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日本シリーズ・CS

クライマックスシリーズのルールの全て!アドバンテージから延長・予告先発まで分かりやすく整理【プロ野球】

2017/10/15

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今回は2017年クライマックスシリーズ(CS)のルールについてです。アドバンテージ、組み合わせや試合球場の決定方法から延長・予告先発。そして雨天中止時のケースに加え、優勝セールや胴上げ・ビールかけの有無まで、その仕組みの全てを分かりやすく整理してみました。

最近では当たり前になりましたが、クライマックスシリーズマジックという言葉もあるので、3位、4位争いも毎年熾烈です。一昔前に比べると優勝だけではないので盛り上がりという面では大きくプラス材料になっていると言えます。

ルールをしっかり押さえた上で、クライマックスシリーズ観戦を楽しみましょうね。野球通になれる豆知識情報もご紹介するので、是非合わせてチェックしてみてください。

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クライマックスシリーズ(CS)とは?

クライマックスシリーズとは、2007年から導入されたポストシーズンの名称になります。

略して「CS」と表記されることが多いですね。

アメリカ、メジャーリーグではポストシーズンとしてプレーオフというのが当たり前になっています。その手法を日本野球機構でも取り入れ2007年から実施されています。

その結果、現在ではセ・パリーグ共に3位以上になるとクライマックスシリーズに出場し、日本シリーズへの道をかけて戦うことができます。

過去の優勝チームについては、以下でまとめていますので合わせてチェックしてみて下さいね。

クライマックスシリーズの歴代優勝チーム一覧!歴史はいつから始まった?

 

アドバンテージや組み合わせのCSルールは?試合球場もチェック

クライマックスシリーズ(CS)では、「ファーストステージ」「ファイナルステージ」と2段階で日本シリーズの切符を賭けて戦います。

リーグ2位、3位のチーム同士が対戦します。これを「ファーストステージ」といいます。

そしてファーストステージの勝者チームが、1位チーム(優勝チーム)と最終決戦を行うことになっています。これが「ファイナルステージ」ですね。

ルールをそれぞれまとめますと、以下のとおりになります。

ファーストステージ

●3試合制で先に2勝した方が勝利

●引き分けあり

●勝数が同じになった場合は、2位チームが勝利

●試合球場は常に2位チームのホーム球場(本拠地)

●2試合終了時点で2勝すれば、3試合目は行われない

 

ファイナルステージ

●6試合制で先に4勝した方が勝利

●1位通過チームには1勝のアドバンテージ有り

●引き分けあり

●勝数が同じとなった場合は、1位チームが勝利

●試合球場は常に1位チームのホーム球場(本拠地)

●1位チームの引き分け以上か負け越しが決まった時点で、それ以降の試合は行われない

アドバンテージを整理すると、優勝チームに1勝のアドバンテージがあるということですね。

そして、常に上位チームのホーム球場で試合が開催されるというのも大きなアドバンテージといえるでしょう。

ホーム球場で行えるというのは非常に大きなアドバンテージです。ちょっと話が脱線しますが、2017年のペナントレースでホーム球場での勝率で面白い記事がありました。

本拠地でのホームゲームとそれ以外の試合とで大きな差があるチームもあれば、そんなに差がないチームもあるが、全てのチームが本拠地でのホームゲームの方が勝率は高い。

引用元:https://bbcrix.com/articles/69894/original

なんと、2017年のペナントレースでは、全てのチームがホーム球場で試合を開催した方が勝率が高いということです。

「全て」というのが凄いですよね。考えられる理由として、『遠征じゃないので疲れにくい』『球場に慣れている』『圧倒的な応援』といったものを挙げられていますが、納得ですよね。明確な根拠はないにしても、これだけの実績があれば、ホーム球場が有利なのは明らかといっていいかもしれません。

 

