2001年 平成13年 83回 上宮太子 初戦敗退
2002年 平成14年 84回 大阪桐蔭 初戦敗退
2003年 平成15年 85回 PL学園 2回戦敗退
2004年 平成16年 86回 PL学園 初戦敗退
2005年 平成17年 87回 大阪桐蔭 ベスト4
2006年 平成18年 88回 大阪桐蔭 2回戦敗退
2007年 平成19年 89回 金光大阪 初戦敗退
2008年 平成20年 90回 大阪桐蔭 (北大阪) 優勝
2008年 平成20年 90回 近大付 (南大阪) 初戦敗退
2009年 平成21年 91回 PL学園 3回戦敗退
2010年 平成22年 92回 履正社 3回戦敗退
2011年 平成23年 93回 東大阪大柏原 2回戦敗退
2012年 平成24年 94回 大阪桐蔭 優勝
2013年 平成25年 95回 大阪桐蔭 3回戦敗退
2014年 平成26年 96回 大阪桐蔭 優勝
2015年 平成27年 97回 大阪偕星 2回戦敗退
2016年 平成28年 98回 履正社 3回戦敗退

甲子園での大阪代表の成績をみるとPL学園、大阪桐蔭が特に素晴らしい成績を残しています。

PL学園については1983年から1987年の5年間で4回甲子園に出場し、3回の全国制覇を果たしていますね。当時は桑田さんや清原さんといったスタープレーヤーも多くいましたね。

大阪桐蔭は1991年の73回大会で初出場を果たし、初優勝を飾りました。そして2000年以降は大阪桐蔭の強さが際立ち、7回の甲子園出場で3回の全国優勝をしています。

他にも近年では履正社や金光大阪など私立で強豪校も力をつけてきているので、多くの学校が甲子園を虎視眈々と狙っています。

 

大阪府における高校野球の人口は?

大阪府は人口が多いことから多くの高校が存在しています。その分、強豪校も多いので甲子園に出場するのが大変な地域と言って良いでしょう。大阪府の高校野球の人口について調べてみました。

2013年の全国の高校野球部員数や夏の大会の参加校数から割りだした数値をみてみると、大阪府の2013年の夏の大会参加校は180校で野球部員数は8,715人でした。

甲子園に出場できる確率は0.56%の数字で全国で確率の低い神奈川、愛知に次いで3位の難易度の数値がでました。平均部員数も多く48.4人と各学校50人弱は部員がいることになります。そこからレギュラーとなり、甲子園に出場するのはとても困難なことだというのは容易に想像できますね。

(参考)http://baseball.professional-view.com/blog/2014/08/21/post-2993/

 

まとめ

・大阪のPL学園は2016年の夏を最後に休部状態に・・・。逆転のPL、粘り強いあの野球が見れなくなるのは多くの高校野球ファンが寂しさを感じています。

・大阪代表の夏の甲子園優勝回数はPL学園と大阪桐蔭の4回で両校が1位で並んでいます。

・やはり全国区屈指の競争が厳しい地区です。平均部員数、大会参加校も多くレギュラーになっても甲子園出場を果たせる確率は約0.56%!!
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