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戦力外通告・解雇・自由契約の違いや意味を確認しよう【プロ野球】

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今回はプロ野球ペナントレース後によく耳にする戦力外通告、解雇、自由契約についてまとめていきたいと思います。

改めてこの3つの意味、そしてその違い、使い方についてもまとめていますので、一緒に確認していきましょう。

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戦力外通告とは?

それでは、始めに【戦力外通告】について確認してみましょう。

戦力外通告とは、選手が戦力としてチームの構想から外れていることを通告されることを指します。

一般に各球団とプロ野球選手との契約は2月1日から11月30日までと決まっており、球団の構想から外れている選手には11月30日以前に球団側から来季の戦力として想定していないことを予め通告するのです。この通告を「戦力外通告」と呼びます。かなり怖い表現ですよね。。。実力世界のシビアさを感じざるを得ません。

プロ野球では、10月1日から全日程終了の翌日までの【第1次通告】と、クライマックスシリーズ(CS)全日程終了の翌日から日本シリーズ終了の翌日までの【第2次通告】の2種類があり、それぞれの期間内に球団側は選手に戦力外通告を告げなければなりません。

選手はもちろんですが、球団側も断腸の思いでしょうね。

戦力外通告を受けた選手の多くは例年11月の始めに行われる、12球団合同の入団テスト【トライアウト】に参加を希望するため、各球団もトライアウトの開催されるギリギリに戦力外通告はせず、ある程度の余裕を持って上で、戦力外通告を告げることが一般的になっています。

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解雇とは?

続いて【解雇】について意味を確認していきます。

解雇とは、球団側が「一方的に」選手に対して契約を解除することを指します。

何らかの選手の不祥事が発覚したり、球団のイメージを著しく悪くさせるような選手に対して行う対抗措置です。戦力外通告も、結局は解雇とほぼ意味合いは同様なのですが、戦力外通告よりも悪い印象がありますね。

このような解雇の場合、選手との契約期間である11月30日を待たずして、契約解除となることが一般的ですが、期間内の解除なので契約内容によっては球団側に違約金が発生するケースもあるようです。選手にとって少し有利な契約解除(制度)と考えられますね。

2017年は、元オリックスの奥浪鏡選手が免停中であったにもかかわらず、球団に未報告のまま車を運転し、人身事故を起こすという不祥事を起こしてしまい、無期限謹慎処分→契約期間内の解雇処分を受ける形となった事例があります。

また、巨人の山口俊選手も泥酔した状態で警備員に暴行を加える行為を行ったとして罰金、減俸の処分が決定しましたが、解雇処分は行われるかがまだ決まっていません。果たして解雇処分となってしまうのか、気になるところですね。

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自由契約とは?

最後に【自由契約】について確認しましょう。

自由契約とは、戦力外通告等により球団側から契約を解除された選手に対して、「まだまだ現役でプロの選手としてやりたい!続けたい!」と意思表示をしている選手に対して使用される言葉です。

戦力外通告を受けた後も、11月30日までは球団との契約は残ったままで、この期間内であれば交換トレードなども可能です。

ただし12月2日になれば、球団との契約は無くなり、何処にでも自由に移籍可能の状態となります。この状態のことを名前の通り【自由契約】と呼ぶのです。

 

以上、「戦力外通告」「解雇」「自由契約」とそれぞれ細かく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。結構難しいですよね(笑)

最後に、以上の3つの言葉の意味から、使い方などをまとめてみようと思います。

 

それぞれの意味からの違い、使い方を改めておさらい

最後にもう一度簡単に、それぞれの意味をおさらいしていきましょう。

球団側から戦力として来季の構想外である選手に対して、契約しないと通告することを【戦力外通告】と呼び、選手の不祥事などで球団側が一方的に契約解除を行うことを【解雇】と呼びます。

意味合いは2つともほぼ同じですが、11月30日の契約期間を待たずして「一方的に」契約解除させることを【解雇】と呼ぶ、と覚えておくと分かりやすいかもしれませんね。

そして【戦力外通告】を受けた選手は11月30日までは球団との契約が残っていますが、契約解除となる12月2日になり、何処のチームとでも自由に契約できる状態となることを【自由契約】と呼びます。

ちなみに【戦力外通告】を受けた選手が契約期間の11月30日までに取れる選択肢としては、以下になります。

 

・交換トレード…11月30日の契約期間内なので、金銭、交換、無償トレードが可能。

・FA権の行使…FA権を取得している選手であれば行使が可能。

・任意引退…契約期間内で選手本人の意思による引退。次シーズンからコーチ、球団スタッフとなる場合にもこちらが適用されます。しかし、任意引退を選択してしまうと、プロ、アマチュア問わず全球団と契約が出来なくなります。

・【自由契約】…11月30日を過ぎて、球団との契約期間の終了を待ち、全球団との契約が可能。

 

選択肢によっては第2のプロ野球人生に進む分岐点にもなり得るので、戦力外となった選手は心残りの無いよう、良い選択を取れるよう野球ファンとしては願いたいですね。

 

まとめ

・【戦力外通告】とは、球団側がチームの戦力構想から外れていることを選手に通告することであり、10月1日から全球団のペナントシーズン全日程の終了の翌日までの【第1次通告】と、クライマックスシリーズ全日程終了の翌日から日本シリーズ終了の翌日までの【第2次通告】がある。

・【解雇】とは、戦力外通告と意味合いはほぼ同じだが、選手の不祥事や球団のイメージを悪くする行為などによって、契約期間内に球団側から一方的に解除される時などに使われる。

・【自由契約】とは、戦力外通告を受けた選手が、球団との契約期間である11月30日を過ぎて、どの球団でも契約が行えるフリーの状態のことを呼ぶ。

 

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