また、引き分け時には上位チームが勝利となるのも上位チームの特権となります。

3位チームでも十分に勝利できる可能性のあるルールですよね。かつて2010年のロッテは3位通過でしたが、見事クライマックスを制し、日本シリーズでも勝利をおさめ「プロ野球史上最大の下剋上」と大きな話題となりました。両リーグ共に3位チームが日本シリーズに出場したのは1度だけです。

クライマックスシリーズが導入されることによって、消化試合が減った印象ですよね。毎年3位争いは優勝を狙うペナントレースと同様に大いに盛り上がります。クライマックスシリーズの興行収入もかなりのものなのだとか。

クライマックスシリーズの興行収入や経済効果は?メリット・デメリットについて考える

 

延長や予告先発のCSルールについて

続いて、延長や予告先発の有無について確認していきましょう。

延長は12回までとなっています。そこまでに決着がつかなければ引き分けという形になります。

先ほども確認しましたが、引き分けがあるため、勝数が同じになったら、上位チームの勝利という決まりになっています。アドバンテージの一つでしたね。

ちなみに、かなりマニアックな論点かもしれませんが、引き分け時の延長については以下のように定められています。

以下、各ステージの決着(ステージの勝ち上がり)が確定した時点でコールドゲームとする。
(後攻チームがステージの勝ち上がりに王手で迎えた試合の場合)

1.延長12回表の先攻チームの攻撃が同点のまま終了した場合。(延長12回裏は行わない)
2.後攻チームが延長12回裏の攻撃をビハインドで迎え、その攻撃中に同点に追い付いた場合。
(同点となった時点でコールドゲームとする)

引用元:http://npb.jp/games/2017/info_cscl.html

つまり、勝ち抜けに王手で迎えた試合では、上位チームの引き分け以上が決まった時点でコールドゲームにする、ということです。例え12回の残りのイニングが残っていても、そこで終了になってしまいます。

かなりレアなケースになるとは思いますが、「引き分け」に関するクライマックスシリーズ独特のルールといっていいでしょうね。

また、予告先発については、パリーグのみで導入されているようです。

予告先発を巡っては、賛否がありますよね。ファンにとっては事前に先発投手が分かりますから、お目当ての投手が投げる試合を確実に見ることが出来ます。ファンサービスの一つとも言えるかもしれません。

一方で、反対する理由としては、「相手チームの先発を予想することも立派な戦略だから」という意見が多いです。野球観の違いといってもいいかもしれませんね。

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ちなみに雨天中止のCSルールは?

雨天中止となった場合には、シーズン中のゲームと同様に順延となります。ここまでは同じなのですが、クライマックスシリーズ(CS)の場合には順延できる日にちに制限を設けています。

ファーストステージでは予備日を1日、ファイナルステージでは予備日を2日設けているのですが、この予備日を超えてしまうと、それ以上は順延されないのです。

じゃあ、「それまでの勝利数が同一だった場合はどう決着をつけるの?」という話ですが、ここでも上位チームのアドバンテージが有効となり、上位チームの勝利という形になります。やはりアドバンテージは、ギリギリの時には結構効力を発揮しますね。

ちなみに、パリーグの場合は、2試合以上が中止・順延となり予備日最終日の前日までに決まらない場合には、ダブルヘッダー(1日で2試合行う)となることもルール上はありえるということです。もちろんかなりレアなケースなので、今まで実行されたことはありませんが、こんな細かいところまでルールメイクされているんですね。(セリーグではダブルヘッダーは行わない。)

 

シーズン中の雨天中止の基準などについては、以下で記しているので、気になる方は合わせてチェックしてみて下さいね。

雨天中止のルール!判断基準や再試合・払い戻しもリサーチ【プロ野球】

 

2017年CSの日程を確認しよう!

