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野村克也監督の名言!苦労人の努力やリーダー論など人生哲学に迫る

2017/07/22

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1954年、南海ホークスにテスト生として入団し、プロ3年目に正捕手の座を獲得。相手投手の特徴をつぶさに観察する眼力を生かして自らの打撃力を向上させると共に“扇の要”としてのレベルも飛躍的に向上させていった野村克也氏。65年の三冠王をハイライトとして数々の勲章を手にし、パ・リーグのトッププレーヤーとして長年に渡り活躍を続けました。

監督としては南海、ヤクルト、阪神、東北楽天でチームを率い、日本一も複数回経験。データを駆使して采配を振るうスタイルは『ID野球』と称され、一世を風靡しました。今回は、そんな野村氏が世に送り出した数々の名言の中から3つを取り上げ、名選手であり名監督の同氏のリーダー論や人生哲学にアプローチしてみたいと思います。

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【特選】私が選ぶ野村克也監督の三大名言

「一流になるためには、避けて通れない道がある。
それは努力という名の道。努力なしに一流にはなりえない」

ルーキーイヤーに、いきなりプロの壁にぶち当たった野村氏。一時は戦力外通告を受けますが、当時の捕手難という事情に助けられ、なんとかチームに残留します。

そんな境遇から這い上がり、超一流選手の域までに上り詰めたのは、不断の努力があったからこそ。悔しさをバネに、試行錯誤しながら解決策を見出す努力に要したエネルギーは並大抵のものではなかったと思いますが、まさに努力こそが野村氏の野球の礎になっていたわけです。

前述の、相手投手の研究に関しては、苦手な投手の映像を繰り返し観ることで攻略法を掴んだそうですし、闇雲に練習やトレーニングを反復するのではなく、頭脳をフル回転させる努力が奏功。それが後の『ID野球』の原点になったのも間違いありません。

 

「野球選手である前に、社会人として
しっかりとした自分を作れ」

この言葉もまた、野村氏の名言の中で特筆すべきフレーズでしょう。現役としてプロ野球の世界に身を置ける期間は、よほど突出した才能の持ち主でない限り、それほど長くはありませんし、第一線から退いて指導者として同じ世界に留まりたいと思っても、実際はとてつもなく狭き門。一般社会に出てからも通用するように、まずは社会人として自分を確立されることは、必要不可欠なことと思われます。

幼少の頃から野球一筋で生きてきた人間にとって、一般常識を身につけて社会人として相応しい言動が極自然に出来るようになることは、非常に大切。それを現役時代に身につけておくことがいかに大事かを野村氏は教えてくれています。大多数のプレーヤーにとっては、野球界から身を引いた後の人生の方が明らかに長いわけですからね。

 

「私は、監督は“気づかせ役”だと考えてきた」

ともすれば、押しつけ型の指導法に偏ることもあるスポーツの世界。そうではなく、実際にプレーする選手自身が、何が必要なのか、何をすべきなのかを“気づかせる”ことが監督やコーチにとっては優先すべき事項…と野村氏は述べています。

そのためには、千差万別の選手の長所や短所を的確に見分ける能力が指導者には必要になりますし、“気づかせる”ための適切な声掛け(アドバイス)が必須。

例えば「こうしなさい」ではなく、「こういう方法もあるよ」といったニュアンスで選手に話し掛け、“気づかせて”きたことは、中日ドラゴンズの元監督・落合博満氏も幾度となく公言してきました。誰もが認める名監督…真のリーダーの資質として共通することなのでしょうね。

理路整然として、ともすれば取っつきにくいイメージもある両氏ですが、この共通項からは、温かい人間性も感じられます。

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名言からの学び

・夢や目標を叶えるための手段として、努力を重ねることは大前提。その努力は頭脳を駆使して、試行錯誤しながら積み重ねることが理想。これはスポーツ界だけでなく、ビジネスや日常生活においても心掛けておきたいこと。

・特定のジャンルで成功し、名を馳せることは人生において大変名誉なことだが、その前に社会人として恥ずかしくない人間であるべき。

・指導者として必要なことは、相対する選手に“気づかせる”こと。会社でリーダー的な立場にある人でも、部下に対して頭ごなしに命令や指示をするのではなく、何をすべきか、どうすればいいかを適切な声掛けで“気づかせて”あげることが大切。

 

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