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交流戦の個人成績まとめ!MVP歴代選手や選出基準をチェック!【プロ野球】

2019/05/01

baseball-441358_640プロ野球交流戦も、近年のプロ野球では各球団の成績を大きく左右します。

優勝チームには賞金がでることに加え、各選手も交流戦だけでのMVPや各リーグから優秀選手が選出されます。ですので調子の良い状態の選手は、各種の賞・タイトルを狙いたいと思っていることでしょう。

短期間であるが故に、打者では好調をその期間維持すれば、どの選手でも狙えたり、投手であれば連続して勝ち星を重ねることによりMVPなどを狙える可能性があるんですね。

今回は、交流戦でMVPを獲得した選手の成績や、選出基準などをまとめてみました。これから交流戦を迎えるにあたり、頭に入れておくと更に野球観戦が楽しくなると思いますよ。

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交流戦の歴代MVP選手は?

それではまず歴代MVP一覧をまとめてみました。

年度 チーム 氏名 守備 成績
2005年 ロッテ 小林 宏之 投手 勝利5勝 敗戦0敗 勝率1.000
2006年 ロッテ 小林 雅英 投手 勝利3勝 敗戦0敗 セーブ13S
2007年 日本ハム ライアン・グリン 投手 勝利3勝 敗戦0敗 勝率1.000
2008年 ソフトバンク 川崎 宗則 内野手 打率.366 打点4 本塁打0
2009年 ソフトバンク 杉内 俊哉 投手 勝利3勝 敗戦0敗 勝率1.000
2010年 オリックス Tー岡田 内野手 打率.313 打点26 本塁打6
2011年 ソフトバンク 内川 聖一 外野手 打率.326 打点20 本塁打4
2012年 巨人 内海 哲也 投手 勝利3勝 敗戦0敗 勝率1.000
2013年 ソフトバンク 長谷川 勇也 外野手 打率.416 打点18 本塁打3
2014年 巨人 亀井 善行 外野手 打率.356 打点10 本塁打3
2015年 ソフトバンク 栁田 悠岐 外野手 打率.429 打点10 本塁打5
2016年 ソフトバンク 城所 龍磨 外野手 打率.415 打点12 本塁打5
2017年 ソフトバンク 柳田 悠岐 外野手 打率.338 打点23 本塁打7
2018年 オリックス 吉田 正尚 外野手 打率.397 打点10 本塁打3

2005年からはじまった交流戦ですが、歴代MVPの情報をまとめてみました。そうそうたる顔ぶれの印象を受けるのではないかと思います。

はじまった頃と近年では試合数の違いもありますが、打者では4割の打率を超えている選手が3人もいます。短期間ですが、素晴らしい結果を残していますね。

2016年の城所選手はこのMVPの選手一覧の中ではまだまだ知名度は低いかもしれませんが、短期間で好調を維持した結果大きくチームに貢献しMVPを受賞しました。

他に気になる選手は2006年のロッテの小林雅英投手です。小林投手は抑えでありながらMVPを獲得しました。シュートボールを武器に打者を力でねじ伏せる投球で勝ち星が3でセーブが13と素晴らしい成績を残しました。

MVP選手の印象と言えば野手では中軸を打つ打者、投手では先発で勝ち星を重ねた投手という印象がある中で、「抑え」で獲得したことは本当に素晴らしいことです。

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MVP選手の選出基準について

野手、投手共に成績の基準は設けていません。ですが、MVPですから規定としては「勝ち越したリーグの中での交流戦順位1位球団の中から優勝に最も貢献した選手が表彰される」ということになっています。

少しわかりにくいのですが、必ずしも12球団中の最高勝率チームとは限りません。例えば、パリーグが勝ち越したリーグだった場合、セリーグの球団が最高勝率チームだったとしても、パリーグの中での1位球団のチームから選ばれる訳です。

リーグ優勝だけでなく、リーグとしても勝ち越すことが絶対条件になります。そこから、誰が一番貢献したか、ということですね。

(2019.4追記)
2019年からリーグ対決が廃止になりました。ですので、MVPについても12球団の中から最も活躍した選手がMVPとなります。細かいルールは毎年微妙に変わったりするので、チェックが必要ですね。

今年の交流戦における球団への表彰は、昨年までのリーグ対決方式から変更となり、12球団の中で最も良い成績を残した「交流戦優勝球団」に対してのみ行われることが決定。また「日本生命セ・パ交流戦MVP」は、12球団の中から期間中に最も活躍した選手1名を選出することになった。

引用元:「日本生命セ・パ交流戦」リーグ対決が廃止…MVPも“12球団から”選出へ

 

歴代MVPの成績からの推測では、先発投手であれば勝率が.1000で負けなしで勝ち続け、試合数から考えると3から4勝すると可能性が高くなると思われます。

また、野手ではチームに貢献ということなので、先程の表には記載していないですが「得点圏打率」なども大きく評価される基準であると言えます。

ですが、短期間での戦いなので野手としては.400以上といった高打率を残すことにより印象を残すことが出来るのは事実でしょう。

 

印象的な個人記録をご紹介

ここでは交流戦でのMVPを獲得した選手以外での主な個人記録を紹介します。

2014年 楽天 則本昂大投手

交流戦でのパリーグ優秀選手に選ばれました。この年の則本投手の交流戦での成績は6試合に登板し4勝1敗でした。成績も申し分ないですが、その4勝は全て完封で勝利しています。

エースと呼ばれる投手でさえ中々完封勝利を重ねることは難しいことです。それを短期間で成し遂げてしまうところは印象的でした。2年目の年で田中将大投手が抜けた後の楽天のエースとして大きな成長をした年でもありました。

2016年 広島 鈴木誠也選手

2016年シーズンで優勝した広島の鈴木誠也選手ですが、交流戦では素晴らしい成績を残しました。打率.381打点13本塁打4と成績は申し分ありません。成績だけでなく、勝負強さも発揮しました。

交流戦のラスト3試合でサヨナラ、サヨナラ、勝ち越しの3戦で3連発を放ちました。まさに「神ってる」と言われた時の出来事でした。

まだ若い選手ですが、これだけの勝負強さは印象に残り、「鈴木誠也」という名前を野球ファンに印象つけた出来事になったと思います。

 

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まとめ

・交流戦MVPの中で抑え投手では、まだ一人しかいない2006年のロッテ小林雅英投手!!

・リーグ対決は2019年より廃止。交流戦MVPの選出基準も12球団の中から最も活躍した選手。

・2016年の交流戦で勝負強さを見せた広島の鈴木誠也選手は「神ってる」活躍で3戦連続で試合を決める一発!!

 

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