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プロ野球の歴代最多点差記録ランキング!1試合で最大どこまで開いた?


今回は数あるプロ野球の試合の中でも、大差をつけて勝ち負けが決まった最多点差記録をまとめてみました!

最多点差記録のランキングを交えてまとめたり、今までで一番点差が開いた試合のことについても触れています。メジャーリーグの最多点差記録についてもまとめていますので同時に確認してみましょう。

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プロ野球の歴代最多点差記録は?

それではまず日本のプロ野球の歴代の最多点差記録を振り返ってみましょう。いつ、どのチームの試合で歴代最多となる点差が開いたのでしょうか?

1試合で最大点差が開いた試合は1940年、1リーグ制時代だった頃の阪急ブレーブス対南海ホークス戦の32-2!

プロ野球史上最も点差がついて決着がついた試合は、70年以上前のプロ野球がまだ1リーグ制だった頃に行われた阪急ブレーブス対南海ホークス戦の32-2でした!

昔の記録であるため、当時の詳しい試合内容はあまり残されていませんが、この試合で阪急側は猛打賞が6人、先発全員がマルチヒット、合計で27安打を記録しており、3打点以上が5人、先発全員が2得点以上を記録、合計で32得点を挙げています。

打つ方から見ればとても気持ちの良い内容なのですが、この大量得点劇を演じてしまった南海の深尾文彦選手は、3イニングを投げて13安打11四球1死球1三振17失点自責点17と、とても悲惨な記録を残してしまいました。

さらに残念なことに、深尾選手の1軍での登板はこの日一度だけなので、通算防御率も51.00と、こちらもとても悲しい記録を残す形となりました。

これだけ点差がついた試合ですと、終わるのも時間がかかるんだろうなと思ってしまいますが、試合時間は何と1時間56分ととても短い時間で決着がついています。阪急の攻撃だけに時間が費やされた試合展開だったんだな、と思わず想像してしまいますね。

 

ちなみに2リーグ制以降の最多点差記録は?

ちなみにプロ野球が2リーグ制に変更されたあとの最多点差記録は、2003年8月1日に行われたダイエー対オリックス戦の29-1でした!

この試合では、当時のダイエーのフリオ・ズレータ選手が5安打中3本が本塁打で7打点、井口資仁選手は2本塁打、城島健司選手と松中信彦選手が各1本塁打と敵地の球場で大暴れしており、終わってみればスコアが29-1と大差でダイエーが勝利を収めています。

当時のオリックスは2000年にイチロー、翌2001年には田口壮選手と主力選手が次々とメジャーへ移籍し、更に投手陣のレベルも低かったため、ペナントレースでは苦戦を強いられていました。この年、オリックスはダイエー相手に20失点以上して負けた試合がこの試合も含めて4度あり、ダイエーに圧倒的な実力の差を見せつけられているのです。

そして、これも運命なのかダイエーの前身が南海ホークス、オリックスの前身が阪急ブレーブス、1リーグ制のときの最多点差試合である32-2を記録した時の両チームなのです。ダイエーは時を越えてあの時の雪辱を晴らし、逆にオリックスは仕返しをされる、ということになったわけですね。

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ちなみにメジャー記録はいつのどの試合?

続いて、メジャーリーグに目を向けてみましょう。メジャーの最多点差記録は1897年6月29日に行われたシカゴ・コルツ(現シカゴ・カブス)とルイビル・コロネルズ(現在は消滅)戦で記録した36-7でした!今よりも120年以上も大昔の記録となっていますね。。

ちなみにこちらも日本と同様、1リーグ制の頃の記録であり、2リーグ制になった2001年以降の記録では、2007年8月22日に行われたテキサス・レンジャーズ対ボルチモア・オリオールズ戦の30-3が最多でした。

レンジャースが記録した1試合30得点は110年ぶりの記録となったわけですが、この年は主力選手の不調が響いてしまい、リーグ戦は最下位でシーズンを終えています。大量得点をしたチームが必ずしも圧倒的に強かった、というわけではないということですね。

両チームに実力差があったり、うまく投打がかみ合ったりすると一方的な試合展開になることは野球ではよくあることですが、ここまで点差がつくと「違うスポーツかな?」と錯覚したり、「もうやめてあげて!」と悲しい気持ちになったりしてしまいますよね(笑)

 

まとめ

・プロ野球の最大点差記録は1940年の阪急ブレーブス対南海ホークス戦の32-2であり、プロ野球が1リーグ制だった頃の記録である。

・2リーグ制以降の最大点差記録は2003年8月1日に行われたダイエー対オリックス戦の29-1であり、前身の球団であった阪急と南海が逆の立場になっている。

・メジャーの最多点差記録は1897年6月29日に行われたシカゴ・コルツ対ルイビル・コロネルズ戦で記録した36-7であり、今より120年以上も大昔の記録である。

・メジャーの2リーグ制以降の最多点差記録は、2007年8月22日に行われたテキサス・レンジャーズ対ボルチモア・オリオールズ戦の30-3だが、レンジャースはこの年主力の選手の不調が響き、リーグ戦最下位でシーズンを終えている。

 

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