プロ野球も11月下旬には秋季キャンプを終えて、どの球団も本格的なシーズンオフに入っていきます。

ですが、シーズンを終えて早々に来季の契約が交わされない「戦力外通告」も10月から各球団で行われており、来季の去就が注目されている選手も多くいます。

そして、まだまだ野球をやり続けたいと思う選手のために「トライアウト」というものが存在しています。

限りなく厳しい選考にはなりますが、アピールできる最後の場として、ここに照準を合わせている選手は11月10日現在53選手もいます。

今回はその2017年「トライアウト」について、出場選手や注目の目玉選手をまとめてみました。最後にかける男達の熱い雄姿を見逃さないようにしましょう。

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2017年トライアウトの日程を確認

2017年のトライアウトは、11月15日（水）に広島のマツダスタジアムで行われることになっています。

入場料やテレビ放送など詳しい情報は以下でもまとめていますので、興味のある方は合わせてチェックしてみて下さいね。

トライアウト2017の日程情報！時間や場所、入場料にテレビ放送まで整理【プロ野球】

 

トライアウト2017出場選手一覧

ここではトライアウト2017に出場する選手の一覧を確認しましょう。

選手名	チーム名	年齢	ポジション
信楽晃史	ロッテ	26	投手
金森敬之	ロッテ	32	投手
瀬川隼郎	日本ハム	31	投手
中島彰吾	ヤクルト	25	投手
ラファエル・フェルナンデス	ヤクルト	31	投手
野村亮介	中日	24	投手
武藤祐太	中日	28	投手
金子丈	中日	24	投手
岸本淳希	中日	21	投手
塚田貴之	オリックス	24	投手
高木伴	オリックス	27	投手
片山博視	楽天	30	投手
加藤正志	元楽天	28	投手
小林寛	DeNA	28	投手
林昌範	DeNA	34	投手
柿田裕太	DeNA	25	投手
乾真大	巨人	29	投手
土田瑞起	巨人	27	投手
長江翔太	元巨人	26	投手
田面巧二郎	阪神	26	投手
岩本輝	元阪神	25	投手
西村憲	元阪神	32	投手
星野大地	ソフトバンク	24	投手
坂田将人	ソフトバンク	24	投手
東方伸友	ソフトバンク	22	投手
巽真悟	元ソフトバンク	29	投手
大隣憲司	ソフトバンク	33	投手
多田大輔	広島	21	捕手
中村亘佑	広島	26	捕手
寺島寛大	ロッテ	25	捕手
赤松幸輔	オリックス	25	捕手
松崎啄也	巨人	25	捕手
猪本健太郎	ロッテ	27	内野手
岩崎達郎	中日	33	内野手
奥浪鏡	オリックス	22	内野手
木村昇吾	西武	37	内野手
山崎憲晴	DeNA	30	内野手
川相拓也	巨人	27	内野手
坂口真規	巨人	27	内野手
脇本直人	ロッテ	21	外野手
菅原祥太	ロッテ	24	外野手
宇佐美塁大	日本ハム	23	外野手
榎本葵	ヤクルト	25	外野手
原泉	ヤクルト	25	外野手
飯原誉士	ヤクルト	34	外野手
赤坂和幸	中日	28	外野手
古本武尊	中日	26	外野手
金子将太	元ソフトバンク	21	外野手
田代将太郎	西武	27	外野手
福田将儀	楽天	25	外野手
北側倫太郎	楽天	24	外野手
松本啓二朗	DeNA	31	外野手
高橋洸	巨人	24	外野手

一覧にまとめてみると、本当に多くの選手が戦力外通告を受けたことが分かりますよね。

改めて厳しい世界というのを痛感します。。。

年齢も様々で20代前半から30代半ばの世代までいます。それぞれ経歴も違うのでですが、即戦力として期待されていた選手でも芽が出ないと思われてしまえば、年数も早いうちに「戦力外通告」を言われてしまいます。また体が資本なのでケガなどで思うようにアピールできない場合も同様です。

野球選手の平均寿命について。引退後の職業はどんな道がある？

 

