雪が溶け始め、いよいよ春のセンバツ高校野球がスタートしますね。
この日を待ちわびた高校野球ファンも多いのではないでしょうか。

秋季東京大会決勝戦では、清宮幸太郎擁する早稲田実業にサヨナラ負けを喫したものの、関東最後の一枠として日大三高の出場が決定しました。
開幕日に履正社との組み合わせの決まっている日大三高。
そんな日大三高のメンバーや監督、注目選手をみていきましょう。

日大三高校野球部メンバーは？

日大三高のセンバツ出場メンバーは以下の通りになっています。

１ 櫻井 周斗
２ 津原 瑠斗
３ 金成 麗生
４ 大西 翔
５ 井上 大成
６ 日置 航
７ 溝口 耕平
８ 八木 達也
９ 比留間 海斗
１０ 岡部 仁
１１ 田口 仁平
１２ 高橋 遼
１３ 吉見 樹之介
１４ 長谷川 央都
１５ 柳沢 真平
１６ 金子 凌
１７ 中村 奎太
１８ 柿澤 海大

打者の柱は金成麗生選手

打線の柱の一角を担うのは、アメリカ人の父を持つハーフの金成選手です。
身長193cm、体重101kgと大きな体格を誇り、秋季大会で2試合連続の特大ホームランを放つなど、高校通算で19本塁打のスラッガーです。
2年生の夏まで投手としてマウンドに立っていましたが、その後一塁手に転向し、秋季大会では6番ファーストで出場しました。
センバツでは4番として登場するのではないかとも噂されている選手です。

第二投手の岡部仁選手も注目！

また、センバツでエースナンバーを付ける櫻井選手の第二投手として、背番号１０を付けた岡部選手にも注目です。
秋季大会では岡部選手が背番号１を付け、マウンドに立ちました。
8試合中6試合を櫻井選手にマウンドを譲るなど、非常に悔しい思いをした岡部選手。
早稲田実業にサヨナラ負けした試合を、「試合に負けたことよりも、あの場面でマウンドに立てず、櫻井選手に負けたことが悔しい」と、櫻井選手へのライバル心に燃えています。
東京大会で課題も露わになったことから、また一皮むけてセンバツのマウンドに立ってくれるだろうと期待できますね。

監督は小倉全由さん

そんな日大三高メンバーを率いるのは、日大三高OBの小倉全由さんです。

日大に進学時からコーチとして歴代日大三高メンバーを指導していました。
1981年〜1996年まで関東一高で監督を務め、1997年から母校である日大三高で監督を務めています。
甲子園出場歴は、関東一高で4回、日大三高で14回。
1987年センバツで関東一高を準優勝に導き、2001年と2011年夏に日大三高で全国制覇するなど、まさに名将といえる監督ですね。

注目選手は櫻井周斗選手！

日大三高メンバーで最も注目すべき選手は、やはりエースナンバーを付けた櫻井選手でしょう。

秋季大会では中学2年の時に故障した左肘の不安からか、背番号８を付けて出場し、練習試合も含めるとチーム最多の64安打を放ち、打線を盛り上げました。
背番号８を付けながら、全8試合中6試合のマウンドに立ち、まさに二刀流の活躍を見せ、チームのセンバツ出場に大きく貢献しました。
また、秋季大会決勝では、早稲田実業の清宮選手目当てで見に来た観客・スカウトの目の前で、5打席連続で三振に切って取り、一躍脚光を浴びることとなりました。
センバツではエースナンバーを付け、スカウトも注目する140km/hのストレートと鋭く変化するスライダーを武器にマウンドに立ちます。

まとめ

・日大三高のメンバーには、大きな体格のスラッガー金成選手と、秋季大会でエースナンバーを付けた岡部選手をはじめとした選手がいる。

・監督は関東一高や日大三高で甲子園経験豊富な小倉全由監督。甲子園優勝経験もある。

・注目選手はセンバツでエースナンバーを付け、二刀流の活躍も期待される櫻井周斗選手。
 

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