ルールを詳しく見てきましたが、2017年のクライマックスシリーズの日程も確認しておきましょう。「ファーストステージ」「ファイナルステージ」別に記載しますね。

ファーストステージ

ファーストステージは10月14日(土)から3日間です。1日予備日が設けられています。

 

<セ・リーグ>

10/14(土) 阪神 対 DeNA  14:00~ @甲子園
10/15(日) 阪神 対 DeNA  14:00~ @甲子園
10/16(月) 阪神 対 DeNA  18:00~ @甲子園
10/17(火) (予備日)

<パ・リーグ>

10/14(土) 西武 対 楽天  13:00~ @メットライフ
10/15(日) 西武 対 楽天  13:00~ @メットライフ
10/16(月) 西武 対 楽天  18:00~ @メットライフ
10/17(火) (予備日)

 

ファイナルステージ

ファイナルステージは10月18日(水)から23日(月)までの6日間です。こちらも同様に、24日(火)25日(水)が予備日として設けられています。

 

<セ・リーグ>

10/18(水) 広島 対 ファーストステージ勝者  18:00~ @マツダスタジアム
10/19(木) 広島 対 ファーストステージ勝者  18:00~ @マツダスタジアム
10/20(金) 広島 対 ファーストステージ勝者  18:00~ @マツダスタジアム
10/21(土) 広島 対 ファーストステージ勝者  13:30~ @マツダスタジアム
10/22(日) 広島 対 ファーストステージ勝者  13:30~ @マツダスタジアム
10/23(月) 広島 対 ファーストステージ勝者  18:00~ @マツダスタジアム
10/24(火) (予備日)
10/25(水) (予備日)

<パ・リーグ>

10/18(水) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 18:00~ @ヤフオクドーム
10/19(木) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 18:00~ @ヤフオクドーム
10/20(金) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 18:00~ @ヤフオクドーム
10/21(土) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 13:00~ @ヤフオクドーム
10/22(日) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 13:00~ @ヤフオクドーム
10/23(月) ソフトバンク 対 ファーストステージ勝者 18:00~ @ヤフオクドーム
10/24(火) (予備日)
10/25(水) (予備日)

いやー、今から楽しみですね。下剋上があってもおかしくないですし、短期決戦ならではのドラマが生まれることでしょう。

ちなみに、クライマックスシリーズを見るなら「スポナビライブ」がお得です。

広島と巨人の主催試合以外は全て視聴できますから、パリーグの試合は全て視聴出来ますし、セリーグに関してもファイナルステージ以外は全て視聴可能です。

スマホで簡単に視聴も出来ますし、1か月は無料で使うことが出来ますから、クライマックスシリーズ期間だけ試しにサービスを受けてみるのもオススメですよ!

スポナビライブ

 

クライマックスシリーズのその他豆知識ルール等

最後にクライマックスシリーズ(CS)に関する豆知識情報をご紹介します。ここまで知っていたら、かなりの野球通になれると思います!

シーズン中のゲーム差について

クライマックスシリーズ(CS)について細かくルールを見てきましたが、長いペナントレースで優勝したチームが日本シリーズへ行けずに、しかも3位チームが日本シリーズに出場したら、優勝チームは少し損した気持ちになりますよね。まさに例のロッテの下剋上のケースですね。

しかも、そのゲーム差が10ゲーム以上離れていることもあるので、そんな状況で負けてしまったら何ともやりきれない気持ちになるでしょう。そんなことも考慮して上位チームにはアドバンテージが設けられている訳ですが、あくまで順位のみで決定されており、シーズン中のゲーム差は関係なく与えられます

もし10ゲーム以上も離して優勝したのなら、ホーム球場で戦えるとは言え、1勝だけのアドバンテージというのは少々物足りないと感じる方も多いことでしょう。

ただ、アドバンテージを付け過ぎでしまうとすぐに試合が決まってしまう可能性があるので、興行収入等の観点からもなかなか簡単にはゲーム差を反映できないのだと思います。

そんなこともあり、中にはクライマックスシリーズ(CS)の制度自体を疑問視する声もあるようです。

そのあたりについては、以下でも紹介していますので興味のある方は合わせてチェックしてみて下さいね。

クライマックスシリーズはいらない?廃止を求める声から問題点や代替案を考察

 