ですが「トライアウト」をきっかけに違う球団へと新たに道が開ける選手もいるので、この「トライアウト」では是非後悔のない形で実力を発揮してもらいたいですよね。

トライアウトの歴代合格者（成功者）まとめ！その後の活躍を追ってみる【プロ野球】

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注目選手のご紹介

ここでは2017年トライアウトの注目の目玉選手をご紹介します。

元ソフトバンクの大隣憲司選手

2006年の希望入団枠でソフトバンクに入団しました。他の多くの球団も獲得に名乗りを上げていてアマチュア左腕としてはとても期待値の高い選手でした。

入団当初から1軍では投げていましたが、2013年には国指定の難病「黄色じん帯骨化症」を発症しその年に手術を行なっています。

病気などもあり一番活躍しなくてはいけない時期に投げることが出来なかった訳ですが、その持ち前の能力の高さはまだ健在だと思います。

どの球団も左腕は欲しい駒の一つだと思うので、大隣選手は33歳ですが、今回のトライアウトの注目左腕の一人と言ってよいと思います。

 

元ヤクルトの飯原誉士選手

飯原選手はヤクルト一筋の内外野をこなせるオールラウンドプレーヤーです。2005年にドラフト5位でありながらヤクルトに指名されました。持ち前の器用さでチームから必要とされ、レギュラー出場は少なかったものの、長い間一軍に帯同していました。

首脳陣からすればどこでも守れるて無難にこなせるという点では欲しい選手の一人だと思います。

また、チームを引っ張っていく年代でもあるので、若手選手がレギュラーに多いチームなどにいい影響を与えていくという点では必要な戦力と言えると考えます。

 

元中日の岩崎達郎選手

元ヤクルトの飯原選手と同様にベテランの域に来ている選手ですが、内外野をこなせるオールラウンドプレーヤーです。

2013年には金銭トレードで楽天に移籍しましたが、2016年に戦力外通告を受けました。2016年の中日の秋季キャンプに参加入団てテストを受け、再度契約が結ばれました。

ですが、2017年は一度も1軍に上がれず、2年連続で戦力外通告となってしまいました。高校時代には通算41本塁打を放つなど守備面が注目されがちな選手ですが、打撃も非凡なセンスがあります。

戦力外通告を2回、金銭トレードを味わっている苦労人なだけにその意地を見せてほしいですね。

 

元DeNAの柿田裕太選手

2013年のドラフト1位で横浜DeNAに入団しました。社会人の名門・日本生命から即戦力として期待されていました。ルーキーの2014年は1軍キャンプでスタートしたものの肘を故障し、2軍行きとなりました。

期待されていた投手ですが、結果1軍登板が一度もなく戦力外通告となってしまいました。

やはり即戦力として期待されていただけに、4年間で結果がでないということに球団も見切りをつけたということでしょう。

ですが、ドラフト1位で選ばれただけの潜在能力の高さはある投手です。まだ年齢も25歳という若さなので、ここからさらに一皮、二皮むければプロで投げられる投手になるはずです。

 

元巨人の川相拓也選手

巨人軍の3軍監督であった川相昌弘さんのご子息の川相拓也選手です。

ちなみに川相昌弘さんは2018年は2軍監督として指揮を執ります。やはり巨人の名ショートであった父川相昌弘さんと比べられ大変だったと思います。またプロへの入団も育成ドラフトの2位ということで、厳しいスタートでした。

育成枠でしたので、他の戦力外通告選手と比べても実戦や経験が少ないのがやや気になりますが、一度はプロの1軍の舞台に立つという思いでやってきていると思うので最後の意地を見せてほしいですよね。

 

当日の結果については、以下でも随時まとめていますので、合わせてチェックしてみて下さいね。

↓

トライアウト2017結果一覧と合格者まとめ！参加者のその後の契約も調査

 

まとめ

・2017年11月15日（水）に広島のマツダスタジアムでトライアウト2017が行なわれます。11月10日現在で参加選手は53名となっています。

・元ソフトバンク大隣憲司選手に注目。左腕が不足している球団は実績と素質十分の大隣選手に注目か!?

・トライアウトから再度プロの舞台で活躍できる選手がでてくるところも面白いところですよね。プロまで上り詰めた選手ですから、どの選手もこの戦力外の屈辱を糧に変えて意地を見せてほしいですね。

 

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