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歴代の最多四球数ランキング!ちなみにメジャー記録は?【プロ野球】


今回は、選球眼の良さが試される四球について歴代の最多四球数ランキングについて、歴代シーズン最多四球数、歴代通算最多四球数をランキングを交えてまとめています。

日本だけではなく、メジャーリーグのシーズン四球記録についても記していますので同時に確認してみましょう。

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歴代シーズン最多四球数ランキング!

まずは日本の四球ランキングからみてみましょう。歴代シーズン最多四球ランキングには一体どんな選手がランクインしているでしょうか?

順位 選手名 所属チーム 四球数 達成年度 試合数
1 王 貞治 巨人 158 1974年 130
2 王 貞治 巨人 142 1966年 129
3 王 貞治 巨人 138 1965年 135
4 王 貞治 巨人 130 1967年 133
5 金本 知憲 広島 128 2001年 140

ランキングのベスト5までをまとめてみましたが、1位から4位まで歴代最多ホームラン王でも有名な【王貞治選手】が独占しています。

王選手が凄いのはシーズン最多四球数のトップ5だけではなく、6位から12位も全て王選手がランクインしてことです!

王選手が現役時代とてつもないバッターだったということがこのランキングを見るだけでも伝わってきますね。

現在のプロ野球の試合数は143試合前後の試合数なのですが、王選手の現役時代は約130試合の試合数でこの四球記録を達成しています。

王選手に長打を打たれるぐらいなら、四球で歩かせようという相手バッテリーの思惑があったのかもしれません。

 

歴代の通算最多四球数ランキング!

続いて歴代通算での四球数ランキングを確認してみましょう。シーズンランキングでは王選手が独占していましたが、こちらはどうなっているでしょうか?

順位 選手名 四球数 実働期間 試合数
1 王 貞治 2390 1959~1980年 2831
2 落合 博満 1475 1979~1998年 2236
3 金本 知憲 1368 1992~2012年 2578
4 清原 和博 1346 1986~2008年 2338
5 張本 勲 1274 1959~1981年 2752

やはりこちらも王貞治選手がダントツの1位でランクインしています(笑)王選手だけ唯一2000個以上の四球を記録しており、一人ズバ抜けた数字をたたき出しています。

王貞治監督の名言!尊敬され続ける天才打者の努力論やリーダー論とは?

 

王選手が現役時代は、勝負強いことでも有名だったミスタージャイアンツこと長嶋茂雄選手が3番に座り、4番に王選手が座ることで強力な打線が形成されていました。【ON砲】という言葉でも有名ですよね。

王選手以外にも、ランクインしている選手はプロ野球の歴史に名を連ねる強打者たちがランクインしています。大事な場面で勝負を避けられるケースがさぞ多かったことでしょうね。

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メジャーの記録もチェックしよう

続いて、メジャーリーグの四球記録をランキングを交えて確認してみましょう。メジャーでは一体どんな強打者たちがランクインしているのでしょうか?

歴代シーズン最多四球数のメジャー記録はサンフランシスコ・ジャイアンツなどで活躍したバリー・ボンズ選手!

順位 選手名 所属チーム 四球数 達成年度
1 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 232 2004年
2 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 198 2002年
3 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 177 2001年
4 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 170 1923年
5 マーク・マグワイア セントルイス・カージナルス 162 1998年
テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 1947年
テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 1949年

こちらのランキングも日本の王貞治選手と同様に、バリー・ボンズ選手が上位を独占する形となりました!

特に2004年は147試合で232個の四球を記録しており、なんと1試合に必ず1個以上四球を選んでいる計算になります。恐ろしい数字ですね…。

2000年代前半のボンズ選手は毎年打率3割以上、40本以上の本塁打を記録しており、バッテリーとしては、走力がそこまで高くないボンズ選手を四球で1塁へ歩かせて、次の打者でダブルプレーを狙うという作戦のほうが、ボンズ選手を直接打ち取るよりも効率的であると考えるケースが多かったことでしょうね。

この四球の多さもあり、2004年の出塁率は.609という驚異的な数字をたたき出しており、2打席に1回以上は、塁へ出塁している計算になります。打席に立つだけでも貢献できる数少ない選手ですね。

 

歴代の通算最多四球数のメジャー記録はこちらもバリー・ボンズ選手!

順位 選手名 四球数
1 バリー・ボンズ 2558
2 リッキー・ヘンダーソン 2190
3 ベーブ・ルース 2062
4 テッド・ウィリアムズ 2021
5 ジョー・モーガン 1865

メジャーの歴代最多四球数の1位もこちらも王貞治選手の流れと同様に、バリー・ボンズ選手が1位となりました。2位のリッキー・ヘンダーソン選手よりも350個以上の四球数を記録しており、こちらも他のランクインしている選手を圧倒する数字となりました。

バリー・ボンズ選手にはとても印象に残る四球のシーンがあります。1998年、5月28日ダイヤモンドバックス戦で、8-6のビハインドで迎えた9回裏ツーアウト満塁でボンズ選手に打席が回り、なんと敬遠されるという衝撃的なシーンがありました。

youtubeでも見ることが出来ると思いますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

ボンズ選手に打たれて2点以上を取られてしまうよりは、満塁で敬遠して1点に留めて次のバッターを抑えて勝つ、という考えからこのシーンが生まれました

ボンズ選手が、メジャーリーグ史上最強クラスのバッターであることから生まれたシーンであることに間違いありません。

野球史上最強に近い打者が現れない限りは、王選手とボンズ選手の記録はなかなか塗り替えられないかもしれませんが、この両選手を彷彿させるようなロマン溢れる選手が是非現れてほしいですね!

 

まとめ

・シーズン歴代最多四球数の1位は王貞治選手の158個であり、現在のプロ野球より少ない試合数でこの記録を達成している。

・歴代最多四球数のランキングはこちらも王貞治選手の2390四球が1位であり、王選手が唯一2000個以上の四球を記録している。

・メジャーのシーズン歴代最多四球数の1位はバリー・ボンズ選手の232個であり、147試合で232個の四球を記録しており1試合に必ず1個以上の四球を記録していた計算になる。

・メジャーの歴代最多四球数の1位は、こちらも王選手の流れと同様バリー・ボンズ選手の2558四球が1位で、ツーアウト満塁で敬遠をされるという珍しい逸話がある。

 

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