リーグ順位の決定方法のルールについて

クライマックスシリーズ(CS)は、両リーグそれぞれ上位3チームが進出できると記載させて頂きましたが、もし3位と4位が同一順位だったらどうなるか気になりますよね。非常にレアなケースの一つではあるとは思いますが、絶対にありえないかというとそうではありません。

そのために以下のとおり「セ・リーグ」「パ・リーグ」毎に同一順位だった場合のルールが決められています。

※①から順に適用していきます。

 

<セ・リーグ>

①勝数が多いチーム

②直接対決の勝数が多いチーム

③前年度のシーズン順位が上位のチーム

 

<パ・リーグ>

①直接対決の勝数が多いチーム

②交流戦を除いたリーグ戦において勝率が高いチーム

③前年度のシーズン順位が上位のチーム

 

ここでも、セ・リーグとパ・リーグとで若干のルールの違いがあるんですね。

ただ、両者ともに最終的には前年度のシーズン順位が上位のチームで決着をつけるので、クライマックスシリーズ(CS)出場決定戦という試合は現状のルールでは想定されていません

 

優勝セールはあるの?

優勝セールといえば、リーグ制覇や日本一決定した際には必ず行われる印象がありますが、クライマックスシリーズ(CS)優勝って正直やるのかピンときませんよね。

結論から申し上げると、各球団によって異なりますが最近ではセールを行うことが一般的になっているようです。経済効果を考えてもやらないと損というのが正直なところなのでしょう。

過去のケースなども含めて、以下で詳しくまとめているの興味のある方はチェックしてみて下さいね。

クライマックスシリーズの優勝セールはあるの?お得な情報を見逃すな!【プロ野球】

 

胴上げやビールかけは?

ちょっと気になるのが、クライマックスシリーズ(CS)優勝で「胴上げ」や「ビールかけ」があるのか、ということですよね。

特に「胴上げ」については、見られるのか見られないのかでは、観客にとっては大分気持ちが違います。

これについては、明確なルールはなく、結論としては、両者共にチームの考え方によるという形になっています。

ただ、「胴上げ」に関しては見られないというのが一般的なようです。「ビールかけ」についても、仮にやることになってもテレビ中継はされていないようですね。

こちらも、過去のケースも含めて以下でまとめていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。チームの方針の違いが出ていて非常に面白いですよね。

クライマックスシリーズ優勝で胴上げやビールかけはあるの?【プロ野球】

 

日本シリーズのルールも先取り(おまけ)

クライマックスシリーズが終われば、いよいよ日本シリーズが始まります。

始まる前に日本シリーズのルールを先取りしておきましょう。

クライマックスシリーズとはまた異なるルールがありますから興味深いと思いますよ。

日本シリーズのルール特集!延長や引き分けから予告先発・DH制の有無まで

 

まとめ

・クライマックススシリーズ(CS)は2007年からセパ共に両リーグではじまった制度です。アメリカのメジャーで行なわれているプレーオフのようなものになります。

・クライマックスシリーズ(CS)のアドバンテージ1勝は優勝チームに与えられます。また上位チームにはホーム球場で試合を開催できる権利も与えられています。

・延長は12回までで、予告先発はパリーグのみで導入されています。

・雨天中止となり、予備日を超えてしまった場合には順延はされません。

・シーズン中のゲーム差は反映されません。あくまで3位までの上位チームが出場できます。一方で、3位と4位が同一だった場合には、直接対決の勝数や前年度の順位等が考慮されます。

・クライマックスシリーズ(CS)の優勝セールは一般的に行われることが多いですが、胴上げやビールかけはチームの方針に依るところが大きく、実施されないケースが多いようです。

・クライマックスシリーズ(CS)で3位チームが日本シリーズに出場したのは1度だけで2010年のパリーグのロッテのみ。「史上最大の下克上」を完結させた年です。やはりホーム球場の力は強く、ほとんどがリーグ優勝チームが日本シリーズに出場しています。

 

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